川村美術館庭園の後に近くの馬渡にある八坂神社と下総まわたし宿百観音、福星寺館跡を回ってきた。
アクロス2を撮り切ったので、フィルムをILFORDのFP4+に入れ替えた。
いやー、蚊にやられたわ。蚊。大変だった。
無論、蚊除けのスプレーもしていったのだが・・・。
川村美術館出たのが16時過ぎで、もう少し!もう少し!ということで八坂神社へ向かった。
まだ陽も暮れておらず、これなら!と思ったのだが・・・。
目次
八坂神社
到着してすぐに感じたのはこれは雰囲気あるわ・・・と思った。
少し陽が翳ってきてこの雰囲気。好きだわー。
鳥居をくぐって右側。出羽三山信仰!そして梵天!あったー。こんなところで見るとは。
平成に入ってからも出羽三山に参拝に行ったという石碑が残っていた。
すごいよなーこの時代になっても残っているというのが。後継問題とか大変そう。
左手には秩父への参拝記念碑があった。三峰信仰かと。
千葉県からあの三峯神社に行くのも大変だろうに。ましてや出羽三山というと・・・。辛すぎ。
新幹線おねいがします。
グエーと言いながら楽しみにしている自分。
なんか不思議な狛犬に感じた。土台が変わっているのかな。
この時点で蚊に襲われ始めた。じっとゆっくり見ていられない。
カメラでも撮って行くがじっとしていられない。
なかなか見事だなと。
超、役に立ってる。スマホ。電子補正みたいなのがいい。きれい。
良い雰囲気。ぱしゃぱしゃ撮ったけれど、蚊が・・・。
いやん。
下総まわたし宿百観音を探していたら迷い込んだ。これはこれで手厚く信仰されている様子だった。
下総まわたし宿百観音
あった。社殿見て右側の坂を登って、三峯神社を抜けて「出羽三山 百観音霊場 社」を右手に見て正面。左が先ほどの稲荷神社があったところ。
プーン、プーン。蚊が!蚊が!じっとしてられないどころか歩いていても蚊に襲われる。
あややと、早く見ていこうと思ったが、下総まわたし宿百観音まで辿り着けず断念。かなり暗いこともあってやめておいた。
ここは冬の昼間に来た方がいいかも・・・。夏でもせめて昼間。
無理!ここでも蚊の大群と格闘。この先が階段だったことは後で知った。
これで隠れているつもりか?頭も尻も隠していないぞ。かわいい。
福星寺館跡
蚊の大群に辟易して、最後に福星寺館跡へ。お寺さんの跡地?
ここは枝垂れ桜が有名とのことだった。
徳川家康が1615年11月に東金への鷹狩の折、ここの親寺である金光院に咲いていた枝垂れ桜をほめて、素晴らしさのあまり手をかけたところから「お手かけ桜」と呼ばれるようになり、ここに枝分けして持ってきたとか。樹齢約400年。
金光院の目の前の道が「御成街道」だ。なるほどー。
真言宗豊山派福星寺は元々は中世の城址。
千葉氏は豊臣軍の徳川家康に敗れ、家康が関東を平定し、1616年にここが建立された。廃城跡にお寺ができたというのは珍しいのだろうか。
四方が土塁で囲まれている。
土塁の上には碑が建っていた。
この上には祠があった。すぐに暗くなってきたので早めに撤収。
土塁の途中から撮ってみた。超広角でも入りきらない。
枝垂れ桜は2本ある。兄弟ザクラだとか。
足元は舗装されていて、奥には駐車場もできていたが訪れたのが17時ごろだったせいか閉まっていた。
奥に見えるのも土塁。四方囲まれている。
この門の足場が・・・石に浮いている?それとも刺さっている?どっちなんだろうか?地震とかで倒れないのだろうかと。
改めて足元を気にして見ると怖い。今にも倒れそうなんだが・・・。
いやー、ここは鴨少なかったけれど碑があっという間に暮れてきたのでこの日はこれにて解散!以後、自力で帰るように!
と、Uターンもする場所がなく、必死にバックして帰った。
なんかさー、千葉県って本当にまだまだ知らないところが多いすぎる。
ダイダラボッチ伝説とかさー。
また改めてきたいところばかりだ。全国うろうろしている暇はないぞこれは!千葉県を彷徨いている間に死んじゃいそうだ。
このあとは全く出かける機会がなく、フィルムも未現像のまま。iPhoneがあってよかった!