sd Quattro Hが発売される

SIGMA sd Quattro H 発売日決定のお知らせ|株式会社シグマ

先日、シグマからsd Quattro Hの発売が発表された。発売は12月20日。シグマから少し早いサンタがやってくる。あわてんぼうのサンタクロース♪

www.sigma-global.com

気になる値段も恐るべき安さで一般量販店で14万円ほど。

 

高画質バージョンのFOVEON Quattroセンサー(APS-H)の「H」はどうなるか。13~15万あたりになったりして。それもすごいが。

sdショック再びーFOVEON or DIE!ー - カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい

6月のsd Quattroが発売された時も値段に驚いて、その時の記事に私は13~15万とか?と予想したがズバリ当たってしまった。希望的観測だったのだがこの値段にするとは。シグマ恐るべし。

無印sdQがAPS-C FOVEONセンサーだったのが、"H"はその名の通り、少し大きなAPS-Hセンサー。

ご存知の通りAPS-Cは画角が1.5倍、APS-Hは1.3倍。

センサーの大型化により画質の向上が期待できる。

APS-HはM8で使ったことがあるが結構「おいしい」センサーなんじゃないかと思っている。

50mmなら65mmだし、35mmなら45mm。

かなりレンズの美味しいところだけ使うという感じ。

もちろんシグマの高性能レンズは周辺だって全く破綻がないのでむしろフルサイズで使いたいぐらいだ。

特にart 85mm f1.4などそうだろう。

 

ニコンにしろ、キヤノンにしろ、その恩恵にあずかれる。しかし、APS-Cだと127.5mm、110.5mm。そこそこ望遠に近い。

が、なんにせよ、この値段でHが出てきたことを歓迎したい。

奇跡の?DNG対応

何と言ってもこれには驚いた。DNGに対応するというのだ。つまりライトルームが使えるというのだ。

今まではシグマ純正のSPPというソフト以外に対応しない、X3Fと言うデータだったので画期的とも言える。

ユーザーが何度も何度も切望していたことだったと思う。

が、どうやら、DNGとX3Fは同時に記録できないのではないかと囁かれている。確かになんだか無理があるのではないかと思える。

この辺りはまだまだわからないことなので発売以降の情報を待つしかないが、DNGとX3Fどちらで撮るかと聞かれると、DNGデータを見てみないとわからないが、今の所、今まで使ってきたX3Fで撮ってしまいそうな自分もいる。

要はX3Fで撮っても純正ソフトSPPがもっと速くなれば全く問題ない話なのだけれど。DNGに対応したと言うことはまだ「遅い」のかもしれない。

ちなみにこのDNG対応は無印sdQにもファームウェアアップデートで対応すると言う。さすがシグマといったところ。

これで、dpシリーズもDNG対応になったらdp2 Quattoroで試して見たいのだけれど、どうですか?山木社長。

気になるのはデータ量

やはり一番気になるのはデータ量で、APS-CのFOVEONセンサーであるdp2 Quattroで一枚あたり約50Mある。100枚で5Gである。それがAPS-Hになると確実にデータ量は増える。

6200×4152ピクセルと、とてつもなくでかくなることは容易に想像できる。ハイスペックPCは必須だろうし、ましてやSPPが遅いとなおさらストレスが溜まるかもしれない。

しかし、それらを差し引いても得られる画質は想像以上だと思う。

着々と値が下がっている無印sd Quattro

そう考えてくると、無印sdQがとてもお買い得なのではないかと思えてきた。

レンズセットでも10万を切っている。FOVEONセンサー入門にもいいかもしれない。 

 

約96000円(2016年12月現在)

ファームでDNGにも対応してくれると言うのだから"H"の発売日12月20日にはファームアップがあるのだろう。

悩ましい無印かHかそれともdp3 Quattroか

一応無印が出た時は"H"も待ってみようと思ったがやはり悩ましい。大は小を兼ねるのか。それとも大はやはり大で持て余してしまうのか。

A3以上に引き延ばさない限り基本的にはこのMerrillから繋がる、FOVOENセンサーはあまり実用的ではないと思われる。

しかし、等倍鑑賞が楽しいとか、モニター上でも楽しいとか、ポストカードにプリントしてもやっぱり違うな・・・と実感している身としてはベイヤーセンサーとは違う楽しみ方もあると思っていてやっぱり欲しいのだ!欲しいんだよ!

ぐううむ。20日に発売されたら早速触りに行ってみよう。劇遅のAFは改善されたのかなども気になる。そして、もう一度握ってみたい。この大きさに耐えられるのかなど。

最近、dp2 Quattroの出番がないのでどんなものかと思ってチラチラdp2 Quattoroを眺めている。

最近は陽が暮れるのも早いし、日差しも少なかったりするところで撮っているので三脚がないと撮れない。

まさかISO1600に上げるつもりもさらさらないし、ISO200でもSSを1/125以下で撮る自信もない。

そして、dp3 Quattoという孤高の存在も気になっている・・・。まいったー。まいったよー。 シグマー。

 

そして、どうしても気になってくるのがこの先出るであろうと思う、フルサイズのsd Quattro "F"だ!まいったー。