シグマから出ている(出ていた?)、FOVEONセンサーのカメラは結構好きで使っていた。
残念ながら2022年9月現在FOVEONセンサー機はdp1 Quattroのみ生産している状態。
中古でも高値水準な気がする。
fpもいいなぁと思うことは思うが、FOVEON機ほど欲しいという感じではない。動画をメインにするのならいいのかもしれないと感じている。
コンパクトさはいいよね。
目次
過去に使ってきたFOVEON搭載カメラ
FOVEON機については初代DP2からQuattroまで一通り使ったか。
レンズ交換のSDは14を使っただけでその後のSDのQ、Hとかも欲しかったけれど結局買わなかった。
その後フルサイズが出るとかなんとかと聞いていたし。
それでフルサイズを心待ちにしていたんだけれど、結局のところまだ出ていない。
FOVEONセンサー好きな人はこれしかないという感じになるのでじーっと待てるのだろうなと。
一度FOVEONセンサーを使えばわかる。特にプリントするとはっきり違いが出る。
デジタルはよくハガキサイズとかにプリントしたりするけれど、それでも違いははっきりわかる。A4に出すともうそれは息を呑む感じだった。
FOVEONが足りない
実は今、FOVEONセンサー機は一個も持っていない状態でちょっと飢餓状態。FOVEONが足りてない。
中古で少し探しても結構値段がついていて驚く。それだけニッチな人気があるのだなと思う。
初代DPシリーズのFOVEONセンサーは今ほどピーキーではなく、1/30とかも平気で撮れてた。
しかし、MerrillからのFOVEONセンサーは手ブレを一切許容しない超高画質になった。
さらにISO200ぐらいまでは使えるけれど、それ以上は躊躇う。
それなら三脚を使えとカメラが言っててくる。いや、手ブレの画像が言ってくる。
モニターでなんかボヤッとした写りだなと思って等倍にすると手ブレが原因なのがほとんど。1/125でも安心できない時がある。
毎回三脚使った方がいいのではとさえ思える。
そんなピーキーなFOVEONだけれど、そろそろフルサイズが出る予定だとわかってきた。
山木社長曰く、今年にはなんとか"センサー"の試作品が作れるとか。
そこからカメラの試作品ということになるので、2023年は難しいかなとか。
そこで今はフルサイズのFOVEONカメラのを想像してみた。
画質
まず譲れないのは画質。これぞFOVEONという画質がまず優先。三脚を使わないとダメというのならそれはそれで仕方ない。
ハンドリング
できれば小型であって欲しい。SONYのRX-1のようなコンパクトさだとうれしい。
ファインダー
外付けでもいいので欲しい。dpQでなんとか覗き箱を作ってくれたがでかい。
どうしても画質の特性上、ピントを拡大してチェックしながら撮りたいのでEVFで。
レンズ
これはもう固定式に限る。これ以上の画質は望めない。
交換式なら例えばライカレンズが使えるとか、古いレンズが使えるとかそういう楽しみに残しておきたい。あ、中判、大判レンズが使えるとか楽しそうね。
画角に関しては、これは冒険したい。
50mm f2
これ。固定式で。
今まで50mmだとdp3についていた、50mm f2.8マクロがあるけれど、f2.8よりf2と思ったことは何度もあると思う。
被写界深度とかも浅くなるけれど、FOVEONにおける1段はでかい。
無論手ぶれ補正はいらない。
40mm f2マクロ
これでもいい。無敵のテーブルフォトが撮れるはず。開放値はとにかくf2を目指して欲しい。
次に90mm f2.8、35mm f2もしくはf2.8、28mm f2.8、21mm f2.8か。
開放値がデカくなると必然的にレンズも大きくなるので、どのあたりがいい塩梅なのかと思案中。メーカーの人間でもないのにさ。
f1.4になると途端に扱いづらくなる感じがあるので、f2で十分。
センサー
センサーのデータ量。これに尽きる。今やiPhone14 ProのRAWデータも70MBとかだって?
iPhone14 Proの4,800万画素カメラでProRAW撮影すると1枚75MB - iPhone Mania
100MB行く可能性もあるよな・・・。iPhoneでRAW撮影するかどうかの別れ道か。iCloud商売もウハウハか?
Quattorセンサーで5424x3616ピクセルあるので、フルサイズになると・・・・軽く6000は超えてくるだろうし。当然一般的なサイズではない。
一般的な生活をしていて、A4以上にプリントする人がどれだけいるのかというと、ほぼいないぐらいかと。
しかしFOVEONセンサーを求める層がそこにいるのも事実。ほぼいないと思われる、数%のニッチなユーザー向けのセンサー。
なので、データはすごくでかくなると思う。Quattroセンサーで約50MBなどなので100MBなどなる可能性もあるのかと。
1枚あたり100MBとなると一体・・・と想像ができない。
別に連写を求めているわけではない。
むしろ、それに求められる、PCスペックがかなりのものを必要とするのではと不安がある。
ただでさえ重い、純正ソフトだし。
物理的なセンサーの構造とか詳しくないので、営業的なセンサーの希望としては「高画質であるけれど、軽いデータ量」なのかなと。
「超絶高画質」もいいんだけれど、「超高画質」でフルサイズFOVEON、初代DPシリーズぐらいのデータ量の1枚あたり20Mぐらいのセンサーでどうか。難しいか・・・。
今のQuattroを使いづらいなと思ったのもデータ量だと思う。
手ブレとかはいいんだよ。画質も。でもやっぱりデータ量がデカすぎて扱いづらい。
2400万画素のソニーのα7をLightroomで現像して書き出しているとMacが発熱してくる。1600万画素のDfでもきついと思ってる。
やっぱり高性能なデジカメには高性能なPCが必要なのだなと実感している。
想像するのはタダよね。楽しいよね。
EVF搭載、50mm f2のフルサイズFOVEON待ってるぜ!
買ってみる?