α7を購入した理由は手持ちのMマウントレンズを使えるということが大きな理由だったので兼ねてから欲しかった、VM E-Close Focus Adapterを購入した。
やっとという感じ。
COSINA フォクトレンダー VM-E Close Focus Adapter 631908
- 出版社/メーカー: フォクトレンダー
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: Camera
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新品も中古も1000円ぐらいしか変わらなかったので新品で。
新品箱無し
ヘリコイドが重い
箱から開けて早速装着・・・の前に操作を予習。
ヘリコイドを回してみる。
お、重い。本当に重い。さらに最短に近づくとクッと重さが増すところがある。
引っかかりとまでは言わないけれど、結構重い。
動かしていたら、だんだん指が痛くなってしまうほど重いので、これはおかしいかもと思い、お店に確認。
やはり店舗においてあるものと比べてもかなり重いとのことで、交換してもらうことに。
お店からは一度開けて確認してからでも良いかと言われたのでお願いした。
その後到着したモノを触ってみたが、重いのには変わらないが、少しマシになったのと、さらに奥の方で重くなる感じもなくなっていたので、まぁこんなものかということで納得した。
ファインダーを覗きながら回すのは少し大変かも。
難しいね、ヘリコイドの感覚は。軽すぎてもダメだし重すぎてもダメ。
それに個人差もある。
装着して使ってみた
DP3 Merrillで撮ったら容赦ない。気づかなかったホコリや指紋が。
レンジファインダーレンズは最短1mのレンズが多いがこれを使うとほぼ半分の47cmぐらいまで寄れるという。
70cmのレンズは30cmぐらいまで寄れる。
Hektor 7.3cm f1.9で撮ってみた。
このレンズは最短が3.5ftなのでおおよそ1m。
最短1mぐらい。体を揺らしてピントを合わせて撮った。あー、このレンズいいわー。
アダプターを付けてみた。
かなり寄れる。ここまで寄れるかという感じ。
寄れないよりはいい
今まで最短1mで撮っていたがこれをつければかなり寄れるようになった。
寄れるからといって、私はテーブルフォトを撮るわけではないのであまり出番はないかなと思ったのも正直なところ。
「寄れないよりはいい」と言うのが使ってみた感想。
単純に寄って綺麗に撮りたいのなら一眼レフのレンズを使うか、手持ちではDP3 Merrillもある。
様々な考え方があるが、所謂、「表現の幅が広がる」ということだと思う。
もちろん寄れるようになったことでオールドレンズ特有のクセが強く出てくるので使いこなしには注意も必要かと。
他のレンズもMマウントに変換出来れば簡単に最短距離を変えることができる。
エクサクタマウントーMマウントアダプターも見つけたので欲しい。
手元にはGXRでニッコールを使うためのF-Mマウントアダプターもあるのでこれを試してみる価値があるかもしれない。
一眼レフのレンズはレンジファインダーのレンズより元々寄れるのでさらに寄れるとなるとマクロ的に使えるかもしれない。
マイクロ・ニッコール 55mm f3.5なんてどんだけ寄れるんだろう。
ただ、寄って撮るから全ての写真が良くなるというわけではないと思うので、
使い方次第、使う人次第のアダプターだと思う。
私は最短1mという縛りのおかげで楽になった口なので簡単に寄れるようになると、
すぐ寄って行ってしまう悪い癖がまた出ないよう注意したいと思った。
しかし、このアダプターを要らないと言えるほど私は意志が強いわけでもなく。
その魅力には抗えず。
ああ、α7恐るべし。1年ぐらい経ってやっと使えるようになってきた感じ。
EVFじゃなくてOVFの方がいいなぁと思うのは古い価値観なのかなぁ。
あとさー、こんなアダプターもコシナは出しているのね。
ニコンSマウントをこのClose Focus Adapterにつけられるとか旧コンタックスマウントをつけられるとか。
危険だ。危険すぎる。
ニッコールの25mm f4とかビオゴン21mm、35mm、ゾナー5cm、テッサー5cm、ゾナー85mm。
ふう。