佐倉城址公園で桜が見られると知り、見に行ってきた。佐倉城址公園は国立民族博物館のそばにある。お堀の跡なども残っていて見応えがあった。
桜は訪れた時(三月末)はまだ三分咲きぐらいだった。それでも結構混んでいた。満開の先週末から今週はかなり混んでいるんだろうな。
カメラはα7SとMeyerのプリモプラン5.8cm f1.9と中判カメラのスーパーイコンタにポジフィルムを入れた。なんかカメラ大好きみたいだな。ええ、好きですが?
先日、グーグルからNik Collectionが無料でダウンロードできるようになったので、試しにLight roomにインストールして使ってみた。使ったのはSilver Efex Pro。
桜をモノクロで。去年もモノクロだったな。
古い1930年代のレンズなのでモノクロが合う。花見に来ている人も多かった。
コブシかな。春だねぇ。
調べている時に知った。この階段。なんと戦時中ここで訓練をしていたとか。となりに階段から飛び降りている様子の写真があった。
この階段、傾斜がきつく登ることはできるが降りるのが難しい。
女性や子供が登っていたが降りるのに難儀していた。モノクロにしたら12階段なのに処刑台の13階段みたくなった・・・。
ここは何を植えてあると思い、よく見るとどうやらこのあと水を引いて菖蒲とかを咲かせるのかな。
しかし、このペタッと貼り付けたような立体感すごい。周辺のボケは酷いけれど。好きだ、プリモプラン。
プリモプランというとぐるぐるボケというイメージだけれど、案外回らない。
こういう谷になっている、傾斜しているところが多かったのは城があったからだろう。
桜は少し咲いていた。
ここ、少し奥まったところにすごく大きなコブシの木があった。
さらに近寄ってみたところ、見事なオオシマザクラがあった。あたり一面、香りでいっぱいになっていた。
この香りは・・・あ、桜餅だ。オオシマザクラを調べたら桜餅に使っている桜の葉の塩漬けの葉に使われていると読んでがってん。
このふんわりモコモコで、葉も一緒についているのがオオシマザクラの特徴。ソメイヨシノは葉がないよね。
しかし、Silver Efex Proは有料の頃って2万円ぐらいしたよね。Nik Software Complete Collectionに至っては6万だったのか。これが無料だなんて。
一心不乱に撮ってた。
距離と絞り値でボケをコントロールできるようになりたい。
切り株があったのでパチリ。スーパーイコンタ。ポジフィルムは現像中。
椿もモノクロ。VM-E Close Focus アダプターを使って寄ってみた。とても柔らかい。
ボトッと落ちてるのが椿の特徴。
コブシが多くある公園だった。
乃木神社から移築した、三逕亭。
すごいボケになってしまった。びゅん!
古くからあるようなコブシの木が多かった。
しだれ桜をハイキーで。
コブシ。見事なぐらい、モクレンがなかった。
こういうひっそりと咲いている桜が好きだな。
今回も時間がなくて1~2時間しか見られなかったけれど、なかなか面白いところだった。
下のリンク先を改めてみると全然見られなかったんだなと実感したので改めて行きたい。
佐倉城の礎石とか、兵営の便所跡とかあるようなので見たい。
もう少し園内に地図があると散策しやすいと思った。
この日に使った、フィルムはプロビア。
古いレンズとベルビアの強い発色も好きだけれど、素直な発色で好き。以前のように一本ずつ買えなくなったのは痛いなー。そろそろ現像から上がってくるので楽しみ。

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プリモプランはエクサクタマウントで最短70cm。
それをアダプターでMマウントに変換して、さらにVM-E Close Focus アダプターをつけると、30cmぐらいまで寄れるようになる。
古いレンズもα7シリーズとMマウントに変換するアダプター、VM-Close Focus アダプターで蘇るどころか今まで寄れなかったレンズが寄れるようになる。すばらしい。