LEICA M MONOCHROM TYP246とNIKKOR-S.C 5cm f1.4で鴨川市の熊野神社を撮ってきた

引き続き、LEICA M MONOCHROM TYP246とNIKKOR-S.C 5cm f1.4の写真を。白滝不動教会から同じ房総の鴨川市の熊野神社へ移動して撮ってきた。

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撮りやすいカメラだと思う。

到着して防寒対策してカメラを持ち出したら、ちょうど犬の散歩に来ていた方が参拝をしていらした。

普通に、ごく普通に参拝されていたので地域に根差した信仰なのだなぁと。結構田舎に行くとこういう光景は見かける。生活の一部としての参拝。

開放なのでかなり滲んでいる。

常夜灯の彫り物。これ開放だからね。フィルムとは大きく写りが異なる気がする。

開放は滲み系レンズかと思いきや、こういう写りをする時がある。解像度が高い。

少しホワっとしているか?でも十分すぎる。石の解像感はすごいよね。センサーがいいのかレンズがいいのか。どっちもか。

背景はそんなにグルグルにならない。全体的に滲んでいるけれど嫌な感じじゃないと思う。

一枚ベールがかかっている感じ?

アンダーに撮ってみたわけじゃなくて、単体露出計で露出を測って撮ったら、イエローフィルター噛ませていること忘れてISO400で入射式で測ってしまい、ド・アンダーになった。

実はjpgで見ると真っ黒。でも、現像で持ち上げてみたら全然平気だった。これは面白い。

1段アンダーでも全然平気だな。

ゆるゆるなトーンのつながりがすごい。

拝殿の賽銭箱と鏡餅。ひんやり、シーンとしている感じが出ていればいいなと。周辺はもう16時過ぎで薄暗い。

本殿。影の部分をどこまで出すか悩んだ。どこまでも出る感じだから。デジタルってすごいと思う。魔法のようだ。

だからこそある程度縛りを持たないとどうしたらいいのかわからなくなる。自由はそんなに簡単に扱えるものじゃない。

縛りがあるから自由が生かされるのかも。

本殿側から見た外側。下界の雰囲気。外界とも書く感じ?

左側のシャドー部分が潰れきれてない。このトーンの感じはすごいなーと思う。

小さな石祠。紙垂・御幣もかわいい。そういう対象にしか見ていないが興味はある。興味関心を持てば知識へつながるかもしれない。

少しハイライトがハレーション起こしてる?紙垂の部分とか。背景はそんなにクセが強いわけでもないか。

全部開放ね。

本宮の古い部分。若干朽ち始めている感じ。奥のハイライトが綺麗だったので撮ってみた。

うーむと唸ってしまう。飛びがちなハイライトを制すれば、このカメラはなんかすごいのかもと思う。

本宮側から出てきて撮ってみた。全体的にほわっとしている。近接付近だとほわっとあまりしないのか?フォーカスシフトとか?

無限テスト。里山っぽい感じ。周辺光量落ちがすごいな。でもこのセンサーはこういう遠景は綺麗に細やかに写ると思う。

レンズを選びそうだなとは思った。

1mあたりで撮ってみた。フレア、ハレーションが少ない。ホワっとしていない。これもレンズの特性なのかな。

ライブビューのお試し。ダブルヘリコイドの最短付近、45cmあたり。わかりやすい写りだなと。

ライブビューの液晶見ながら撮るのも辛いので、そういう撮り方はもうしないと思う。

かと言って、EVFつけて近接で撮るかというとしないと思う。何かお遊びで撮りたくなったらEVF買ってみようかなと。

わざわざレンジファインダーカメラにEVFを載せなくともいいかなと思った。

そんなに精密に撮るカメラじゃないし。

不安になったらライブビューの恩恵には預かるつもりだけれどね〜。都合よく生きるのもいい生き方よね。

最後に一枚。全体的にふわっとしているけれど、私はこの写り好きだなー。ただあとはどう扱うのかって感じかな。

鴨川のフライングライダーのところへ来た。無限遠景開放。周辺光量落ちもそのままOK。f1.4で無限で撮るからこうなるのよね。ま、いいじゃないの。

足元を撮ってみた。あれ?FOVEONみたいと思った。枯れ草が一本ずつ解像されてる。驚いちゃったなー。戦後すぐの古いレンズなのに。性能高いんだなと。そしてセンサーも。

2mぐらいの距離から。50mmはいいよね、程よいボケと立体感。50mm f1.4の世界はあるよね。

4m以上離れたかな。これも良い。うーむ気に入った。コーティングはしてあるし、クセノン 5cm f1.5とはまた違うんだろうなと。

足元の草がアートっぽいよね。私ってばついてるな。こういう場所で撮れるなんて。

思ったよりよく写っていて驚いた。もっとホワホワなのかと思ってた。やっぱりデジタルとフィルムは違うなー。

栴檀(センダン)の木。夕暮れ時でオレンジ色の空だった。逆光のせいかホワホワ。枝、幹が滲んでる。

「えだみき」さんって人がいそうね。宝塚とかに。真矢みきか。

一日が終わった。LEICA M MONOCHROM TYP246の試写も終わり。気づいたら、2時間弱で130枚も撮っていて驚いた。フィルムで36枚撮りなら3本半ぐらい?すごいペースね。

さて、この後も使ったので、このカメラの感想は別の機会に書こうと思うけれど、この時使った時の感想は、いいかもしれないという感じ。普通のM型ライカとして撮影できる。これが良いと思った。

この後も持ち出したのだけれど、さー、どうでしょうか!

CCDは古くて修理が怖い、M10Mのように4000万画素はいらないというのなら、TYP246は穴だぞ。カラーが撮れない?撮れないから持ち出す時に決めやすいと思うよ。

撮る時に悩まない。

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