三枚玉の偉大さ

2018年5月27日 更新

様々なレンズ構成があるが、どんなレンズが好きだろうか。主なレンズ構成としては、みんな大好きプラナーはガウス(ダブルガウス)型。変わり者が好きな?ゾナー型。平和主義が好きなテッサー型。広角主義者がすぐ浮かべる対称系=ビオゴン型あとはヘリアー、トポゴン、エルノスターとか?

近視用眼鏡は凹レンズ型、一枚玉。遠視用眼鏡のレンズは凸レンズ型、一枚玉。そのうち、二枚玉の眼鏡とか生まれるんだろうか。5群6枚の眼鏡とかロマンがあるな。日本のメーカーなら作れそう。どんな風に見えるのかすごく興味がある。光学に詳しい人、教えて欲しい。

虫眼鏡は凸レンズであっているんだろうか。

レンズってなんだろう?|キヤノンサイエンスラボ・キッズ

あってた。

あ、ちなみに「レンズ」の名前の由来は「レンズ豆」からね。

食べたことない。

偉大なる三枚玉

私が好きなレンズ構成としてすぐに浮かべるのは三枚玉、トリプレットレンズだ。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/df/Triplet.jpg

File:Triplet.jpg - Wikimedia Commons

見よ、この美しさ。三枚しかないのにきちんと写る。二枚だと心もとない。一枚だと過激。ああ、写るんですが一枚玉だ。

 

三枚玉、トリプレットレンズは(テーラー、)テーラーホブソンのハロルド・デニス・テーラーが1893年に発明した。

 

テーラーホブソン - Wikipedia

今まで「テーラーホブソン」って、てっきり衣服屋さんだと思ってた。どっかのお偉い人向けの仕立て屋さんみたいな。なんで衣類関係のメーカーがクセノンとかズマリットのパテント持ってんの?って。

三枚玉は何と言っても細いし、軽い。カメラ、レンズは軽くて小さいに限る。しかし、男は常に太くて大きいのに憧れている。

いい響き

トリプレット。三枚玉。なんていい響きなのか。お店で「トリプレットっていいよね」って言うだけで、こいつわかってる。これだけで通ぶれる。これだけで話が弾むが、そのあとの展開まで面倒は見ないから、自己責任でね。多分、非球面レンズまで話が持って行かれるかハイパーゴンあたりの二枚玉に持って行かれると思う。

さらに具体的に述べるのならば、「テッサーよりトリオターが好きです」だ。

お店で目の前に美品のローライ35テッサーがあって露出計が動いていて、ジャーマニーで、さらに値段が29800円とかでもね。それが漢。3群4枚のテッサーをスルーして、B35かC35を買うんだ。写りよりもロマンを買って欲しい。テッサーなんて贅沢品だ。

写りはひどい

三枚玉の写りはテッサー型に比べたらひどいね。ボケはグルグルになってしまうがピントが合った中心はすんごいシャープ。でも、クセノンとか頑張って作った割には良く写らないというレンズよりは良く写る。トリプレットなら許すって感じ。写真を見ていると、良く頑張ったねと言ってあげたくなる。

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Rolleicord I triotar 7.5cm f3.8

しかし、テッサーで良く写らないとキレる。ふざけるな!テッサーのくせして!軟弱者!と。ローライコードのトリオターもひどいボケだが、ピントはすごいシャープ。ポジと相性がいい気がした。

でも、なぜか3枚玉でも良く写るレンズがある。ライカのトリプレットエルマー90mm f4だ。なぜか不満が見当たらない。

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M6 Elmar 90mm f4(Triplet)

もちろん普通のエルマー90mm f4もとても良く写る。どっちが良く写るか?と聞かれたらどっちも変わらないと答える。ならば安い方を買った方がいいに決まってるのだろうが、何度も言うけれど趣味はコスパではない。趣味は感情でやるもの、損得勘定はしない。生産本数が少ないという理由でトリプレットエルマーの方が高い。「生産本数が少ない」「三枚玉」これだけの理由で高い方を買う理由がある。ロマンがある。

三枚玉を探してみた

メイヤーのトリオプラン。「駄メイヤー」とか言われている理由になったレンズはトリオターの後に出た、ドミプラン50mm f2.8のせいじゃないかと思う。ドミプランよりトリオプランの方が高いなんてひどい話だ。

トリオプランの100mm f2.8なんて、「ただ不思議なボケが出る」というだけで不当に高い。しかし、欲しい。万が一、道端に落ちていたら警察に届け出る。そのまま自分のものにしてはいけない。それは窃盗罪だ。占有離脱物横領罪だ。絶対に「トリオプランを探しています」なんて警察に届け出る人なんていないだろうから、半年後には晴れて私のものだ。人の道を逸れてまでレンズを手にしようとは思わない。

ツイッターで拾いました、シリアルナンバーはいくつです、どこどこ警察に届けましたってつぶやいたら本当に落とし主が見つかりそうなのでつぶや・・・

私が落としたら警察に遺失物届けを出す。ツイッター、facebookをずっと検索する。

話が逸れた。

ツァイスのトリオター。これも有名だ。私はローライコードの I型で持っている。

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しかし、シャッターが切れなくなった。OH代は25000円らしいが、今やローライコードのI型は25000~30000円ぐらいで買える。悩ましい。あとは先に述べた、ローライ35にも付いている。他にはトリオター85mm、135mmか。旧コンタックスマウントやエクサクタマウントでも存在している。ああ、Tコーティング付きなんて贅沢品は許さないから。ノンコーティングにすること。ここでも「ゾナーよりトリオターが好き」が通ぶれるのでオススメ。

あとは私も欲しい、nikkor 10.5cm T f4。通称、マウンテンニッコール。細くて軽いから、山登りに最適だよと、ライカのエルマー10.5cm f6.3のマウンテンエルマーからもらっただろと突っ込みどころ満載の名前。これも、10.5cm f2.5より相場が高い。どっかに落ちてないかな。拾ったら警察に・・・。

なんか検索していたら出てきた。シーガル。

 6万!?6万かよ!二眼レフでトリプレット。現行型。アマゾンでも売ってる。上海製?なんだろ、現行品で三枚玉って、コストダウン?って思えてしまう。購買意欲がそがれる。ま、オールドレンズでもトリプレット・エルマー以外は三枚玉はコストダウンなんだろうけれど。

ああ、これも三枚玉だった。しかもガラスレンズ。

デジタル一眼カメラアクセサリー ボディーキャップレンズ BCL-1580 (15mm F8) | 関連アクセサリー | オリンパス

これも使ったことがあるけれど、つまらない、良く写らない、どうにもならないという感じだった。なんだろね、新品で買って、三枚玉だー!あれ?良く写らない?ダメだなってなるのは。不当な扱いだな。

三枚玉はオールドレンズに限る

オールドレンズだから良く写らなくても不満はないわけで。新品レンズで良く写らなかったら許さない。

だって、新品、現行レンズは「きちんと写ること」が基準で買っているんだから。

これは別。欲しい。 

オールドレンズなんて、私のような好き者にはただの嗜好品でロマンしか言い訳が見つからない。趣味だから楽しくお金をかけたい。

なんでだろ、趣味で写真を撮っていますというと撮影も上手なんでしょという決めつけてくるのは。下手だから私は。仕事で写真を撮ったら苦痛だろうなぁといつも思っている。

三枚玉好きとして今後やるべきことは、レンズ枚数が多いレンズは極力減らし、そのお金で三枚玉レンズを増やす方法で。例えば、ライカレンズの90mmは全て手放してエルマー90mm f4トリプレットを一本にするとか。90mmなんて滅多に使わないからね。開放値もf4で十分・・・なはず。夜90mmを使う人いるのだろうか。夜撮るんだったら気合いだな。気合い。ISO400、1/8でえいって、シャッターを切る。えいって。

85mmを常用するというのも自分の撮影には考えられない。たまーに使うと楽しい。コンタックスのプラナー85mm f1.4はアリアにつけて撮ってみたい。新しいレンズだから後回しにしている。

幸い、ライカは三枚玉が一本しかないから助かってる。(助かってないよね?)軽くていいんだよ、あのレンズ。じゃあ、普通のエルマーでいいじゃんとか言わない。

問題は他のメーカーだな。トリオター、トリオプラン、などなど、いっぱいあるわ。大変だ、これは。

いつもメーカーのHPで非球面レンズ、蛍石とか、MTF曲線を見てときめいている人もたまにはレンズ枚数はどこまで減らせるのかと思いに馳せるのも悪くはないのではないだろうか。

aremo-koremo.hatenablog.com

RolleiC35の3枚玉トリオターで撮った記事