私はモノクロフィルムがメイン。カラーフィルムとの比率は9:1ぐらい。今年は10:0。
デジタルだと7:3ぐらいになるかな。
彼女の比率
モノクロはわかりやすい
昔の新聞の写真はモノクロが当然だったけれど、最近の新聞はカラーだ。
しかし、モノクロでも情報は十分得られた。
色が入っている方が情報量が多くなり、新聞紙面としての写真には向いているのかもしれない。
例えば、大雨で川が増水しているというニュースを写真付きで書く時の写真は、カラーであれば、増水している川と川の汚れ具合である、色もわかる。
モノクロ写真だと「増水している」ということしかわからない。
しかし、それで十分なのだと思う。増水しているということは伝わる。
必要最低限。
情報が増えすぎると混乱する。整理するのに時間が掛かる。
人を撮ってもモノクロの方がいいと思う
例えばモデルの女性がいる。
どんな服を着て、どんな仕草で、どんな表情でいるのか。
モノクロではその女性の本質を探す。
カラーでは本質はもちろんのこと、服の色、メイクの色、背景の色、すべての色味も整理しないといけない。
私は多くの情報を処理するのがあまり得意ではない。
というより、より少ない情報で本質に迫りたいと思っている。
モノクロフィルムは安いから
これはフィルムにしか言えないことだけれど、安いから。
もうすでに選べるほどフィルムは残っていないけれど、やはり現像代も含めて考えると、圧倒的にモノクロフィルムの方が安い。(自家現像前提で)
店頭での現像はカラーネガの方が安いか。
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あれこれ書いてきたけれど、たまにはモノクロいかが?
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