ライカとか言うモノ

ライカ。

何でしょう、このカメラ。

ライカだけで哲学になりそう。

信仰かと。

 

 

多分この二冊が聖書。

聖書が二冊もあるなんて変わった宗教だこと。(両方とも持ってるけど・・・)

ライカの何が大変って

レンズとか歴史とか

50mmだけでエルマー、ヘクトール、クセノン、ズマール、ズミタール、ズマリット、ズミクロン(沈胴、固定前期、固定後期、2nd、3rd、4th、アポ)、ズミルックス(1st、2nd、3rd、4th、asph.)f1.0のノクチルクス(1st、2nd、3rd、asph.=f0.95!)

こんなにある。ライカは嫌がらせでもしているのかと。

しかも1930年代のレンズが今でも使えると言うのが酷い。

 

こんな嫌がらせを産んだ悪人は、

マックス・ベレクオスカー・バルナックの二人ね。

この二人要注意人物。あとウォルター・マンドラーも。

この人、ズミクロンとかノクチルクスなんてもの作ったから。

多分ELCANも。90mm f1なんて作ってる。

 

「マンドラーヤバい」と覚えておきましょう。

マックス・ベレクよりテストに出ます。

ベレクは知っていてもマンドラーを知らない人が多いです。

 

レンズのヘクトールって名前、設計者のマックス・ベレクさんが飼ってた犬の名前だし。

ライカを私物化してるから。

 

でも、ベレクさんのレンズ大好き。

ズマールなんてちゃんと写っているんだか写っていなんだか。

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DIII Summar 5cm f2
 

おお、オスカー。あなたはなぜオスカーなの。

ベレクさんと"オスカー"・バルナックさんが共謀して「カメラの標準レンズは50mmな」って決めたんだよ、絶対。

しかもその時の設計が50mmじゃなくて51.6mmという。

以来、50mmレンズは51.6mmって決められちゃった。

ライカの基準が業界標準として定着した公称焦点距離50mm、実焦点距離51.6mmである

標準レンズ - Wikipedia

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ね?結構新しめのズミルックスにも「16」って彫ってある。51.6mmのことね。

でも、シグマとかはきちんと「50mm」みたいよ。

「ライカ」って社名もエルンスト・ライツのカメラだから、(Lietz camera=Leica)ライカって。安直な。

オスカー・バルナックさんはもともとツァイスで働いていたんだけれど、

体弱くて、大判カメラを担いで山登ったりするのがいやになって、

自分にあった小さくてよく写るカメラ作ろうって思って、しかもそれ売れるんじゃねって、お金持ちのエルンスト・ライツさんに相談したら、「いいよやってみな」って言われてツァイスを辞めて、初めて作ったのがウルライカ

試作品で世界に1台(現ライカ本社にある)しか無いみたい。

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Ur-+Leica+front | angel gonzales | Flickr

 

この前、すっごい値段(1億5千万だっけ?2億だっけ?)付けたのは「ヌル」ライカ。これは30台もあるらしい。(下の写真は復刻版)

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Leica 0 Series (Prototype 2) | Leica-built replica of the 19… | Flickr

ウルだかヌルだか分かりづらいけれど、撮りづらいカメラって覚えておけば間違いない。

巻き上げの時、レンズにフタしないと感光するから。ピントも目測だから。

 

ライカは元々光学器メーカーで今だと歯医者さんにもあるよ。

Details: ライカ マイクロシステムズ

治療中に確かめてみよう。痛みを我慢して。

痛かったら右手を挙げてって言われていますから、

ここは強がって右手をあげて「あひあでゅふね=ライカですね」と言いましょう。

先生、チューイン。

 

最初に出した、ライカI型Aはレンズ交換出来ないレンズ固定。

付けられているレンズも最初はアナスチグマートと次にエルマックス5cm f3.5→旧エルマー、新エルマー、ヘクトールと5種類も出してしまった。しかも5万台も売った。

 

エルマックス付きってのを見たけれど150万円だった。安すぎて怖い。多分偽物。

 

旧エルマーはガラスがゲルツ社だったけれど、

なんかケンカしたのかショット社に変えちゃった。

ああ、このショット社って今もあるよね。

ヤシコンのコンタックスレンズはショット社

日本のガラスもすごくいい。

旭硝子とかHOYA。多分、今のツァイスもこの辺使ってる。

 

旧エルマーって普通のエルマーより高値で取引されていて見た目はほとんど新エルマーと同じだから買うのが大変。

値札に旧エルマーって書いてあっても信用できないほど。

見分け方知っていても偉くなれないのにみんな見分け方知ってる。

高いから必死。

レンズ名のフォントが違うとか、鏡胴の長さだけでは判断できない、レンズ周辺のねじ切りのサイズが違うとか、果てはレンズ表面の丸みが違うとか。

なんか新手の壷販売みたい。

 

で、それを信じて買ってOHに出したら「これ新エルマーですよ」って言われてひっくり返る。

OHするまで分からないものに10万近く払う。完全に賭博。

OH代もかかってだまされた事に気づく。

でもここでクレーム付けてはダメです。

紳士の嗜みってもんです。

 

案外気にせず買って開けてみたら、「あれ?これ旧エルマーですよ」って言われる。

無欲の勝利。もしくは宝くじ当選。

 

それでOH料金はどっちも変わらないと言う。 

今よく見るライカはM型で、それより前はバルナックライカと呼んでる

バルナックさんが作ったライカだからバルナックライカ。

カメラはいつの時代も高級品、値段も半端じゃない。

ライカ1台あれば家が一軒建てられる」と言われた。例えばアサヒカメラ1939年11月号に掲載されているライカIIIaクローム+エルマー50mmF3.5の価格は820円、ライカIIIaクローム+ズマール50mmF2は1200円であった。当時小さな貸家が500円で建てられ、1000円あれば場所にもよるが東京で土地付き一軒家が購入できた。

ライカ - Wikipedia

現在の住宅事情から例えれば都内5千万円とかの家より高いってこと。

 

ねぇ、わたしのライカとあなたの家交換しない?

 

って持ちかけられても断る様に。例えボインの女性からでも。

 

今だったらIIIaとズマールのセットは10万でいいのが買えるよ。

中古フィルムライカは新品デジカメより安い。

 

ニコンD810買える値段だと中古ライカはM型とレンズは余裕で買える。

何本フィルム撮るとD810の値段になるんだろう。

この辺が価値観ってヤツですな〜。

 

ライカは新品でもライカデジタルMとズミクロン50mm f2で150万あれば買える。

あー、今のライカってめちゃくちゃ安いね。(あー、言っちゃった。)

 

1932年のライカII型(DII)はすごいから。ピントが合わせられる様になったから。

オートフォーカスカメラって宣伝したみたい。

そうだよね、目測からファインダーでピントが合わせられる様になったんだから。

多分、これも買っておかないといけないんだろうな。

 

で、距離計使っているから一眼レフみたいに寄れないから、無理矢理寄れる装置まで作った。

NOOKY(発音はヌーキーでいいみたいよ)を付けて最短1mを縮めて45cmだったかな。

こんな感じになって、

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すごい禍々しいね。こんなので撮れるんだろうか。

 

こんな風に撮れる。

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DIII Summar 5cm f2 NOOKY-HESUM(RVP)

 ええ、ポジですよ。ポジ。1930年のライカもポジが使える。

 

あとビゾフレックスなんてモノも作っちゃった。

これ簡単に言えばバルナックライカ、M型ライカにミラーボックスを乗っけるだけ。

おかしいよね。最初から一眼レフにすればいいのに。

ライカって負けず嫌いなんだろうな。

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Leica with Visoflex Macro Bellows System | Leica IIIf with V… | Flickr

ね、色々とおかしい。これ、テリート200mm f4.5かなぁ。いいなぁ。

タンバールもいいなぁ。死ぬまでに買う。 

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Leica ME with Visoflex III, 65 elmar. | Finally, can do macr… | Flickr

これがまた、M型デジタルにもつけられる。ヴィゾフレックスIII型なら。ああ、Elmar 65mm f3.5かー、これもいいよね。死ぬまでに買う。

はぁ、ビゾフレックス、これも買うしかないか。仕方ない。 

フィルムを入れるのも一苦労

バルナックライカは裏蓋が開かない。

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下の蓋が開くだけなので圧板とシャッター幕の間にフィルムを入れないといけないから、フィルムの先を10cmぐらい切らないと入らない。

その日使うフィルムをあらかじめ切っておくの。

ご丁寧に底蓋に「切れ」って書いてある。ん?だれか罫書きした?(左側)

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なんか切らないでカードとか使っていれるのもあるみたいだけれど、万が一シャッター幕に穴開けたらOH込みで幕交換5万コースね。もっとかな。

 

そうそう、この前ライカIIIa(1937年製)をOHに出したら、「この幕オリジナルですよ」って言われて。

うそー、80年前の?そんなに古いの?道理で露光ムラが出ると思った。

 

だいたい修理の職人さんは触って見るだけでどこでOHされた物か判別するからね。

腕の悪い所もあるから注意ね。

 

で、今のフィルムで先っぽが少し細くなっているあれ、バルナックライカ時代の名残。

バルナックの頃は最初から10cmぐらい細かった。

 

その後出たM型はなぜか一台目のMなのにM"3"

普通はM1とかにするのにね。

ちなみにM1もあるけれどレンジファインダーが無い。(目測ね。)

M3の3は「3つのファインダーを持つカメラ」とか言うらしい。

50mm、90mm、135mm。あれ?広角は?

メガネ付きで撮れって。ここでも嫌がらせが。

M3で35mm使う人はメガネ付きレンズを買わないといけないと言う。

もしくは外付けファインダーを買えと。

 

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ああ、いやみな感じがして、かっこいい。

こういうことする人は絶対にM4とかも持っているのにあえてこう言うことしているから注意ね。

多分性根が腐ってる。

 

ああ、そうそう、決してM3のファインダーは覗かない事。

綺麗で明るくてピントが合わせやすくて絶対に欲しくなるから。

 

あと、アクセサリーの50mmファインダー(SBOOI=ズボーイと言うらしい)もダメ。

あれは絶対にダメ。ズボーイダメ。

 

覗いたら最後、カメラないのに買ってしまうから。

このファインダーで見る世界は今、生きている世界より明るいから。

覗いていると「明るい未来が見えた」なんて言って買って行ってしまってから、

その後に訪れる未来は「ライカって言う暗い未来」だからね。

 

また買おうかな。ズボーイ。

 

で、1954年のフォトキナで発表されて「ライカM3の衝撃」なんて言われたんだけれど、

現場でバルナックライカを使っていた、プロカメラマンにライカはM3と交換しましょうと持ちかけて、渡して使ってもらうんだけれど、大不評。

デカすぎるって。

そう、バルナックに慣れているとM型はデカいんだよね。

でも、ライカは頑張った

広角用にプロから出せと言われて、M2を出す。

巷ではコストダウンモデルとか言われているけれど、これ、ジャーナリスト達にとって必要なカメラだったから作った訳で。

35mmを付けて普通に撮りたかったって言う。

 

カウンターもコストダウンで自動復元が無くなったとか言われてるけれどこっちの方が壊れないからね。

だからセルフタイマーなんて省いたの。ムダだから。

 

そしたら一番の輸出先のアメリカからセルフタイマー使って、自撮りするから?セルフタイマー付けてって言われて後から付けた。

同じくアメリカからの要望でM2のフィルム装填が難しいからM4みたいにしてと言われて、M2の装填の仕方をM4にしたM2-Rなんてのもある。

M2-RにDR ズミクロン付けたらカッコいいね。しびれるね。

 

そうそう、DRはDual Rangeね。

近接も撮れるけれど45cm~1mまでしかピントリングが回らず。

メガネを外すと1m以上回る様になるという凝っているんだか不便なんだか分からないもの。

でも、このDRズミクロンはライカ50mmの中で写りは多分一番いい。

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M3とDR ズミクロン。

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このメガネを外さないと1m~∞までピントが回らない仕組み。

 

何でも銀座にはこのメガネが良く落ちていたらしいよ。(店員さん談)

今から探しに行く人、手挙げて!

 

M2の前にM3の不満点を上げた、LIFEの写真家、ダンカンさんと、アイゼンシュタッドさんからの要望でM3D(ダンカンのD)とM3E(アイゼンシュタッドさんのE)を作ってその後、MのプロモデルのMP(今のMPじゃないよ)を出すのね。これライカ社が認めた人しか売らないって言うカメラで面接とかあったらしいよ。

書類審査の後、筆記テストして、リクルートスーツを着ていかないとダメだったんだって。(嘘です。)

 

有名なブレッソン(これ撮った人ね)はシルバーのM3は目立って仕方ないって不満があって、M3に黒いテープを貼ってた。

ライカにしてみると今までは黒も出してたけれど、これからはシルバーの方がいいでしょう?って出したのに。

 

流石に黒テープのM3を見て、

不遇に思ったのかライカはM3のブラックペイントなんて作っちゃった。

これ3000台ぐらいしかないから、未だに50万越え。

これは流石に要らねーかなと思うけれど、欲しい。

欲しいって言うのはタダ。

 

ただバルナック時代に比べて塗りが悪くてすぐに剥がれる。

中古のブラックペイントなんて地金の真鍮が出て雰囲気があるって喜んで買ってる。

やっぱり普通じゃない。

黒皮病とライカ大三元

ブラックペイントを追う人の事は黒皮病なんて言われてる。

うまい。誰が命名したんだろう。

M3、M2、M4のブラックペイントでライカ大三元ね。

あとシリアルナンバーを追いかける人も。

M4ブラックペイントの118万1千番台がいいとか。

時々ライカはライバル会社にレンズを作ってもらうことがある

これは1936年のクセノン 5cm f1.5が初めてでツァイスの天才ベルテレさんがゾナーを作っちゃって、シュナイダーもこれはやべぇと思っていた所にライカも欲しい!と言う思惑が重なって蜜月。

それでシュナイダーのトロニエさんはがんばってガウス型(プラナーが有名)からクセノンを作った。

シュナイダー製のクセノン 5cm f1.5はほんと酷い。写りは無理して作った感じがする。

開放はズマール顔負けのぽやぽや。ゴーストフレアのオンパレード。

でも当たりレンズだとちゃんと写る。この不条理。

 

この後、ズマリット5cm f1.5とズミルックス50mm f1.4をライカが作るんだけれど、レンズ構成を見るとクセノンそっくり。ずるいぞライカ。

それでもクセノンのお陰でウルトロンが出たからいいけどね。

ウルトロン欲しい。

 

あと、ライカは広角も弱くて、2.8cmのズマロン f5.6しかなかった。

当時日本はキヤノンから28mm f2.8とか出してたのにね。25mm f3.5とか。

ビオゴン21mmを横目にライカは21mmとか作れなかったから、

これもシュナイダーの名玉スーパーアンギュロン21mm f4とf3.4を提供してもらってる。

これも設計はトロニエさん。トロニエ天才。 

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M3 Super angulon 21mm f4

 

もう一本、15mm。

もうなりふり構わずツァイスにお願いしちゃった。ホロゴン15mm f8ね。

まぁ普通作れないよね。今、どれぐらいするんだろう。150万円ぐらい?

ビオゴンが「神の瞳」で、ホロゴンが「悪魔の瞳」、ちなみにテッサーは「鷹の瞳」。

 

この辺の考え方から、今でもパナソニックにライカレンズを天童市で作らせたりする傾向があるのかな。

 

傾く経営

1970年代に日本製の一眼レフにぼろ負けして経営傾いた。

まじヤバかったらしい。ライツミノルタCLなんて出す位だから。

でも当時出たM5が最高のライカだと思う。

ライカも一発逆転で出したけれど思い切りコケて作れば作る程赤字のM5。

 

そのまま傾きながらM6がM3より売れたけれど傾きは直らず。

エルメスに買われて少しマシかなと思ったら、エルメスモデルなんて出したり。

今の限定商法の始まりね。

 

このエルメスモデルをごりごり使っている人を見た事あるけれど、かっこ良かったなー。

汚いエルメスモデル。

 

あと、M8の「ホワイトモデル」とかあったんだよ。

あれはすごかった。完全に舐められてると思った。

 

で、M8出してM9でフルサイズになって「やっとライカがライカ判出した」なんて言われたのに、アレヨアレヨと言う間に殿様になった。天下取ってないけど。

 

ライツパークなんて作る程。


Leica Store Wetzlar - Leitz-Park // 世界のライカストア // ライカストア& 取扱店 - Leica Camera AG

今のライカは上手にブランディングして、レンズ一本あたりもあえて高い。

安くても普通に10万以上する。しかも10万円台のレンズ、ズマリットってすげぇいい名前なのにあんまり人気がないみたい。

50万円のズミルックスの方が人気あるみたい。

いいなー、ズマリット35mm f2.5とか欲しいなー。

 あれ?20万超えてた。いつ値上げしたんだ?

 

50mmも20万超えている!

私にレンズ買って。

 

あー、どっかにレンズ落ちてないかなー。

 

高いとアポズミクロン50mm f2 asph.で約80万。ノクチルクスf0.95で100万越え。

絶対にわざと100万円超えたんだよ。狙ってるよ。

 

つうかアポズミクロン 50mm f2、80万て。生産が全然間に合ってないらしいけれど、

これ、今、世界に何本あるんだろう。日本でも数えるぐらいしか無いんじゃないか?


アポ・ズミクロンM f2/50mm ASPH. // Mシステム レンズ // Mシステム // フォトグラフィー - Leica Camera AG

Amazonにも楽天にも無かった。敷居たけー。

 

ノクチルクス1st、f1.2なんて本数が少ないからお金があっても買えない。

職人が手で磨いた非球面レンズだからね。

メガネのレンズが薄くなったのも非球面レンズのお陰。

 

ライカはお金が幾らあっても足りない。

Leicaの綴りの読み方は自爆だから、自爆。

だから諦めも重要。

 

私もハマって、ひと財産崩した。

酷い。

病気だったね。やまい。

 

今はだいぶ良くなって来た。

良く生き残ったと思う。

振り返っても武勇伝としてもいいぐらい。

でも死ぬ時、絶対に走馬灯に照らされるのはレンズだね。

写真じゃないのが痛い。

 

ライカは使うとハマる

なぜか、ライカは使うとハマる。

なんでだろうな、あれ。使ってみるといいんだよね。

ふん、ライカなんて。って思っている人程、使った事無い。

使った事ある人はあれいいよねって言う。

 

で、完全にライカから足を洗った人はあんまり見かけない。

 

愛でるだけではハマらないと思う。

中にはコレクターと呼ばれる人たちもいるけれど、それはハマっているとは言わない。

収集しているから。完全に探しているから。別カメラも探してるから。

 

コレクションのためにマンションを買うぐらいだから。

湿度40%設定でエアコンを一年中入れておく。

 

誰も人気が無いのに室外機だけが回ってるホラーハウス。

 

時々、綺麗なライカが一杯お店に出ると、

「ああ、だれかコレクターが死んだのかな」って思うね。

遺族があんまり価値を知らずに言い値で売ったんだろうね。

願ってもないチャンス。

 

コレクターって「箱入りで未開封のM3」とか探してるから。

いくらぐらいだろう、100万ぐらいかなぁ。そんなに安くないかなぁ。

 

普通の神経でも中古カメラを買うのに気を遣うのに、

50年も60年も経った物で「箱付き未開封」なんて怖くて買えない。

腐ってるかもよ。そのライカ。

 

売る方も「『開けますか?』なんて聞かない。」って言う。

「もちろん開けないで」って言われちゃうからって。

 

だから、今、ライカを買うとしたらライカ最後のフィルムカメラMP、M7を新品で買って未開封にしておくの。

それを50年ぐらい持っていれば多分100万ぐらいにはなるかもしれない。

50年後生きていればね。賭けだね、賭け。写真じゃなくてカメラに自分の命を賭ける。

 

今、ライカレンズは高騰しているから資産価値凄いね。

多分、これからもミラーレスの影響もあって高くなって行くと思うし、品薄になると思う。

一度買ったレンズは絶対に売らない事だね。

特にオールドレンズは二度と買い戻せないから。

 

どうする?ライカ。困ったもんだねぇ。