晴れとまでいかなかったが気温25度越えの中、内房へ行ってきた。ムシムシとして暑かった。
カメラはバルナックライカDIIとElmar 3.5cm f3.5とコシナの28/35mmミニファインダー。
ランチはcafe Groveで
森の中にあるcafe GROVE。
ランチもコーヒーもデザートもとても美味しく、丁寧な接客ですごくおすすめ。そのためかいつ伺っても満席に近い。
ここを中心に内房を巡ってみた。
昨年に訪れた時の記事
プライベートビーチのような浜辺
食事を済ませた後、いつもはcafe GROVEさんに許可を得て駐車場に車を止めてそのまま浜辺に徒歩で出るのだが、今回はとても混んでいて駐車場の空き待ちが出るほどだったので、離れに止めて15分ほど歩いて浜辺へ戻ることにした。
とりあえず「絵」になる、この浜辺。
浸食が進んでいる様子なので潮見表を見ながら早めに訪れたほうがいいかもしれない。
ここ数年でなくなるかもしれない。
少し進むとこのような流木がいっぱいある。
持って帰ってメルカルで売るかい?レンズの一本ぐらい買えるぞ。
しかし「流木」というより右側の斜面が崩落しているのではないか?右側の砂の段差はおそらくそこまで波が浸食しているということだろう。1年前に来た時はなかった。
これらも右側の斜面から崩落して、波に洗われているのものと流木が絡み合っているのだと思う。
ちょっと日本離れしているというか、あんまりみない光景。
こんなに大きな木も落ちてきていた。
よく見ると右側がかなり削られている。
以前来た時はこんなに削られていなかったので浸食が進んでいる様子。
この先は木々が無くなっていたが、だんだんと潮が満ちてきた。
潮見表を見てから行ったのだが、ちょうど食後のPM1時ごろが干潮だったので1時間もするとだんだん潮が満ちてきている感じがした。
木の実がついたまま崩落してきたと思われる。
つまり、このまま行くとこの浜辺はなくなり急峻な崖になる可能性があると思う。
この先は浜が無くなっていたのでこのあたりでUターンした。
「目をつけておいた」流木と貝殻を拾いつつ戻ってきた。遠くには釣り人がいる。
新舞子海水浴場へ
となりの新舞子海水浴場へ移動した。ここでも何か拾えるかなと。
誰が刺したのか。立てたのか。
こちらは遠浅のようだけれど消波ブロックが見えた。
先のほどの浜辺と違って、こちらの方は風がそれほど強くなく、波も少しだけ穏やかだった。
また、釣り人も多くきており、クロダイやスズキが釣れるようでルアーの方が多かった。
さらに写真クラブの方々も来ていたようで初老の男性女性が一眼レフデジタルカメラで一生懸命撮影されていた。
上総湊港海浜公園へ
もう少し足を伸ばして上総湊港海浜公園へ向かった。
・上総湊港海浜公園 | 公益財団法人 富津市施設利用振興公社
ここは駐車場にかなりの野良猫がいて、餌やりをしている人もいるようで全く逃げない。
中には耳がカットされていて「避妊去勢済み」の猫もいたが、それを上回る数の子猫が多くいたので先が見えない感じを受けた。
こちらはもっと波が穏やかで撮りやすかったが、砂に足を取られて地味に疲れ始めた。
似たような構図ばかりになってしまった。でもこういうポイントがあると撮りやすいね。
ちなみに向こうの岬の上にポツンとある建物みたいなのは「東京湾観音」で、現在「平成最後の大改修中」のようだ。足場で囲われていて四角の建物に見える。
・東京湾観音 [千葉県富津市の観光名所] 行楽の安全祈願・ご休憩【無料】
振り返って房総方面を見る。白いのはテトラポットでこれから設置されるのだろうか。
防波堤では釣り人が多くいらした。ハゼなどが釣れるらしいが、他にもメバルなどが釣れるらしいのでやはりルアーの方が多かった。
だんだんと陽が暮れてきたので露出をf3.5開放で1/100程度まで開いた。
なかなかいい感じのピントとボケじゃないか〜。Elmar好きだぞ!
テトラポットの集団。なかなか非現実的な感じで良かった。これから海に設置されるのだろうか。
ぐるりと戻ってきて最後に一枚。夕方5時ごろだったがまだまだ蒸し暑かった。
バルナックライカDIIとElmar 3.5cm f3.5
f4ぐらいで最短1mを撮ってみた。柔らかいこの感じはElmarならではかと。
Summaronの3.5だともっとシャープでカチッとしている感じ。
どっちが好きかは好みだな。買って試してみないとわからないぞ!
Summaron 3.5cm f3.5で撮った記事。
このElmarはニッケルノンコートで1933年製。買って11年目。
おそらく少し曇っていると思う。レンズが小さすぎでわかりづらい。
そろそろ2回目のOHにだそうかなと。
フィルムは最近感度がISO200程度ではないかと疑っている、TRI-X。
DIIかDIIIか
悩むよね、DIIかDIIIか。どちらもブラックペイントがあって(シルバーもある)、似ているようで似ていない。
そんなにスローシャッターを使う機会は少ないと思うのでDIIでも十分だし、なんならDIIIを買い足そう。スローシャッターのために。
大いに悩もう。
外付けファインダー
板金バルナックの場合、外付けファインダーはWEISUと言いたいところだが、私のはコシナ製のミニファインダー28/35。
28mm枠と35mm枠が同時に浮かんでいるが、コーティングもしっかりされていてすごく見やすい。
このファインダーは残念ながら2008年に生産は終了していて中古のみになってしまう。
これから買いたいという人は純正の35mm外付けファインダーWEISUと値段を比較してから考えたほうがいい。それぐらい値段が上がっている。
こういうのもあるけれど現実的ではないかな・・・。
コシナ製品の生産終了後の高騰
コシナ製品は販売中は安売りされたり不人気だったりするが、販売が終わると急激に人気が出る傾向があるので注意。ツァイスイコンZMなどがいい例だと思う。
蛇足になるがコシナのフォクトレンダー 50mm f1.1などは同50mm f1.2が出たりした現在、突然生産終了になりそうなので怯えている。よって今のうちに購入したいわけだ。
いいねぇ。ノクチルクスが100万とかする中、中古で7万だ!
果たして実効感度はISO200あたりなのか?
この浜辺で撮ったが現像をミスした記事