Carl ZeissのMakro-Planar 50mm f2 ZFだ。
今はMilvusになっている。
でもかっこいいのは古い方だなと、このモデルをずっと欲しいと言っていた時期があった。
その後すぐにガン!と値上がっていって買えない値段になってしまったので、諦めていたら、突然年末にお安めに出てきた。
なんでも一気にZFレンズを放出した方がいたようでDistagonnから、Makro Planar 100mm f2とかApo Sonnar 135mm f2もぞろっとあった。それぞれ3本ずつぐらいあったりした。
あ、ミラーレスに移行したのかな・・・。
速攻買った。3本の中から一番程度いいのくださいって。
純正Fキャップがどうにもお嫌いな方だったとのことで全部ケンコー製だけれど、他は美品だと。そんなに純正キャップ嫌いだったのか。
純正キャップ、欲しいけれど探しても出てこない。
目次
スペック
重さ |
500g(実測) |
フィルター径 |
67mm |
焦点距離 |
50mm |
開放値 |
f2~f22 |
最短撮影距離 |
0.24m 1:2倍率 |
マウント |
ZF(Fマウント) |
フード |
専用フード |
レンズ構成 |
6群8枚 |
絞り羽根 |
9枚 |
発売 |
2008年 |
秤に乗せたら、ぴったり500gだった。made in Japan、すげー。
設計企画はドイツで製造が日本って読んだけれど本当なのかな。コシナのツァイスレンズは全てそうなのかな?
15mm f2.8ZMと85mm f2ZMはドイツ製だったよね。特に85mmは何本日本に入ってきたんだろう。
とりあえずのT*コーティング。これがあれば無敵よ。
紫っぽいコーティング?
後ろ玉も綺麗ねー。
絞りは9枚。10枚にしない理由があるんだろうな。ツァイスのことだから。
セットで
リアキャップと専用フード、フロントキャップはMilvusのを転用した。青いマークも嫌いじゃない。
フィルターは純正はなかったと思うのでCONTAX時代のものにしようかなとか考えたけれど、無難にニコンのNCフィルターにした。
ZFマウントだし、いいんじゃないのという発想。中古で1000円ぐらい。
リアキャップ
Touit用フロントキャップを転用した。Zeissと言えば青って感じになっちゃったな。
最近、MilvusとかTouitとか、一体何のレンズかわかんないよね・・・。Planar、Distagonでいいのに。
外観
案外大きくもない。でも小さいってほどでもない。
Lens made in Japanの刻印。
カニ爪がある。
最短、0.24mまで伸ばした状態。ヘリコイドの作りもいいと思う。しっとりしていてぬる〜ってしてる。カサカサはダメよね。
最短0.24mのハーフ倍率。コンマじゃない!カンマだ!0,24m。ツァイスって変なところにこだわりがあるというか、これが正しいと言ったら曲げない感じ。
f1.4じゃなくて、f1,4だよね。
フードの内側にはきちんと植毛されている。こういうこだわりが好き。
カメラにつけてみた
唯一持っているFマウントフィルム。NIKON Fにつけてみた。似合わね〜。
F3を手放した後に手に入ったもんだから、なんだかなーと。でもこれで撮るけれど。今更F3も高くて買えない。
ちょっとでかいな。やっぱりNIKON FはNIKKOR-S(H) Auto 5cm f2が一番似合うと思う。
やっぱりニッコールレンズの方が似合うよね。
流石にDfにははまっているかな。
ふむ、いいね!
ちょっと作例
なんか変わったか?周辺光量ぐらい?それも変わったかどうか分かりづらいレベル。なんかすごいレンズなんじゃないの?これ。
目がしばしばした。最短開放つらい。とてもピントが合う気がしない。マクロは三脚必須だろ・・・これ・・・。
柔らかめなのは当たり前ってことかな。これはf4以上に絞ってもいいかもな・・・。
プラナーf1.4の開放と違って、なんか嫌味がない感じ?素直?ボケもなだらかだし。
もう咲いちゃってた。ボケの花って3月とかよね?手前ボケもよし。奥のボケもよし。花のボケもよし。
すばらしい!お見事!
すごいわね・・・。
申し分なし。
さて、実写はいかに。
最近コシナに貢献しちゃってるな!あ、今回は中古か。