年末に買ったブロニカS用レンズのNIKKOR H 5cm F3.5を持ち出してみた。でかくて重いレンズなのでよく写りそうだ。
写ルンですで撮ったもの。S秘境やT秘境のことも書いてる。
S秘境
一枚目からびっくり。ものすごくシャープ。なんだこれーって。
どうしても画面右側は水深が深くて、流れもそこそこあって入れなかったので、ずっと壁沿いの写真になってしまうが、ファインダーのぞいている時から広ーい、なんかすごーいと一人でブツブツ言っていた。
今まではZenzanon 100mm f2.8で換算55mmぐらい。
今度は50mmなので換算28mm。すごい広く感じた。こういう「引けない」ところでの広角は重宝するなと。
ずりずり、崖に沿って歩いて言って水際限界まで来て「犬岩」を撮ろうとファインダーをのぞいたら「ちっさ!」って。
記念にと言う一枚。どこが岩でしょーか!
調べてたら「岩の向こう」からも入って来ることができるみたいだった・・・。
ちくしょう。もう一度リベンジだ!今度はハッセルのSWCでも持って行ってやろうか!
仕方なく戻り、降りて来たところをf4~5.6ぐらいでパチリと。
これも画像を見て驚いた。なんと言う解像度とシャープさなんだと。
これぞ中判って感じ?ハッとした。
周辺はあんまり気にしてない。真ん中がきっちり写ればいいんじゃない?
鋸南の水仙郷
超がつくほどの寒さと強風だったけれど負けずに撮った。
f5.6ぐらいだったと思う。どう?すごくないか?この発色と解像感。驚いた。
逆光は勝利っていうけれど全くその通りだな!
そしてこれ!もろ逆光でどうなるかなと思ったが思ったより頑張ってる。
シングルコートなのにどうよ?欲しくならないか?マルチコートの50mm f2.8も試したくなる。
この辺りは写ルンです日記でも書いたけれど「爽やかサワデ〜」と言った感じの香りでいっぱいだった。
スイセンの香りってトイレの芳香剤にはないのな!後で知った。ウチは水洗トイレなのにな!・・・ちっ。
水仙郷から上がって来た所にあった「八雲神社」から水仙郷を望む。
いい感じの逆光。うむ、気に入った!このレンズ!
神社から下りて撮った。
中判カメラに広角レンズをつけてバーンをやりたかったので、この写真を見てすごいカタルシスを得た。ふう。
しかし、逆光でちょうどよかったなー。
みかんと一緒に水仙って珍しい?このみかんはなんの種類のみかんだろう?
程よいボケだと思わない?
換算28mmっていうけれど、ボケの量の換算はどうすればいいんだろう?
なんだか調べて見るとおおよそ2段でいいのかな?
するとf4でf2ぐらいf3.5でf1.8ぐらい?f2.8の50mmなら画角は28mmでボケ量はf1.4と同じか!十分すぎるほど被写界深度が浅い!ピントが不安で寄れないわー。
で、寄ってみた。最短は30cmぐらいらしいがもう少し離れたかな?下の花にピントを合わせてみたんだが浅い。
多分f5.6ぐらい。しかも寄ったのでさらに被写界深度が浅くなってる。十分すぎる。
ギュギュッと寄ってみた。不満なし。
いや、腕が足りてないのでピント甘いか?いやいや風のせい、風のせい。ふふん!
NIKKOR H 5cm f3.5
いや、最高ね、このレンズ。フードもデカくてカッコいいし。写りもびっくり。
今度はモノクロで撮ってみたい。建物の中とかでもバーンって撮りたいレンズかな?
あと一眼レフのニコンF用のNikkor-H Auto 2.8cm f3.5とも同じレンズ構成らしいので、こちらも試してみたい。
ほんと助かるのは非Aiレンズというだけで安くなることだ。
このレンズを買った時の記事。
日本のカメラを見直している
今までライカばかり使って来たけれど、ここ最近、ニコンFやペンタックスSPなどを使ってみて見直している。
このころの日本のカメラがライカなどのレンジファインダーを駆逐して一眼レフで写真界を席巻したというのも頷ける。よく写るもの。ライカに比べて安くて。
ブロニカだって「和製ハッセル」とか「ボロニカ」とか言われているけれど、そんなことない。ブロニカはブロニカだと実感した。
どんなカメラもレンズも入り口が「和製なんとか」でもいいけれど使ってみればわかるその良さ。
一度は日本のカメラも見直してみたいと思わせるものがこのカメラにはある。もちろんハッセルも欲しいけれど。
両方欲しいんだよ!どっちもいいカメラなんだから!
このレンズについて。
そろそろ買うぞ。そろそろ。
いつ検索してもアマゾンにあるぐらいいっぱいある。きちんと整備済みを買った方がいいと思う。モルトがヘタっているとピントが合わない。75mmのHも使ってみたいね。
このフィルムも初めて使った。いつもカラーネガはISO400を狙ってPRO400Hばかりだったけれど、なかなか良かった。
いつもの。
今度はポジも使ってみたい。
アクロスみたいな高性能モノクロフィルムでも試してみたい。
ああ、フィルムがまだこんなに選べるなんてうれしいぞ。