多古町に続き、少し北上した香取市にある、姫宮神社へ向かった。
ここはGoogleマップで見る限り、秘境感が強い感じだったが?
秘境っぽさあったな。
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姫宮神社
これだ。行きからして迷いそうになったが突然、鳥居が森の中に現れる感じ。
その奥に小さな赤い祠。絵になる。
参道を歩いていくと苔やらシダやらに足を取られつつも、だんだんと祠が見えてくる。緑の中に赤い祠があるので、どこか田舎の伝承の中に出てくるような雰囲気。
ほぼ目の前に来た。なぜここにあるのか何を祀ってあるのかなど書いてあるものがない。
昭和10年に改修したという石碑が残っていた。
ころんと盃が転がっていた。でもここに人が来て何か置いて行ったりしているのだろうか。
真っ赤な祠なので、このオルソマチックフィルムは赤に感光しないため、濃い色になる。
祠から振り返って。シーンとしている。鳥の鳴き声しか聞こえない。
周囲は深い森に包まれている。深呼吸するどころか、なぜここに祠がと頭がいっぱいになる。
何か理由があって神社を建てたのだろうけれど、わからない。周囲に集落などはない。
来た山道を戻る。もちろん我々以外誰もいない。いたらいたで警戒して挨拶しまくってしまうだろうな。こんにちはー、こんにちはーって。
周辺を歩いてみたが、森、森、森、切り通し。それだけ。いや緑でいっぱい。
この先が大きな道。県道だったか。右側にはキャンプ場があり、駐車場がいっぱいになる程混んでいたが、ここ神社のあたりは人の気配はしなかった。
誰かが理由があって、この切り通しを作り、姫宮神社を作ったのだろう。
大変興味深いところだった。
神社より先にも進んでみたが、最終的には行き止まりになった。
この道は現在はおそらく、行き止まり周辺にある畑用の車が通る道なのかと思う。軽自動車が精一杯な感じ。
ここで1本、撮り切り、つぎに匝瑳市の飯高神社へ向かった。
つづき