これがかっこいいカメラだぞ。
Nikon FとNikkor-S Auto 50mm f1.4にリバーサルフィルムのプロビア100Fで大網白里を巡って撮ってきた。
果たして壊れていないのか!?きちんと写っているのか!?
コダックが値上がりすると、我が砦、富士フイルムとか言ったり。フジが値上げするともう買わないとか言ったり。
目次
スガハラガラスにて
開放だったかな。どうだ、壊れてなかった!初期不良じゃないっぽいと思った。
このレンズ、なんとも暗い写りというか、スカッと抜けてない。
こういう写り好みよ〜。なんか、くすんでる。
六社神社
カリッとな。アンダーになったな。うーむ、リバーサル!
この日は晴れで日差しも結構あった。
サニーシックスティーンで言えば、f16と1/125なのか。すると、f11で1/250、f8で1/500、f5.6で1/1000。
晴天ならf16と1/125かな。晴れだとf11と1/125かな?もう一段開けてもよかったかなと。
無論、開放。絞るほど勇気はない。暗く写った!奥はかなり暗かった。
これぐらい暗かったんだぞと言いたい。露出ミスではないと言いたい。
少なくとも壊れてないと思うぞ。いい塩梅になってよかった。
しかし、このレンズも御多分に洩れず、f1.4開放の暴れっぷり。Nikkor-S Auto 5.8cm f1.4も開放だとこんな感じだったと思う。
多分出た目より少しアンダーに撮ってるかも。というのも、向こうがかなり明るくて輝度差がすごかったから。結果的にオーライ。ナイス。
開放でもここまで離れるときついボケにならないのかな。
本当ここだけかなり暗かった。ISO100でf1.4の1/30~1/125ぐらい。f3.5じゃなくてよかったな!
六社神社。この道の奥に鎮座している赤い社は緑とのコントラストで気分が盛り上がった。
すばらしい。
この社周りだけ切り開いた感じ。光が当たっていい感じ。
ポジだとこう言うふうに影が影に写るのでいい。ネガだとラティチュードがあってもっと柔らかい感じになるかなと。
この朱色は何色って決まっているんだろうか。特別な色の名前とかありそう。
神社でこう言うふうに座り込んでいる人がいたら境内に入りづらいわな。何か見つけたのだろうか。
開放なので、白いシャツの部分がハロってる。滲んでしまっていて、ベルトとシャツの境界が曖昧になってる。
でも、拡大したら解像しているのかもね。
六社神社周辺
切り通しから出て、少し下ったところにあった。畑が多かったのでそれらの機材かなと。
f2.8ぐらいか。
ここは民家なのかお店なのかわからない感じのところだった。ワンコたちが出迎えてくれたがノーリードで少し怖かったな。
f4。渋い。渋い色。なんか黄色みがある?
葡萄のハウスだったけれど、少し実がなり始めていた。
多分ね、f4の1/1000とか。
一段アンダーとか思ってやったら本当にアンダーになってしまった。
カシワバアジサイは結構好き。目に留まる感じがする。
雷電神社
開放で。しっとりしているのは本当に濡れていたからかも?しっとりした写りじゃないと思うぞ。
鳥居をくぐるといい雰囲気の参道。
丘と言うか、山の上に神社があって、参道は切り通しのようになっている。
スポットのような光が差し込んでいた。明暗差があるところはポジ難しいね。
奥に鳥居、右側は丘の下で民家が広がっている。
スポットライトのところで測光したら、シャドウ部と2段も違うの。怖い。
こう言うスポットが多かった。露出はスポットに合わせたつもり。
原版で見ると綺麗に出ているんだけれど、こうやってスキャンしてデジタル化するとハイライトが飛んでしまう感じになって、どうしたらいいのかと。
お店スキャンすごいな。今度お願いしてみたい。
本当に暗くて、f1.4の1/15とか1/8とかだったかも。それを1/30でアンダー!とかカッコつけたら酷いことになった。怖い。
電気が通っていたりときちんと整備されている感じではある。見た感じの雰囲気よりも人の手が入っている。
なんか油絵みたいな感じになってしまったな。このレンズの開放でリバーサルは初めてか。
急な階段を下ると外に出られる。鎮守の森とか言うけれど、迷い込む感じ。
開放で中心しかきちんと写っていないのも雰囲気出てるわね。
熊野神社
雷電神社の後に、八幡神社に向かったんだけれど、途中雰囲気の良い鳥居が見えたので寄ってみた。
日本の夏、キンチョーの夏って感じね。今度はあの鳥居の中に入ってみたい。
八幡神社周辺
結局、八幡神社は苦労して社殿まで行ったが、なんて言うか見どころもなく。ただただ、行くのが大変な神社だった。歩いていったら大変な目に遭うぞ。
周辺の切り通しを歩いてみた。
切り通しにカーブミラー。現役かよ!って。
ハイライトが飛ばないようにすると黒潰れギリギリ。スキャン難しい。
あ、ここ、上のカーブミラーのところを復路に撮ったんだ。同じところを撮っても光の入り方でこんなに変わるのか。
足元は濡れて滑りやすかった。梅雨時に切り通しはなんか怖い。
光の入ったところのトーンは古いレンズって感じ。モヤってる?
1960年代のf1.4の50mmってやっぱりまだ無理があったのか、周辺がキツキツね。
でもそう言うのが好きなんだけれど。
砂田(いさごだ)隧道
砂田、これで「いさごだ」って読むんだから厳しい。
バコンと四角くくり抜かれている感じの隧道は珍しい気もする。右の脇道は上がるだけにしたが、先に行くと結構な藪道みたい。
Nikon FとNikkor-S Auto 50mm f1.4
さて、買って試写してみた結果だけれど、フィルムが戻ってきて最初に思ったのが、壊れてる?と思った。
でも、よくよく見たら、明るいところで撮っているものは明るく、暗いところで撮ったものは暗く撮れていて、暗いところで反射式で測光していたら、もっと明るく撮れていたと思うけれど、入射式だったので、そのままの明るさで撮れたのかなと。
入射式露出計を一個持っているといろいろ勉強になる。
ただ、なんだかこれだと試写にならないのかなとも思えたので、モノクロネガでもう1本撮ってみたい。
操作はもちろん今まで持っていたNikon Fと全く変わらないが、感触はこっちの方が柔らかい感じで、シャッター音も柔らかい感じがする。
巻き上げも柔らかい。ゴリゴリ感はない。そう言う個体差みたいなのはすごく感じる。
Nikkor-S Auto 50mm f1.4は久しぶりなのとリバーサルフィルムは初めて使ってみた。開放はボケボケ。f2ぐらいからがいいのかなとか。
Nikkor-S Auto 5cm f2の開放f2で撮るのと、Nikkor-S Auto 50mm f1.4のf2で撮るのでは違いがあるのかどうか。
絶対的に5cm f2の方がバランスはいい。f1.4はやっぱり重い。室内とか何か理由がある時はf1.4。室外ならf2で十分だと思う。
そう言う意味では2本必要なのね?ただし、Nikkor-S Auto 5.8cm f1.4もあるからな・・・。3本必要よね。
結局、この3本を残しているが、50mm f1.4はいらないか?とかなんとか。
今度、5.8cmを使ってみて考えよう。50mmと58mmの違いはあるのか、どうか。
やっぱりNikon Fは好き。でもF2も欲しい。今度はアイレベルで欲しい。チタンとかさ!
あとは同じ光学マークのシルバーとかも欲しいわねぇ。大変ねぇ。
Nikonはこれであがり?