私は絞り値の値で写真の雰囲気は大きく変わってくると思っている。
写真の構成はピント、露出、構図と言われているが、
私はピントは意思、構図は意図だと思う。
その中でも露出、とりわけ絞り値の変化による撮影意図の変化は写真を構成するにあたって大きな要素だと思う。
モテる3つの要素。気になる。
どんなレンズでも絞り開放にすればどーんとそれなりに見映えする
絞り開放写真からのステップアップ - カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい
特に大口径と言われる、f1.4より明るいレンズなら尚更だ。
浅いピント、大きなボケ、これだけで見栄えが良くなった気がする。
しかし大口径のレンズの絞り開放ほど扱いが難しいことはないと思う。
この写真だってなんだかダイナミックに見えるけれどアップに耐えられるギリギリ。
背景の光源とススキのボケ方、ボケの部分をどれぐらいにするのかを想像しながら撮る。
無限ピントにするのか、手前にピントを置くのかで全く違ってくると思うし、
この写真のように真ん中寄りに置くと手前のボケも出てくる。
難しい。
暗くなれば開くしかないし、
そもそも暗がりで風景を見たときに全面にピントがくる感じは私はしない。
ピントは浅い。
だから暗いところでは絞りを開ける。
露出の問題(暗がりなど)で絞り値をf1.2とかf1.4に開くのはわかるが、
日中、明るいのに絞り値をf2とかで撮るのは理由が必要だと思う。
被写体に寄れば確実にボケるが距離、絞り値はボケ量の扱いという意味では相当重要なことだと思う。
ピントをきちんと合わせのはもちろん(外す技術もあるとは思うが。)、
その背景となるボケ、アウトフォーカス部分にも気を使ってみるのも必要なのではないか。
以下、絞り値によるボケの変化
f1.2(開放)
f2
f2.8
f4
f5.6
f8
f11
f16(最小絞り)
f1.2開放はわけわからない感じ。レンズのスペックに惑わされてる。
f4ぐらいから後ろの背景「わかめ」が見えて来る。(うそです。)
f5.6以上に絞ると私が撮影した時に見ていた感じに一番近い。
あなたはどれがいいと思いますか?
物語に背景は必要だと思っている。
うわ、自分で言っておいてすごい名言だなこれ。
これメモ。メモ。永久保存版。
うふふ。うふふふ。
ブロックメモって使い切ったことないなー。