このエントリで中古オススメみたいな事を書いたが、実際に使ってみて感じた事を書いてみる。
1、思っていたより高画質。
これには少し驚いた。NEX-5(2010年)からのPEN(2012年)への買い替えだったがNEX-5よりかなり画質が良かった。APS-Cとマイクロフォーサーズの違いがあるけれど、デジタルはほんと日進月歩なのか、メーカーの違いなのか。2014年モデルを進んで買う必要性は少ないかと・・・。同じものを撮って並べてみないと分からないと思う。
撮影データ;Aモード、OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 II R / ISO2500 / 24mm f4.5
EXIFみてびっくり、ISO2500ってこんなにきれいに写るんだ・・・。
2、小さい、軽いが持ちやすい。
初めて触った時感じた。ちっさ。軽っ!
カタログによると、110.5mm(W)× 63.7mm(H)× 38.2mm(D)
大きさはわかりずらいのでこんな感じ。(余計に分かりづらいか)
薄くても上手い具合にグリップするので特に持ちづらいと感じた事は無い。
フィルム一眼レフNikon Fと比べて。流石にNikon Fでかすぎ。
重さは約325g(付属充電池およびメモリーカード含む)約279g(本体のみ)
キットレンズが114gとこれまた軽い。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R|オリンパス
合計500g以下。
EVF32gをつけても500g程度。
大きさ、重さは現行モデルE-PL6と変わらない。
3、ボタン類が使いづらい=機能が使いづらい
PENはボディが薄くて小さい分、ちょっとボタンとかが小さくて、そして多すぎて使いづらい。メニューも使いづらい。
高機能すぎて、普段MFカメラを使っている私には「顔認識AF」とかは使い勝手が悪い事この上ない。全機能の30%ぐらいしか使えていない気がする。
タッチパネルは尚更分かりづらい。説明書を読んでも中々たどり着かない。
あと、アートフィルター。全く必要ないし一度も使った事無い。
加工はスマホで充分。みんなどんな時に使っているんだろう。
多分一度遊びで使ってフーンってなって使わなくなると思う。
どうしたオリンパス!ハーフサイズカメラのPenがあんなに良かったのに!と言いたくなるほど一杯小さいボタンがあって使いづらい。
これはコンシューマーモデル、エントリーモデルには致命傷じゃないか?
もっとシャッターボタン、P,S,A,M,動画だけのダイヤルだけと言うわけにはいかないか?
iAutoなんて・・・。微妙すぎる。Pでいいでしょ。
動画ボタンも分かりづらく、右手親指で間違って動画ボタンを押してしまうことがある。
このUIずっと続いているのだろうけれど、誰が考えた!?
あともっと酷いのがキットズームレンズのロック。
電源入れてもすぐに撮れない。ズームレンズのロックを解除しないといけない。
めんどくさい。
このカメラに求めるものは「気軽さ」なのでさっと出してぱっと撮らせて欲しい。
キットレンズはパンケーキレンズにした方がいいと思った。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8|オリンパス
OLYMPUS パンケーキレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 シルバー
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 1人 クリック: 270回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
LUMIX G 14mm|交換レンズ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
Panasonic マイクロフォーサーズ用 14mm F2.5 単焦点 広角パンケーキレンズ G ASPH. H-H014
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 付属品
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
4、交換レンズが豊富
マイクロフォーサーズ対応レンズは一気に増えた感じがある。
純正レンズ群
パナソニックのレンズ群
交換レンズ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
サードパーティからも豊富に出ている。
コシナからはマニアックなf0.95のMFレンズ群もある。
ノクトン17.5F0.95BK COSINA NOKTON フォクト Micro Four Thirds 17.5mm F0.95 17.5F0.95BK
- 出版社/メーカー: コシナ
- 発売日: 2012/04/29
- メディア: Camera
- クリック: 57回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
17.5mm=35mmの準広角レンズ。
COSINA NOKTON 25mm F0.95 Micro Four Thirds マウント 232013
- 出版社/メーカー: コシナ
- 発売日: 2010/11/25
- メディア: Camera
- 購入: 1人 クリック: 210回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
25mm=50mmの標準。
COSINA 単焦点レンズ フォクトレンダー NOKTON 42.5mm F0.95Micro Four Thirds 232037
- 出版社/メーカー: コシナ
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
42.5mm=85mmの中望遠。
コシナは上手い所ついていると思う。作りもいいし写りも個性的で抜群にいい。
ほんといつかは使いたい。
パナソニックのNocticorn 42.5mm f1.2も悩ましい。
Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S. H-NS043
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2014/02/13
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
更にマウントアダプターを使えばほとんど全てのマウント、オールドレンズに対応する。
その数、無限に等しい。
レンズ遊びでCマウントやら、Dマウントのアンジェニューとか面白そうだよね。
5、総じてコスパ最強、型落ち万歳。
この値段でこれだけの高機能、高画質なのに不満を言ったら罰が当たるよとさえ思う。
この値段のままでいいから、もっと機能を落としてもいいぐらい。(というか、要らないものが多すぎる。)
先の記事でも書いたけれど、一つ型落ちで買うと凄いコストパフォーマンスを発揮する。
動画も不満が無い。
AFも使いこなせれば万能。
センサーも上位機種(OM-D)のものが使われていたりと画質では不満が見当たらない。
E-PL6には入っている、「電子水準器機能」がないのが不満と言ったら不満かな。
水準器があるカメラを使うと不便に感じる。水平が取れるとほんと気持ちいい。
このカメラはカジュアルにパッと持ち出してさっと撮る。
三脚も使わない。
キズが付くのを気にせずガシガシ撮る。
それが似合っている。
家族を撮るも良し、お散歩カメラにするも良し、コンデジ代わりに使ってもいい。(スマホがあればいいか。)スマホで満足できなくて、もうちょっと高画質にしたい。ボケを楽しみたい、写真を趣味にやってみたいと言う人の一台目にはソニーのαシリーズ、パナソニックのGF、GXと並んで最適解だと思う。
ニコン1や、キャノンMなどは好みの問題かと。(個人的には全くノーマーク。)
一眼レフは重たいのでもっと撮りたいと目的がはっきりしたら選んでもいいと思う。
あとは重要なのは外観が好みかどうか。
かっこいい、かわいい、重要だと思う。持って歩くだけでうれしいとか。
PEN E-PL5、今でも買いだと思う。お手頃高画質カメラと言った感じ。
中古なり新品なりどちらも自分なりの使い方とお財布と相談して選んでいいと思う。
OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN Lite E-PL5 ダブルズームキット ブラック E-PL5 DZKIT BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る