磁場逆転期の地層を見てきたーチバニアンー

最近、「チバニアン」とニュースで聞いたことはないだろうか。千葉県市原市の養老川沿いに地球の磁場が逆転していた時期を示す地層がある。

その時期は77万年前。その時期が「千葉時代=チバニアン(ラテン語)」と名付けられるかもしれないのだ。

もう二箇所分かる場所がイタリアにはあって三箇所で競っているという。

2016年の秋に選ばれると「国際標準模式層断面」となり「ゴールデンスパイク」と言う杭が打ち込まれる。

もちろんその時代を表す場所としては世界で一箇所。

世界でもまだ65箇所しかゴールデンスパイクは打ち込まれていないというから、世界遺産どころではないかも。

地球の磁場逆転は簡単に言うと今はN極が北でS極が南だけれど、それが逆だったということ。最後に逆転したのは77万年前。

過去360万年の間に11回は逆転し、現在では、2つの逆磁極期があったことが判明している。約500万年前から約400万年前の逆転期は、「ギルバート」と名づけられ、258万年前から78万年前の逆転期は「松山」と名づけられている。なお、国立極地研究所らの研究によれば、より精密な年代決定を行った結果、最後の磁気逆転の時期は約77万年前と報告されている[1][2]

地磁気逆転 - Wikipedia

なぜ地球が磁石なのかはよくわかっていないらしい。そういえばなんでだろうね。

磁場が変わると生き物にはどんな影響があるんだろうか。渡り鳥とか帰れなくなるとか?人間にはどんな影響があるんだろう。何か感じるんだろうか。

北極星が北じゃなくなるってこと??南?ううむ。北斗七星は北じゃなかった?

カメラを買うと私には死兆星が見えるぞ!

場所

場所は千葉県市原市田淵。まずは田淵会館(住所、市原市田淵1165)を目指す。小湊鉄道の月崎駅から2km。

田淵会館から徒歩で行く。

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いきなり日本とイタリアの国旗。両国で争っているからか。

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専門用語の英語ばかりで、何書いてあるのか全然わからなかった。

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Chiba sectionである。

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のどかだ。住宅もある。

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だんだん、何もなくなってくる。

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なんでこんなところが舗装されているんだろうって思った。右隣は畑だった。

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「地球磁場逆転期の地層」の案内。もうすぐか?

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これは・・・地層の研究のためだけに舗装したのか?しかし、先が見えない・・・。

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開けた。

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注意。

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気持ち良さげ。

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長靴必要。すべて自己責任。

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靴下が野ざらしに・・・これが長靴を持たなかった人の末路か・・・自己責任。

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見るからに何かありそう。

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きつい傾斜を降りると、こっちと。「白眉凝灰岩層」と言うらしい。

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降りてみた。養老川。ここまで誰もすれ違わなかったし、誰も来なかった。

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足元に注意しながら歩く。実は全然知られていない?

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開けた。ここらしい。

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左側を振り返るとこの上らしい。

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ちょっと足元が緩かったが楽勝。赤色の杭が打ち込まれている。奥の赤と黄色と緑が今回の地層。

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雨水のせいか、濡れていて、地層が見えなかったが、説明によると赤色は磁場が反転していた時期で黄色が過渡期で、緑が現在の磁場。

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Byk-Eは赤色の杭の時代。磁場が逆転していたらしいが、素人にはわかりづらかった。

しかし、77万年前か・・・。方位磁石あったのか・・・PCモニターで初めて気づいた。試してみたかったー。

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帰り道、少し水遊び。比較的浅いところが続く。

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この日のカメラ。M6と今、噂の?ズマロン2.8cm f5.6とFOMAPAN400。

あと、コシナの28/35mmの外付けファインダー。これがよく見えていい。

装備など

地層全体を引いて見るのなら長靴は必須。川に至るまでは舗装路なのでスニーカーでもいいが、途中からはトレッキングシューズじゃないと厳しい。

女性をデートに連れて行って、磁場がどうのと言う前に女性のハイヒールを脱がせろ。骨折するぞ。トレッキングシューズぐらい買って差し上げろ。

川辺は滑りやすい。当然、増水していたら入らないほうがいいと思う。

河童の川流れどころじゃない。弘法だって溺れる。

新聞の一面を飾りたくなければ絶対に避けるべき。水気に関してはこの日はメレルのカメレオンでゴアテックスに頼ったが問題なかった。

少し水遊びしても涼しくていいかも。ただ、田淵会館からここに至るまでは500mぐらいだけれど、勾配があって少々ハード。子供なら小学生ぐらいにならないときついかも。

カメラはたすき掛けにすべし。結構落としそう、ぶつけそう。

もちろんトイレもないので女性は注意。あとゲリらーも。トイレットペーパーを持って行くのも手。誰もいないから平気だと思うぞ。

2016年の秋に「チバニアン」と決定したら大フィーバーになる可能性がある(のか・・・?)ので行くなら夏までに行ったほうがいいかな。「チバニアンまんじゅう」が楽しみだ。

馳文部大臣発案の「人生一発逆転まんじゅう」はネーミングセンスがない。やるなら、「地層せんべい」だな。せんべいを地層のように重ねて焼く。またはN極とS極の逆を指す磁石。(実のところ、磁石にプリントする文字を逆にするだけ。)

ゆるキャラは「千葉ニャン」で猫っぽいやつで三毛猫にして三層の地層のような毛並みにする。頭に方位磁石をつけてクルクル回っている。タケコプターのように。

または「写ルンですチバニアン」パッケージが地層。ストラップに方位磁石。

一度は地球の磁力を感じてみないか。 

 

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