読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

写真として成立しているか

写真として成立しているかどうかと考える時がある。

構図とか決定的瞬間とかではなくて、カメラ、レンズに撮らされていないか。

生理中成立 feat. Show The No.1, INDARA, MC鈴木DX

生理中成立 feat. Show The No.1, INDARA, MC鈴木DX

 

 え? 

大口径レンズの難しさ

写真を写真たるものにしているのは「現実感」だと私は考えていて、

なんだこれ?と考えさせる写真はあまり好みではなくて、パッと見てすぐにわかる写真が好き。

大口径レンズはこの現実感を薄めてしまう可能性がある。

特に絞りを開いた時。

f:id:aremo-koremo:20150927191721j:plain

M6 Summilux 75mm f1.4

 

失敗。寄りすぎ、ボケ過ぎ。何を撮りたかったのか伝わらない。

 

f1.2や、f1.4の時、日中、開放最短で撮った写真はピントがほんの少ししかなくて、周辺は強くボケてしまう。

被写体が浮かび上がるので簡単に撮影意図が伝わってくるが、現実味がない。

もちろん、それが作風だと考えて撮っていることを決して否定しない。

しかし、私が求める「現実感」からは遠くかけ離れている。

 

上記の写真が撮れる理由として、カメラの機能が高くなって、高速シャッターが切れるようになったということも大きい。

f1.2でも日中ISOを100などに設定すれば撮れるのだろう。

且つ、オーバー気味を好んでいるのならちょうどいいのだと思う。

f:id:aremo-koremo:20150927191252j:plain

FM3a Planar 50mm f1.4

 

本当に申し訳ない。ごめんなさいプラナー様。

あなたは玉ボケに生きて玉ボケに死んだ。

私の目は日中、そんなに浅いピントにはなっていない。 

全体にピントが来ているように目に見えている。

なので、50mmでも普通にf8、f11に絞る。

回析現象?ぱっと見分からないので気にしてない。

広角なら当然絞る。(当然という決めつけも気をつけたい)

 

よーく見てみると少しボケているかなという程度。

つまり、寄っていくと被写界深度が浅くなるのは当然。

50mmで40cmでもf8で撮る。それで十分ボケる。

これがf2とかになるとボケすぎてよく分からない。

そう見えていない写真になってしまうので、避けている。

注視した画角と言われている、中望遠の85mmや90mmでも絞りたい。

 

絞りを開けるには理由があるはず。

 

ボカしたい。(ぼかす理由は?)

柔らかい写りにしたい。

被写体を浮かび上がらせたいなど。

 

理由もなく絞りを開けるのは現実味がなくなるから避けている。

大口径レンズのボケが見たいという理由で日中からボカして遊ぶ時はあるけれど、だいたい、二段ぐらい絞る。

絞り値を考えて撮る必要があると思う。

 

そのレンズでしか撮れない写真があると書いたけれど、それは特殊な状況であって、普通の状況ではない。

aremo-koremo.hatenablog.com

特殊な状況であることはそのレンズを利用する意図が生まれるので必要になる。

 

それ以外では必要のないレンズ。

私が撮るのは日差しが出ている時が多いので開放がf3.5でも十分。f8~11に絞るから。

開くとしてもf4~5.6。

レンジファインダーレンズは最短が1mのことが多いので、

この辺りの絞り値が最適解な気がする。

一眼レフ用のレンズは最短40cmなどでかなりボケるので注意が必要だと思う。

 

オールドレンズの罠

オールドレンズは周辺光量が落ちたり、ボケが個性的(汚い?)だったりするので、それを楽しんで撮ることもあるが、それはさらに現実味をなくす。

オールドレンズは使いこなしが難しいと思う。

おお、周辺光量が落ちている〜、見てみて、このボケ〜、グルグルだよー。と言っているのは遊んでいることと変わりない。

もちろん、私もそれで遊んでいる。

f:id:aremo-koremo:20150927194135j:plain

M3 Summar 5cm f2

わ、面白い。・・・それで?

 

先にも述べた、オールドレンズの大口径レンズは特にその傾向が強い。

結果、何を撮ったのかわからないという写真を量産することになるので注意している。

 

完璧なレンズの罠

ゴースト、フレアを忌み嫌い、収差がある!と、重箱の隅をつつく。

新しいレンズほどゴースト、フレア、収差が少ない。

しかし、自分で見ている世界はそんなにゴースト、フレアがないのか?

逆光でよーくみてみると、視界にゴースト、フレアが見えていると思う。

「眩しい」という感覚。

それを無くして、綺麗に撮れたというのを目指すのが全てなのか。

 

私は必要量のゴースト、フレアは出ても仕方がないと考える。

それをコントロールするのが撮り手の方の問題で、ゴースト、フレアが出るレンズは性能が低いので買う価値がないというのは早計でまずは撮り手である、自分の技術、センスを疑うのが先だと思う。

 

機材が全てではない。

まずは自分の技量、センスを疑うことから始めるべきだ。

何をどう撮りたいのか。

何をどう撮りたいのか。撮るものが決まれば、必要なカメラ、レンズが出てくるはず。

デジタルなのかフィルムなのか。

広角レンズなのか、中望遠レンズなのか。

現代的な写りをするレンズなのか、オールドレンズなのか。

 

少なくとも、写真を趣味にしている限り、観光写真ばかり撮るわけではないと思う。

こだわりがあるはず。

そのこだわりを強く持つことが必要だと思う。

私のこだわりは現実感と小さな笑い。

f:id:aremo-koremo:20151006171252j:plain

M3 Elmar 90mm f4(Tripret)

 

あなたの写真は写真として成立しているか?

 

さー、ビオゴン!ビオター!プリモプラン!エクサクタ!コンタックス!

レンズ、カメラ、いっぱい買うぞーい!

え?必要かって?いやいや、欲しいんだって!