M2とNIKKOR S.C 5cm f1.4を持って多古町の三社神社へ行ってきた。
フィルムの残りは20枚ぐらいあったかな。
フィルムはここからの続き
フィルムはILFORD FP4+
ランチはいつも多古町方面に行くときに通りかかって、気になっていた「末廣農場」で。
ちょっと道の駅っぽい感じ。
末廣農場は三菱財閥の岩崎家が経営していた農場のこと。
小岩井農場も岩崎家=三菱。お、キリンビールも三菱なのか。
岩崎久弥は東洋文庫も設立してる。繋がるなー。上野にも旧岩崎邸とかあるね。
この前行ってきたし。
岩崎久弥(1865-1955)は戦中〜戦後を過ごしているので財閥解体を受け、末廣農場別宅で過ごしている。この末廣農場の隣に旧岩崎家末廣別邸もある。こちらは紅葉の頃にまた来ようと思っている。
末廣ダイヤモンドポーク定食を注文。1300円。安いわ。養豚は千葉県の産業で、特にダイヤモンドポークはチバザポークのひとつ。
「恋する豚」もチバザポークの一つで、こっちも候補に入れていたが、お値段見て挫折。約2200円〜。すごい値上がりしてしまった。以前は1300円ぐらいだった記憶・・・行くタイミングを失ったかも・・・。
ともあれ、ダイヤモンドポークはとても美味しかった。甘味が特徴かな?ジューシーだし柔らかい。あー美味しかった!
毎回美味しい豚肉を食べられると、千葉に住んでいて良かったと思える。
食後に少し物産コーナーを見て出発。
多古町にある「三社神社」へ向かった。ここは日蓮宗「法眼寺」裏手にある。
ちょうど車を駐車場に停めていたら、御住職の奥様が出てこられ、話しかけられた。
「今日はお墓参りですか?」
「あ、裏手の三社神社へ伺いたいのですが・・・」
「ああ、どうぞどうぞ、そこの階段を登っていくとありますので」
「あ、はい、ありがとうございます」
「それでね、雷電神社も行くのかしら?」
!なぜそれを知っている?
「え、あ、はい、このお近くですよね?」
「そうなの、ここを見終えたら、ご案内しますね」
「え!?ありがとうございます」
え?どうして?
「あのね、先週も〜市(私が住んでいる市!)から、こちらの神社に来られた方がいて、雷電神社にも行くって話されていてね。ご案内したの」
「ええ!?そうだったんですね!(驚いた)」
と、お話をさせていただき、早速裏手の階段へ。
ここだ。
かなり綺麗にされていて驚いた。のちに聞いた話では御住職たちで竹林などの整備をされているそうだ。
階段が続く。最近階段登ってばかりだな。
途中の風景。手前が「法眼寺」のお堂。千葉県なので日蓮宗。ほんと日蓮宗ですか?と聞けば大体そういうことが多い。あとは天台宗かな。
階段を登り切ったら出た、この光景。好き。
正面から。いい雰囲気。こちらも御住職達で整備されているとのこと。
社殿には素晴らしい彫刻がいっぱいある。
こちらの彫刻はJETさんのポストより
司馬温公の甕割り
— JET (@jet_images) November 21, 2022
お馴染みとなっている題材
水甕に落ちた子を、直ちに割ることで救出した話です。高価な甕より人命の方が大事という教訓 pic.twitter.com/ER134eYycw
あー、こういう知識があるともっと楽しめるんだろうなあと。
許由と巣父
聖帝尭(ぎよう)の天下を譲(ゆず)るという申し出を聞いた許由は、耳が穢(けが)れたと水で耳を洗い、巣父は、その穢れた水を牛に飲ませず、牛を牽(ひ)いて帰ったという。高い位を嫌う理想の高士のたとえ
東京国立博物館 - コレクション コレクション一覧 名品ギャラリー 館蔵品一覧 許由巣父図(きょゆうそうほず)
巨霊人
巨霊人は、昔、黄河が曲がっていた場所にあった山を2つ(太華山と少華山)に分け、黄河をまっすぐに流れるようにしたという伝説上の人物
京都御所建礼門の彫刻あれこれ。: 朝は知恩院でラジオ体操!(の気分):by行者橋 渡
3枚目:許由と巣父(調べてわかった)
— JET (@jet_images) November 21, 2022
4枚目:巨霊人
2枚目は二十四孝の董永だと思いましたが、手前が女性っぽいので違いますね
埼玉上尾の神社に同じような図があるらしいです pic.twitter.com/YRXk066uBW
JETさんの知識たるやすごい・・・
改めて鳥居側から。いい雰囲気だ。
ちなみにとても大きな雲がこれまたすごく大きな蜘蛛の巣を至る所に張っていて、歩くのにかなり難儀した。
表参道?から伸びている古道のような道。奥に社がある。
近寄ってみた。この先もありそうだが・・・
馬と頭の文字が見えたので、馬頭観音かなと思う。するとやはり道だったのかもしれない。
ここから先も見たかったが、あちこちに大きな蜘蛛が巣を張っていたので諦めた。また今度冬にもで。
って、蜘蛛っていつ頃になったらいなくなるんだ?
反対側も蜘蛛の巣に阻まれて諦めた。
お寺に戻ると、すぐに奥様が出てこられ「見ましたか?では雷電神社へご案内しましょう」と仰ってくださったので、お言葉に甘えて、共に雷電神社へ向かった。
つづく
ここでは10枚ほど撮ったかな?
つづき