富津市の飯野陣屋(濠)跡と木更津市の小櫃川河口干潟へ行って来た。
すこーし雨もパラついていたが、すぐに止んでよかった。暑さは30度あったけれど、曇りでなんとか助かった感じ。
カメラは自分の標準セットのM3とSummicron 50mm f2とモノクロフィルムのILFORD HP5+。
それにY2フィルターを噛ませてみた。
Y2フィルター噛ませたら、プラス一段補正で実質ISO200で。
ライカブランドもあるけれど、私は国産使ってる。
安心・信頼の国産。
Y2フィルターならそれほど強い効果が出るほどでもないので常用したいかな。
ISO400だと少し高感度すぎる時があるか。
ちょっと美味しそうなカフェを見つけた。
木更津市にある清見台カフェ。
キッシュがおすすめのようだ。
わんこ連れでもOKの港店もある。
ランチセットでベーグルセットにした。ベーグルとキッシュ2個、ドリンクとデザート付き。これで約1600円。恐るべきコスパ。
ドリンクは小さめのを食事と一緒に、食後にまた一つというのもできるということで、食事にはアイスコーヒー、食後にちらっと見たらエスプレッソマシーンがあったのでエスプレッソにした。
(一口飲んだ後)お、これは結構柔らかい感じのエスプレッソだ。なるほどー、エスプレッソも色々あるなーと。勉強になります!
ちなみにエスプレッソマシーンはRancilioというメーカーで調べたら・・・。すごいお値段だった!100万からという感じ!
今回のエスプレッソも一つの基準だな。美味しかった。
家庭用?でもこのお値段。10万以上。
そしてデザートのコーヒーゼリー!これまた美味しかった。ここはまた来たいなー。
ランチの後に富津市の飯野陣屋(濠)跡へ。飯野神社を目安に向かった。
飯野陣屋は、慶安元年(1648)に初代飯野藩主保科正貞(ほしなまささだ)が築いた。保科正貞は同年に大阪城番となり、1万7千石の大名として飯野に陣屋を構えた。
また、その濠の跡のこと。中心部に飯野神社がある。
この地図の通り、周辺を濠で囲っている。陣屋とは城のことではあるけれど、当時は白を持つことは許されていなかったので、小さな藩主の居処とされたと。
さらに古墳も多くあり、その中に建てられたとのこと。
ちょっと古墳も見られるようになっていたが、さすがの夏。虫がひどくやめておいた。
左側が道で真ん中にある窪みが濠の跡。まだ水を湛えている。
正面の道でいいのかな。中には個人の住宅が多く建っているのだけれど、廃藩置県でここが廃止されてから、明治以降に住み始めた方々なのだろうか。
家臣などの末裔の方々とか、色々想像してみた。
案内板。よく手入れがされている感じ。神楽堂のようなところで工事か、何かの準備が行われていた。
陣屋の中に古墳があることがわかる。
飯野神社。見事というより、なぜ陣屋の真ん中に?という感じ。綺麗にされていた。
拝殿。窓ガラスなのは驚いた。きちんと整備されている。
拝殿と本宮。
摂社かな?特に神社名は書かれてなかった。
庚申塚群だと思うが、三猿だけというのは初めてみたかも。しかも立体。
本宮裏手にも石碑。
境内で気になったのがこの木。この木にだけ、おみくじや絵馬が結ばれているのだ。
よく見ると実がついていいる。これは・・・?いちじくのようにも見えるが・・・?
地面に落ちていたもの。いちじくにしては小さいし、葉っぱもいちじくっぽくない。
なんだろ?何か理由があって植えたんだろうとは思うが。
この感じが特徴的か?木の幹とかもあまり見かけない感じ。
調べてみたら、イヌビワではないかと。
拝殿を遠くから。右が神楽堂のようなところ。特に説明文などはなかったと思う。
古墳などがどうなっているのか、先ほどの案内板を頼りに回ってみたが、かなり広大でこんな道もあった。
そしてこの奥には民家もある。ど、どうして?という疑問が先立ってしまう。
周辺も回ってみたが、かなり古墳が多く、そして狭い道が多い。
この辺りは"内裏塚古墳群"とも呼ばれているので地図で見ても古墳が多い。
千葉は古墳が北総も多いけれど、内房、木更津、富津あたりにも多い。まだ未解決なところが多いんだよね?古墳は。文書とかが残っていない時代だからだっけ?
なかなか面白いところだった。また季節を変えて来てみたい。
次は木更津市の小櫃川河口干潟へ移動した。