先日、やっぱりFOVEONすげーって、記事を書いた。
では前の世代のMerrill世代はどうなのかということで、DP3 Merrillであじさいを撮ってきた。場所はあじさい屋敷。
去年も行った。
75mmという画角
Merrillセンサーは1.5倍なので50mm f2.8のレンズは75mmという画角になる。(ぼけ味は50mmだけれどね)どんなものか。
斜面にびっしりあじさいが咲いている。
75mmは、いや、結構狭い。どーんと広がっている敷地。
「切り取り」とはいうけれど、まさにそう。
どこを切り取るかはずばり「センス」かと。
dp1の28mmは見たままが写ると思う。
dp2の45mmは少しじっと見た感じ。
dp3の75mmがもう少しじっと見た感じ。
dp0の21mmは見えすぎちゃって困るの。
ほどよいボケ。
苔むす木に寄り添っているあじさい。
斜面を登っていくと日陰にひっそりと。
前ボケも綺麗。このレンズすごいわ。
下手に50mm f1.4のレンズより素直な写りで好き。
尾根から斜面を望む。
きちんと手入れがされていて、さらに1万株も咲いているのに入場料500円は安い。
光加減がドンピシャにはまるとすごい。
尾根沿いを歩くと涼しい風が吹き抜ける。
露出を切り詰めても全然破綻しない、FOVEONセンサー。
最短付近の柔らかさ。75mmで23cmは寄れる方だと思う。ボケもきれい。
こういう露出が好き。
尾根伝いに歩いて、あじさい屋敷の屋敷を見る。全面があじさい。
ガクアジサイをしっとりと。
斜面にびっしり。
裏手には竹林。ザ・日本。
全景。
日陰が好き。
寄り。寄り。
あじさいってこんなグラデーションだったのかと。
あじさいってこんな花。ちなみに真ん中が花。周りがガク(装飾花)。
日陰を切り取る。
二色。
かなり混んでいた。これで訪れたのは3回目だけれど、毎年増えているように感じる。
ピンク色は良く見かけるけれど、真っ赤に近いあじさいは珍しい。
カシワバアジサイに寄ってみた。
小さな液晶ではどこにピントが来るかわからないので、運に任せてパチリ。
シックに。
アンダーで精細に。
なんだっけこのあじさい。なんとかスター。
うう、名前が思い出せない。
つぶつぶ。
この色味は珍しい。鉢物で咲いていたから交配種なのかな。
これもなんとかスター。
これも思わず撮ってしまった。ピンク色の部分が真花で白いのがガクなのか。不思議。
寄れるだけ寄ってみた。しわしわ。
目の前から奥まであじさい。
これ、メジャーな撮り方。ガクアジサイの真花の部分。
まっか。
竹とあじさいは相性がいい。
液晶では全然見えなかったけれど、モニターに出したらよく写ってた。
最後にモノクロームモードで。
FOVEONセンサーはどれぐらい解像しているのか
この赤い枠の中を100%拡大してみる。
これぐらい解像している。
顔を写すのはかわいそう・・・。一般のデジカメの方が優しい。
ピントが外れていると、モヤっとした写りになる。
つい100%等倍鑑賞をしたくなる。
MerrillはQuattroより少し小さいサイズなので、Quattroになると、もっと解像していると思う。
これだけ解像度が高いと写りもいいけれど、その分、手振れとピンボケが目立つようになってくる。
最近のベイヤーセンサーも良く写るし、FOVEONセンサーも良く写る。
最後はどっちが好みかによると思う。
買って使ってみないとカメラ、レンズはわからんぜ。借りて分かるのは傾向。
さぁ、さぁ、買いな!買っちまいな!