更新 2018年 8月29日 ※現像不足の原因
神代植物公園にバラを見にってきた。
かなり天気のいい日で、日差しがきついぐらいだった。持って行ったのはPEN Fに40mm f1.4とContax IとOHから上がってきたTessar 5cm f3,5でデジタルは無し。PEN Fは初陣だった。
PEN FとG.Zuiko S Auto 40mm f1.4
着いてすぐにカラーネガを入れて、深大寺の「八起」で昼食。深大寺はとても混んでいた。以前訪れたことはあったがこんなに混んでおらず、のんびりした雰囲気だったので驚いた。
天ざるそば。店内もすごい混んでいて、後から後からお客さんが来ていた。
食後に蕎麦湯を飲んで、いざ。
PEN Fには純正の露出計が付いてきたので、確かめたところだいたい合ってたので使ってみた。
これを撮ったときに、ファインダーを覗いて気づいた、「無限が来てない・・・」とりあえず、無限に回して「撮れませんでした」を撮ってみたら・・・写ってる。
おかしいと思いながら撮る。
とても混んでる。あれ?ファインダーで覗いた感じでは手前のバラにピントが来ていたのに、無限撮れてる?諦めて手前ピントで撮ろうと思ったのだが・・・
あら、手前ピント来てない・・・後ピン・・・
あら?最短は来てる?右のはどこにピントおいたのか忘れた・・・。ピントに四苦八苦していたが、あたり一面にバラの香りが風に乗って香ってきて、気持ちいい。
これもピントは来ているような来ていないような。みなさん思い思いのカメラでじっくり撮っていた。見た限り全てデジタルだった。特に初老の男性がオリンパスのOM-Dあたりで60mmマクロをつけて撮った後にニコリと微笑んでいたのが印象的だった。いいなぁ、ああいう年の取り方。
改装中だった、大温室がオープンしていたので入ってみた。ピントが・・・おかしい。なんで合ったり外れたりしているのか?あれ?私の腕?あれ?
ミッキーマウスの木(オクナ・セルラタ)。とりあえずピントは来ているかな。
温室といえば、シダ。見事だった。が、右側、「芽」にピントをおいたのだが・・・外れてる!後ピン。
再び外へ。ガーデニングのような感じではなかったが見応えあった。
バラの香りでいっぱいだった。一重もかわいいね。ちょっとピントが怪しい?
バラの香りとともにバラのソフトを・・・ピント外してる。
最後のコマでブラコンはいいぞ!みたいなのを狙ったのだが・・・Contaxの文字に合わせたのに、後ピン。でも、柔らかい写りは好きだな。
ソフトクリーム、美味しかった。
Contax Iは・・・
その後は、Contax Iに持ち替えて、モノクロで公園内で一本撮った。
いやー使いづらい!巻き上げてしまうとシャッタースピードを後から設定できないので、被写体を見つけてからシャッタースピードを決めて、巻き上げる。スナップのような瞬間は撮れないというか、難しい。やはり、シャッタースピードは巻き上げた後でも変えられるといいなぁ。
どこかの動画で使い方を見ていたら、巻き上げた後でもシャッタースピードを変えていたけれど、私のは動かない。
あと、シャッターダイヤルが今、どこのスピードにはまっているのかわかりにくいので大体で。
それでも撮り終えて、帰り道に。かっこいい。持っているだけでいい。いや、きちんと写ればいい。
現像してみたら・・・
まじかー、まじかー。ブラコンまじかー pic.twitter.com/ZTwb3uuXjN
— アレモコレモ (@_aremokoremo_) 2016年5月21日
と、コンタックスのネガは12コマ以外、全て全滅・・・。
しかも、ここに残り14コマ全てが多重露光している・・・
スキャンしてみた。前衛芸術みたいになった。
さらにネガをよく見てみたら、現像不足だった・・・全てアンダーになってしまった。"KODAK 400TX"の文字が現像されていないので現像不足の判断基準になった。
なぜだ?ナニワのND-76を1:1希釈、20度、9分45秒。間違いない。現像液が劣化していたのか。
一週間前にFOMAPAN400を現像した時は問題なかったのに。現像不足になる原因が見当たらなくて困っている。
※現像不足の原因
2018.8.29 追記
LPLの2本タンク約500ccでD-76、1:1希釈現像する時は現像時間を10%増しにすることと説明書に書いてあった。P2の右下参照
https://www.kodakalaris.co.jp/images/TSC0460-D-76.pdf
さらにP3以降の表を見ると・・・
原液の場合
250ccタンク(小型タンク):6分45秒(20度)
500ccタンク(大型タンク):7分45秒(20度)
1:1希釈の場合
250ccタンク:9分45秒 (20度)
500ccタンク:11分(20度)
この場合「500ccタンク」を使っていたのに、「250ccタンク1:1」と勘違いしていたので、「1分15秒」も足りなかったということになる。
使用するタンクによって現像時間が変わるのでD-76は注意!説明書はよく読みましょう・・・。
スキャナーは高性能?
上のネガをスキャンした。スキャナーって高性能のなのね・・・。拾えちゃう。でも、プリントは無理。
なんだかムラがあるし、真ん中に傷も入っている。真っ暗・・・。
うう、傑作が・・・埋もれてしまった・・・この日のネガから「木村伊兵衛賞」受賞作品が生まれる予定だったのに・・・。
木村伊兵衛賞が・・・
コンタックスはきちんと巻き込んだのを確認し、爪にかかっていることも再確認してから蓋を閉めよう。
あと、PEN Fのレンズ、40mm f1.4はどうにもならないから、今度、修理屋さんにみてもらうか。
あー、あー、あー。この日の写真はほぼ全滅だったー。二台とも自信がないカメラだったのが敗因か。
しかも、現像失敗というトリプルパンチ。
きちんと整備して、フィルム装填の練習をして、現像を見直して、改めて撮りに行きたい。
ちくしょー、レンズ買ってやる!
"標準レンズ"は必要よね?