写真を撮りに行って「あ」って思うものを撮っていると思うけれど、
あ、と思ってすぐに構えて躊躇せずにシャッターを切っている?
私も撮っていた頃があったが今はやめている。
また、デジタルだと一日数百枚撮る人もいるんじゃないかな。
「躊躇」で検索したらヒットした。
量のない質はないのか
この言葉、森山大道氏が述べていたように思うけれど、確かに量があってその中からいいものが生まれると言う事なのかもしれない。
みんな一日撮りに出るとどれぐらい撮るのだろうか。
私は少ない。一日フィルム一本撮るかどうか。
デジタルでも多くても40枚ぐらい。
(私はその場で消すことはしない、その場で液晶で確認はしない派)
年に200本(=36枚撮りフィルムx200=7200コマ)撮れというのを読んで実践してみた。
結果、私には「量は質を伴わない」ことがわかった。
撮っていた頃は2時間で6本とかいっぱい撮っていた。
一つの被写体に縦横構図一枚ずつとか。寄って引いて1枚、2枚と。
あっという間に一本撮りきってしまう。
広角も多用していたので消費も早かった。
200本撮った年は一番満足できない年だった。
ちなみに好みのこれを得るために撮った枚数は7枚だった。多すぎる。
その年以降からは「何を撮るか」から「どう撮るか」を考えながら撮るようにした。
「あ」と思ったら反射的に撮るんじゃなくて(もちろん撮らないといけない場面もあるが)、もう少しその被写体を見てからでも遅くはないかと。
被写体一つ見つけても様々な構図、露出、ピントが考えられるのでじっと被写体を見て判断してからでもいいのでは。
雑に撮るのを今は一番避けたい。
被写体を見つける、露出、構図、ピントを考える。
ファインダーを覗くシャッターを切る。
この過程を丁寧にしたい。
ファインダーを覗いたら、とりあえず撮るのをやめて、やっぱりやめたとカメラをおろすのもありじゃないかと。
いいじゃないの、一日一枚も撮れなくても。
「被写体を見る目を養う」これが今の私の課題。
とりあえず、レンズ欲しい。
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