山武市真行寺の石仏を見てきた。ちょっと前から気になっていたが、TLに流れてきてとても見に行きたくなり早速行ってきた。
カメラはNIKON FとNIKKOR-S AUTO 5cm f2とモノクロフィルムの ILFORD ORTHO+。
前回、T-MAX現像液でISO80、1:4、20度、7分30秒で現像したら、過現像になった気がするので、ISO100と現像時間を30秒縮めることにした。
かっこいいな!黒いカメラ好き。黒くて太いの好き!
ここを目印にとりあえず到着。この道を入っていく。果たして辿り着けるのだろうか・・・。
山武市指定文化財。山武市と山武郡は違うからな。読みも違う。さんむとさんぶ。これ紛らわしいよね。仕方ないが。
農地を歩いていくと「真行寺廃寺跡」の看板。建立は推定600年代末から700年代前半とのこと。とりあえず周辺を見回してみたが全くわからなかった。
石仏を目指して森の中へ。車?が通ったような跡もある。
白雪芥子(シラユキゲシ)か?こじんまりと群生していた。
ケシの花っぽい?
進んでいくと、このような看板があった。思わず左側に進みそうになるがこの看板のおかげで助かった。
示された方向の道は少し藪があったので、本当にこっちでよかったのかと思いながら進んでいくと、あ!遠くに看板が!
石仏に関する看板だ。元々は古墳だったが、いつ誰がなぜここに石仏を設置したのか今もって不明であると。
石質は示されていたが、ここのものかどうかわからない。近隣の地域にもみられるものであると。
あった。なんだこれ。というのが最初の感想。こうSNSとかでみるともっと不思議な感じというか、神々しいとまで言わなくとも興味深いものという印象。
しかし目の前にすると、意味がわからないというか、なんでだれがどうして?と。
ここまで運んできたのか?ここで彫ったのか?
近づいてみる。かなり大きい。とても人力では持ち上がりそうにない。表情が・・・。なんとも言えず。
頭頂部。自然に削れたものか、人工的に彫ったものか不明。
NIKON Fと石仏。
石仏から周辺を見る。ちょっとこれでは辿り着くのは難しいかも?特にこれから繁茂期になると無理かもしれない。
周辺を歩いてみたが道が多くて逆に迷いそうだと思った。
どれが正しい道かわからない。
ここを歩いてきた。
足元を見ると、足跡があった。先行者。
先行者?
帰りも同じ道を辿っていく。ドピーカンでISO100でもf5.6の1/1000あたり。
f16の1/125、f8の1/500、f5.6の1/1000か。
暑い暑いとヒーヒー言いながら隣の日吉神社へ寄ってみた。
すぐに降りた坂の途中に階段がある。行きからここは日吉神社だなと、目星をつけていた。
階段で死んでいた、オオスズメバチ?女王蜂か?巣があると困るなーと思いつつ登っていく。
途中にあった石。意図的に穴みたいなのが掘られたのか?それとも削れたのか?
階段を登ると、お地蔵様?ここはお堂だったかな?鳥居は奥にあるし。
古い手水。いつのかわからなかった。
お地蔵様?
足元には首。え?頭に犬か?熊ってことはないか。なんの首なんだろうか?
石仏?石像?
右は女人中の文字。子安観音?でも子供抱いてないな。蓮を持っているのか?
左は・・・削れてしまってなんだろうか?
他はお墓のようだった。そこそこ新しい墓石もあった。地域のものなのだろうかなどと思った。
祠?とその奥に日吉神社。このあたりがわかりづらい。仏教なのか神道なのか。
鳥居と拝殿。
正面から。誰も来ない。陽も翳ってる。
拝殿は結構大きい。周辺は石祠があったりする。
拝殿から振り返って。いい感じ。
降りてきて、住所が書かれた柱?を見る。成東町真行寺字旭124~字東233~2と。
成東町は以前あったな。今は山武市に吸収されたのか。
近くを少し散策したが、Googleマップを参考にするとかなりわかりづらく、途中で断念した。
次は柴原地区岩塊というところへ向かった。
山武市真行寺の石仏から少し移動して同じ山武市の「柴原地区岩塊」へ。
ここもTLに流れてきたので参考にさせていただき、さっそく行ってみた。
入り口?付近には2つの石祠。
いきなりぽっつーんと「奇岩」という感じ。なんだろね?
近くに寄ってみた。石碑と看板。おどろおどろしい岩の塊。
金剛地層と呼ばれるところで、このように奇岩のように隆起しているのは珍しいのだとか。
金剛地層からの金剛力士?
あれ?台には何が彫られているんだろう?あれ?三猿なら青面金剛?あれ?
周辺には墓地があった。シャリンバイの花が咲いていた。
枝の分岐する様子が車輪のようで、花が梅に似ているから、車輪梅と。
ここでNIKON Fで1本撮り切った。かっこいいね〜好きだわ。
この後は海辺も近かったので九十九里浜へ出た。
aremo-koremo.hatenablog.com
ここはもう一度見に行きたいなー