私は巻き上げレバーがあるカメラが好き。
2007年ぐらいだったか、銀座ライカショップで発売されて間もないM8を初めて触った時、シャッターを切った後、巻き上げようとして空振りした。
店員さんにはバレなかったと今も信じている。
つづき。物欲、物欲ばかりじゃない。写欲もある。
勝浦の理想郷
隠された港。特攻艇「震洋」の基地にも使われた。鵜原。
素掘りのトンネルが多くある。
理想郷。
ここからFOMAPAN400。
リアス式海岸(小学校で習った?)
太平洋を望む。
自分の背丈より低い素掘りのトンネル。
トンネル内。f2開放、1/15ぐらい。ニコンFはスローが切りやすい気がする。
鵜原海水浴場の流木。
1月の海は誰もいない。
奥に理想郷を望む。この白い鳥居が目印。
カメラとレンズについて
この日はニコンFとニッコール・H・オート 50mm f2で1日を過ごした。一眼レフは苦手意識があったのだけれど、ニコンFを使い始めてから意識が変わった。使いやすいと思う。
あと、頑丈。持った感じで私が持っている、もう一台の一眼レフ、PENTAX ME Superとはまた違う。
ニッコール・H・オート 50mm f2はニッコール・S・オート 50mm f1.4と比べてしっかり写る。開放も不安がない。f5.6に絞ればすごい解像感。安定の一本。
これが非Aiなら1万以下というのは恐ろしい。(OH代が7000円はかかるので老舗カメラ屋などでOH済みを1万以下で買った方がいいと思う。)α7とかで遊んでも不満がないんじゃないかなと。
ただ、同じ値段なら、好みは50mm f1.4かな。何といっても開放付近の柔らかさが好き。これは一般的には「悪い写り」になるのだろうけれど、好き。
フィルムについて
アクロスとフォマパン400を同時に使ってみたけれど、ここまでフィルムって違うのかと実感した。アクロスは本当に細かくてシャープ。
ニッコール50mm f2とは大変相性がいい。プリントしてもきめ細かくて、はぁ〜っと声が出るほど。
FUJIFILM 黒白ネガフイルム ネオパン 100 ACROS 35mm 36枚 3本 135 ACROS100 NP 36EX 3SB
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2013/04/01
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一方、トラディショナルタイプのフォマパン400はまだプリントしていないので何とも言えないけれど、やはりクラシックな雰囲気。
ネガを見るとコントラストは少し高めかな。黒飛び白つぶれがあるので現像でどうにかしたいところ。
ただ、全体的にアンダー気味に感じる。やはり実効感度が200ぐらいか?=200で撮って400で現像もありか?今度やってみるか。荒れちゃうかな。
粒子がよく見えるのでザ・モノクロ写真という雰囲気がある。HP5プラスと似ているかも。夕方、海岸で撮った開放付近との相性はいいと思った。
あんまり絞った状態だとフィルムの違いってあまり感じられない。
このフィルムの違いが楽しめるのもフィルム写真の楽しみかも。デジタルだとその部分はボディ=センサーで決まるから。