人の耳(脳)はLPとCDの違いがわかるそうだ。
聞こえない周波数をデジタルで圧縮したのがCDでその聞こえないはずの周波数が所謂「温かみ」や、「厚み」をかんじるのだそうだ。
私も好きなバンドなどのアルバムはLPで買っているものもある。
詳しくは下で。
【BARKS編集部コラム】大事なものが抜けていた…CDサウンドのどでかい落とし穴 | BARKS | BARKS音楽ニュース
それではフィルム写真とデジタル写真の違いはどんなところか。

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私、男なのに缶コーヒーは嫌いです。あ、私、男だったんですよ!知ってました?
デジタル写真だなと感じる時
プリント。特にインクジェットでプリントしたもの。
これはどうしても違いが出ると思う。
インクジェットペーパーと印画紙の違いがあるからだと思う。
ただお店プリントのデジタルは私の感覚だとわからない。
それは印画紙にプリントされているからだと思う。
フィルム写真だなと感じる時
やはりプリント。でもカラーは印画紙にプリントされるともうわからない。
モノクロプリントだとわかる気がする。
カラー用の印画紙とモノクロ用の印画紙が違うのかな。
(フィルム写真が好きでもその違いを知らない!)
あと決定的なのは良い意味で「よく写っていない」ということ。
最近のデジタルは凄い性能なので本当によく写ってる。
しかしフィルムはそれに比べるとイマイチよく写っていない気がする。
それでも豊かな写りな気がする。
私がフィルム写真が好きな理由
曖昧なのが好き。
モヤっとしているわけじゃないがはっきりしすぎない。
これは自家プリントしたことある人ならわかると思うけれど、
モノクロプリントするときにルーペでピントを合わせる。
そのルーペを覗いているときに実感する。
プリントしたよ - カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい
つぶつぶが見えるのだ。
ルーペで覗いた時に見えるあのつぶつぶのひとつひとつがすべての絵を作っているのかと思うと感動する。
東京都写美の「夏休み写真教室」で初めて暗室に入ったがその時のことは今も忘れない。
なんだろう、モノとして手元にある感覚。フィルムのネガが手元にある安心感。
プリントした時の印画紙の厚み、バライタ紙のたわみ、つぶつぶの粒状感。
手にとって見るという身体感覚が好き。
スキャンしたフィルム写真もいいけれど、たまにはプリントして手にとってみて欲しい。
私もモノクロは自分でプリントして、カラーはお店で現像のみしてもらってからいいのを選んでプリントしてもらっている。
更にいいなと思ったものは6つ切り(A4ぐらい)に引き伸ばしてもらうと感動する。
あー、プリントしたくなった!

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