日本で初めての大学「飯高壇林」

日本で初めての大学と言われている「飯高檀林(いいだかだんりん)」に行ってきた。場所は千葉県の匝瑳市。匝瑳、読める?ああ、そうさ、そうさだよ。・・・。

ダジャレ練習帳 (ハルキ文庫 (た16-1))

ダジャレ練習帳 (ハルキ文庫 (た16-1))

 

 練習します

飯高檀林(いいだかだんりん)は飯高寺(はんこうじ)にある

「いいだか」なのか「はんこう」なのか。

maruchiba.jp

1573年に光福寺・日統により檀林が開かれる。徳川家の外護を受ける。特に家康側室の養珠院(おまんの方)の信仰が厚かったとか。明治の学制発布により閉檀。

檀林とは

檀林

檀林(だんりん)は、仏教寺院における僧侶の養成機関、仏教宗派の学問所。 

檀林 - Wikipedia

つまりお坊さんの学校。

飯高檀林は「飯高寺(はんこうじ)」にある。日蓮宗の檀林。

日蓮は千葉県出身だから千葉県には日蓮宗関連が多い気がする。

この檀林がのちの立正大学の発祥の地となる。

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GR 

匝瑳市といえば槇塀。植木の町。

駐車場から歩いて檀林に向かうんだけれど、先客も多いし後から後からどんどん来る。

そんなに有名なのか?私が行くところは基本B級だぞと思いながら、写真を撮っていた。

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心配になるような暗い道を進む。

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ひょっこり現れる。総門。すごい雰囲気が漂っていた。ここでも先客がいて、「ここが入り口なんですかねぇ」とお互い不安になるが他には何もない。

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総門に立ってみると、こ、これは・・・すごいかも・・・。いきなり樹齢何年かわからないような大きな杉(?)がお出迎え。その先に広がる森。

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入って振り返って総門を見てみる。すごい雰囲気がある。じーっとしていると蚊にたかられる。

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これもあれも相当な樹齢。見上げてばかりで首が痛い・・・。

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なんだこれは?「一切経蔵」といい、書物とかを収蔵するところ。

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すごすぎる・・・

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題目堂。試験の合格を祈願していたところとか。

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さすが立正大学が創設されたところといった感じ。

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森の中を歩いて行くと、奥に何やらでかい建物が・・・。

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これは・・・

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う、すごい・・・。講堂。

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この迫力。そんじょそこらのお寺とは規模が違う。すばらしい。

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鼓楼。これを打ち鳴らして学徒たちを呼ぶ。

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鐘楼。まだ紫陽花もいっぱい咲いていた。

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講堂に着くとノートが置いてあって、「とと姉ちゃんを見てきました」と書いてあった。

あ?あの、NHKの朝ドラ?どうやら、ドラマの中でここがロケで使われたらしい。どうも人が多いと思った。

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学生たちが多く集まって論議していたのだろうか。

いや、あのレンズの方がいい!とかなんとか。

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気配。

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振り返って。この森の中を歩いてきた。

日陰では蚊にたかられた。じっとピントを合わせているだけでピタッと蚊が止まってじっとしていられない。

それでも、建物も立派だし、何と言っても雰囲気が素晴らしい。

古刹とはいうが、まさにそんな雰囲気。

お寺というとイメージは派手派手しいものがあるが、ここは凛としていて静謐。

森も素晴らしい。

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28mmなんかじゃ、太刀打ちできない迫力。

21mmになるワイドコンバーター必要だな。買うか!

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花鳥風月ってやつですよ。

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苔も生す。ここを歩いて勉強部屋に行ったのかな。

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裏手に回ってみる。紅葉の時期もいいだろうな。

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この裏手には牡丹園があった。季節になったら素晴らしいだろうな。

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生活の気配がある。

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至る所、苔でいっぱい。あまり人が歩いていないのかもしれない。

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いちいち雰囲気があって素晴らしい。勉強したくなるよ。レンズが欲しくなるよ。

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下ってみると、切り通しがあった。

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鬱蒼としている。誰が切り開いたのだろう。

天神の森

天神社があって、その周りに天神の森があるので寄ってみた。

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絶望感。

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真っ暗。

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登りきったところにスダジイがいっぱい生えていて天神社があった。(デジタルでは撮り忘れた・・・)

こういうところを「ジブリの世界みたい!」って思っても、私はジブリ映画を見たことがないのだった。

また、ここも「ゲゲゲの女房」でもロケに使われたとか。匝瑳市、ロケ三昧だな。

転げ落ちないように下っていく。暑くて暑くて、飯高寺周辺を一周回るだけで結構大変だった。ポカリ500cc、アクエリアス500cc飲んだ。

曇りで助かったと思ったが、すごい湿度で汗も止まらず。湿度で汗が乾かないんだよね。疲労感2倍。

黄門桜

飯高檀林の後、黄門様がここを訪れた時に植えていったと言われている山桜、「黄門桜」を見ていった。

ほんとに植えたのか?と疑ってはいけない。信仰心。

日本は憲法20条で「信仰の自由」が保障されている。

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季節になるとかなりの人で賑わうのだそうだ。この日は誰もおらず。

匝瑳市にある、飯高檀林、ここはすごかった。本当にオススメ。

もし機会があるなら是非一度は訪れて欲しい。下手なパワースポットより、空気も澄んでいるし、厳かな雰囲気で溢れている。

派手な装飾のされたお寺を見るのに飽きたら、こんな静かで穏やかな雰囲気溢れるところもすごくいい。

このあと、匝瑳市は巨木で有名ということでスダジイを見に行った。

つづく・・・

今日のカメラ

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ニコンS2とニッコール S.C 5cm f1.4!!デビュー戦!

出物があったので即決で。出物があるからいけないんだ。出物があるから・・・。

ソフトシャッターレリーズAR-1とフードも揃えた。AR-1は結構探したなー。

フードはもっと探した。ないんだ、これが。ライカとかの方がまだ探しやすい。

S2はファインダーも綺麗で驚いた。等倍ファインダーなのな!

Contax I型に比べたらピント合わせもしやすく、使いやすいと思った。

しかし、こういうところで50mmは結構しんどかったので35mmがあったらなーと。

35mm f1.8とかさー、35mm f2.5とかさー、35mm f3.5とかさー、いや、28mm f3.5とかさー!!

どうしてくれる、こんなにレンズが欲しくなってしまったじゃないか! 

使うニッコールレンズ (クラシックカメラMini Book)

使うニッコールレンズ (クラシックカメラMini Book)

 

フィルムはローライRPX400。現像してみたけれど、うむ、まぁいいかんじ。

 

 なんかさ、「必要」って思った。必要性あり。買う必要あり。

aremo-koremo.hatenablog.com

磁場逆転期の地層を見てきたーチバニアンー

最近、「チバニアン」とニュースで聞いたことはないだろうか。千葉県市原市の養老川沿いに地球の磁場が逆転していた時期を示す地層がある。

その時期は77万年前。その時期が「千葉時代=チバニアン(ラテン語)」と名付けられるかもしれないのだ。

もう二箇所分かる場所がイタリアにはあって三箇所で競っているという。

2016年の秋に選ばれると「国際標準模式層断面」となり「ゴールデンスパイク」と言う杭が打ち込まれる。

もちろんその時代を表す場所としては世界で一箇所。

世界でもまだ65箇所しかゴールデンスパイクは打ち込まれていないというから、世界遺産どころではないかも。

地球の磁場逆転は簡単に言うと今はN極が北でS極が南だけれど、それが逆だったということ。最後に逆転したのは77万年前。

過去360万年の間に11回は逆転し、現在では、2つの逆磁極期があったことが判明している。約500万年前から約400万年前の逆転期は、「ギルバート」と名づけられ、258万年前から78万年前の逆転期は「松山」と名づけられている。なお、国立極地研究所らの研究によれば、より精密な年代決定を行った結果、最後の磁気逆転の時期は約77万年前と報告されている[1][2]

地磁気逆転 - Wikipedia

なぜ地球が磁石なのかはよくわかっていないらしい。そういえばなんでだろうね。

磁場が変わると生き物にはどんな影響があるんだろうか。渡り鳥とか帰れなくなるとか?人間にはどんな影響があるんだろう。何か感じるんだろうか。

北極星が北じゃなくなるってこと??南?ううむ。北斗七星は北じゃなかった?

カメラを買うと私には死兆星が見えるぞ!

場所

場所は千葉県市原市田淵。まずは田淵会館(住所、市原市田淵1165)を目指す。小湊鉄道の月崎駅から2km。

田淵会館から徒歩で行く。

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いきなり日本とイタリアの国旗。両国で争っているからか。

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専門用語の英語ばかりで、何書いてあるのか全然わからなかった。

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Chiba sectionである。

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のどかだ。住宅もある。

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だんだん、何もなくなってくる。

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なんでこんなところが舗装されているんだろうって思った。右隣は畑だった。

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「地球磁場逆転期の地層」の案内。もうすぐか?

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これは・・・地層の研究のためだけに舗装したのか?しかし、先が見えない・・・。

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開けた。

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注意。

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気持ち良さげ。

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長靴必要。すべて自己責任。

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靴下が野ざらしに・・・これが長靴を持たなかった人の末路か・・・自己責任。

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見るからに何かありそう。

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きつい傾斜を降りると、こっちと。「白眉凝灰岩層」と言うらしい。

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降りてみた。養老川。ここまで誰もすれ違わなかったし、誰も来なかった。

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足元に注意しながら歩く。実は全然知られていない?

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開けた。ここらしい。

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左側を振り返るとこの上らしい。

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ちょっと足元が緩かったが楽勝。赤色の杭が打ち込まれている。奥の赤と黄色と緑が今回の地層。

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雨水のせいか、濡れていて、地層が見えなかったが、説明によると赤色は磁場が反転していた時期で黄色が過渡期で、緑が現在の磁場。

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Byk-Eは赤色の杭の時代。磁場が逆転していたらしいが、素人にはわかりづらかった。

しかし、77万年前か・・・。方位磁石あったのか・・・PCモニターで初めて気づいた。試してみたかったー。

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帰り道、少し水遊び。比較的浅いところが続く。

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この日のカメラ。M6と今、噂の?ズマロン2.8cm f5.6とFOMAPAN400。

あと、コシナの28/35mmの外付けファインダー。これがよく見えていい。

装備など

地層全体を引いて見るのなら長靴は必須。川に至るまでは舗装路なのでスニーカーでもいいが、途中からはトレッキングシューズじゃないと厳しい。

女性をデートに連れて行って、磁場がどうのと言う前に女性のハイヒールを脱がせろ。骨折するぞ。トレッキングシューズぐらい買って差し上げろ。

川辺は滑りやすい。当然、増水していたら入らないほうがいいと思う。

河童の川流れどころじゃない。弘法だって溺れる。

新聞の一面を飾りたくなければ絶対に避けるべき。水気に関してはこの日はメレルのカメレオンでゴアテックスに頼ったが問題なかった。

少し水遊びしても涼しくていいかも。ただ、田淵会館からここに至るまでは500mぐらいだけれど、勾配があって少々ハード。子供なら小学生ぐらいにならないときついかも。

カメラはたすき掛けにすべし。結構落としそう、ぶつけそう。

もちろんトイレもないので女性は注意。あとゲリらーも。トイレットペーパーを持って行くのも手。誰もいないから平気だと思うぞ。

2016年の秋に「チバニアン」と決定したら大フィーバーになる可能性がある(のか・・・?)ので行くなら夏までに行ったほうがいいかな。「チバニアンまんじゅう」が楽しみだ。

馳文部大臣発案の「人生一発逆転まんじゅう」はネーミングセンスがない。やるなら、「地層せんべい」だな。せんべいを地層のように重ねて焼く。またはN極とS極の逆を指す磁石。(実のところ、磁石にプリントする文字を逆にするだけ。)

ゆるキャラは「千葉ニャン」で猫っぽいやつで三毛猫にして三層の地層のような毛並みにする。頭に方位磁石をつけてクルクル回っている。タケコプターのように。

または「写ルンですチバニアン」パッケージが地層。ストラップに方位磁石。

一度は地球の磁力を感じてみないか。 

 

磁石男

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究極のお土産

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ドキュメント・村おこし

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市原湖畔美術館

以前から高滝ダムにはバス釣りで行っていたけれど、写真を撮るようになってからも養老渓谷に行くたびに寄ったりしていた。そんな時にいつも目にしていたが入ることなくスルーしていた、美術館があった。千葉県博物館協会「市原市水と彫刻の丘」だった。これが最近(2013年)リニューアルしたと知り行ってきた。

lsm-ichihara.jp

場所は高滝湖(ダム)の湖畔。

2007年、2009年と訪れていたが完全にスルーしてた。

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Hasselblad 500C/M Planar C80mm f2.8(2007)

 

あー、早朝に行った時だ。ハッセル今見てもすごい写りだな。今はなきコダックのポジ、100VS。左奥に藤原式揚水機が見える。

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CONTAX T3(2009)

 

2009年の5月20日とちょうど7年前だった。これまたどぎつい赤。

これまたもう今はなきコダックの400UC。ウルトラカラーの略だっけ。

これは美術館の隣の畑。当時は完全スルーしてる。

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GR

 

そして、今回はGRで。入口の案内も今風。

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壁面にある、アートフロントギャラリー。「いかにおもひはめけ」・・・る?「いかに思ひはじめけることにか」「なおりはてよりも、」「いかばかりかはあやしかりけむを」(こんな田舎=上総に連れてこられて、田舎もんだよ私は。みたいな感じ?)更級日記。

菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ=変換できた!)古文は苦手。雰囲気で読む。

「月は東」は「菜の花や月は東に日は西に」与謝野蕪村か。

房総と関係がある詩歌が並んでるらしいが。与謝野蕪村は・・・?

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絶対にグレイ。グレイ (宇宙人) - Wikipedia

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グレイかな・・・

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ランチはレストランBOSSO(ボッソかと思ったら、房総から来てるって)でピザを。

beat-itn.com

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釜焼きピッツァ。マルゲリータ。食材は地元のものを使っている。お客さんもそこそこ入っていて、リピーターが結構来ていた様子。

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房総農家のピッツァ。この日はさやえんどうとたけのこ。これが美味しかった!

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チーズもこれでもかと伸びる。シャキシャキしている、たけのことさやえんどうの香り。食材がとてもいいと思った。

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レストランからの眺め。水中展示物もある。

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食べてから、アートを楽しむ。日差しが暑かった。

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藤原式揚水機。階段を息を切らせて登ると展望塔になる。

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右がレストラン。上が美術館。

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水上彫刻と高滝ダム。以前から、なんでこんなところに彫刻があるんだろうと疑問に思っていたが・・・やっと存在を理解できた。

釣りをする側から見ると、「こういうところにバスがつくんだよなぁ」という視点しかなかったね。

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展望塔から降りたら、足がガクガク。足を引きづりながら美術館へ。200円。JAF割引で160円。

ちなみにJAF会員カードはロイヤルホストでも5%割引。JAF年会費(4000円)の元を取ってやる。ここだけで元を取ろうとしたら100回来ないと・・・。

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エントランスにはフラッシュ禁止と。

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入ってすぐのオブジェ。?マークしか出ない。

パンフには「Heigh-Ho」と。肺胞を逆さまにしたような木の前で「モヤモヤ」=二酸化炭素と「スッキリ」=酸素を交換しましょうということだった。

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上を見上げるとなるほど。空気ね。スーハースーハー。水素よりいいか。

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またもや、壁に禁止事項が。

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曲げられない。引っ張れない。登れない。

登り棒好きだった?なぜか小学生の時、みんなしがみついてたね。登り棒。

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屋上に上ると700本のチューブ。風でギシギシ揺れて音を立ててた。

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ぎしぎし。かちゃかちゃと揺れていた。この先は段々狭くなっていく。

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イス?ゆらゆらしてた。とても座れそうになかった。

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どこへつながっているのかさっぱりわからなくて不安になるスロープ。

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しかし、迷いそうで迷わない。

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こういう通路は今風の美術館によくあるね。

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地下に降りると、インスタレーションのようなものが。

クワクボリョウタRyota Kuwakuboの作品。くるくる回っていて、自分が格子の中に映し出される。

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ここに来て思い出したのは直島のアートミュージアム。あそこもこんな感じで体験型が多かったように思う。

直島の方が島全体で根性入っていて、ここより楽しかったけど・・・。

もう少し派手にやっちゃってもいいんじゃないかと思った。がんばれ市原!

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打ちっ放しのコンクリートとか。今風。もしかしたら旧美術館の壁をはつっただけかも。

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ちょっとした宮殿ぽさ。

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ちょっと惹かれたのがこのおもちゃの兵隊。放っておくと、くしゃと怠けて、近づくと立ち上がる。

書いていたら急に我に返った・・・どこに惹かれたんだろう・・・自分・・・大丈夫か?

ミュージアムショップを少し覗いてから全景が見えるところへ移動。

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いやー、いい写真が撮れた。フォトヨドバシみたいだ。GR万歳。薫風って感じ?

HPにある写真を目指したんだけれど、ボートが入ってしまう・・・後で調べたらどうやら、もう少し離れた橋の上だったようだ。

高滝湖(ダム)の湖畔にはボートが結構浮かんでいた。前は釣りをしによく来ていたがこのアート群は一体なに?と言う状態だった。

今回リニューアルして、レストランもできて少しは行ってみようかと思えるようになったところ。紅葉など写真を撮りに行くにもいいかな。

あと、バイクの人にはそこそこ有名なところみたい。房総ツーリングで一休みしやすいとか。駐車場にはバイクも止まっていた。

千葉のB級スポットとしてオススメ!小湊鉄道の高滝駅で降りて徒歩20分ぐらいかな。ハイキング代わりに来ても面白いかもしれない。

高滝ダムを周回するのも中々見ごたえがあると思う。ちょっと夏は熱中症などで危険かも。この日もかなり暑くて水分補給が欠かせなかった。

房総は、いや、千葉県はB級スポットが多くて楽しい。ディズニーランドとかマザー牧場だけじゃない!カテゴリでB級スポットを作ってみるか?

ここにミッキー

長福寿寺に紅花を見に行ってきた

あじさい屋敷の後、千葉県長生郡にある、長福寿寺へ行ってきた。

aremo-koremo.hatenablog.com

choufukujuji.com

長福寿寺は初めて。 

ロマン・ポランスキー 初めての告白 [DVD]

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初めての告白。

日本一長い名前のお寺に紅花畑がある

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dp2 Quattro

 

長福寿寺は798年、桓武天皇からの勅願で最澄によって建立された由緒ある大古刹。

長福寿寺 - Wikipedia

日本一名前が長いお寺さんだとか。

「三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺」ですって。

入り口付近に「ベニバナ畑祭り」と書かれた「昇り旗」が至る所に立っていたり、駐車場も整備されていたり、なぜか象さんが2頭建てられていて、願いが叶うとかなんとか。

象に関してはそれなりに理由があるみたい。

願いが叶う! 幸せを呼ぶ! 吉ゾウくんのお寺 長福寿寺・人形供養・合格祈願・元気力増大祈願・女性の守り神(婦人病平癒)・紅花・千葉県|TOP

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ベニバナ油(サフランオイル)の紅花だよね?

どうやって作るんだと調べてみたら、タネから搾り取るのね。

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千葉県内で最大級のスモークツリー。

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古刹っぽい雰囲気で。ここでもあじさいはいっぱい咲いていた。

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ログハウスのような建物が多くあり、

なんのためのものか分からなかったがその軒下でカラーが。

※調べてみたら、長南キャンパスという宿泊施設を併設していたようだ。

しかし、閉鎖された。

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境内から少し離れると里山のような光景も広がっている。

足元の田んぼにはおたまじゃくしがいっぱい。

その中に孵化した小さなカエルもいっぱいいた。

カエルがいるということは・・・やっぱり、ヤマカガシ発見。小さなヤマカガシも田んぼの中をスイスイ。

お、ヒルもいた。ヤマビルなのかな。 

お寺のそばで。

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おい、もう帰るのか?

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また来いよーと、すり寄ってきてマーキングしていった。

尻尾が立っていたから、「おい、食べ物出せ」と言っていたのかも?

あれ?見返したら紅花の写真が少ない・・・。ま、いっか。

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