家族写真は引きで撮る

2019年 1月 26日更新

家族の写真を撮る時どうやって撮っている?何か意識している?シャッターチャンスとか。

私が意識しているのは引くこと。

また、なるべく広角で撮る。一杯、モノが入るように。なぜか。

 私が1歳の頃の写真。

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実家のご近所さんが見つけたらしい。

一緒に写っているのはご近所さんのお子さん達。至ってごく普通の写真だ。古いなーぐらいだと思う。

でも、私はこの写真を見て涙がこぼれた。

ああ、ここはあの公園かとか、あの時はこうだった、今はあんな風になったなとか。後ろの家もまだあるなと思った。あの家同級生だったけれど、今どうしているんだろうか。

この写真一枚で話が尽きる事がなかった。

家族を撮る時一歩引いてみよう。室内なら周囲の家具も入ると面白い。10年後、20年後、ああ、あのテレビで見てたねーとか。あのタンスだから何歳ぐらいだよとか。きっかけになる。

デジタルカメラのお陰で、液晶を見て撮るのでフィルムカメラより寄った写真が多い。特に自撮りとかすると写真のほとんどが「顔」で埋まっていると思う。

あえて、余計なものを入れると思い出になる。観光旅行の写真で「立て看板」を入れたりするあの感覚。

広角レンズで全身を入れてみよう。あの時はあんな服が流行ってた。

今は頭、薄くなったのにこの時は・・・とか。今よりスリムだったんだねーとか、むすっとしているとか。話題が尽きる事無いだろう。

ぼかせる広角!

 絞ってパン!

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