今回使った、スナップキッズ800。
前回の「レンズ付きフィルムで真面目に撮った」ではトイラボの現像、スキャン画像を使った。
ご存知の通り、トイラボのある熊本は地震の被害に遭ったので受付を中止している。
送ろうかなと封筒を用意していたら、地震が来て驚いた。
さらにPEN Sも修理を熊本に送っているのと、コンタックスのテッサー5cm f3,5も別の方ではあるが、熊本に送っている。
熊本にはお世話になっている。これからもいっぱいお世話になろうと思う。
話が逸れたが、今回はそんな理由でちょっと足を伸ばして、現像は量販店で、スキャンを自分で行った。
いやぁ、スキャン画像をトイラボの画像を基本にすると、全然ダメ。
同じようにできない。業務用との違いをまざまざと知らされた。
私のスキャナーはGT-X830だが、まず(業務用に比べて)ピントが甘いのかボヤッとしている。
ちなみにトイラボのスキャン画像のExifを見ると、ノーリツ鋼機のEZ Controllerだった。その周辺機器も使ってきっちり補正もしているのだと思う。
スキャン画像比較
こちらはトイラボでのスキャン。さすがプロ。自分が見た時に近いかも。
GT-X850の全自動でスキャン。好みの問題もあるけれど、コントラスト高々。少し赤い。
階調重視でスキャンしたもの。少し赤いのは私のミスかと。
さらにトイラボの画像を横に置いて、フォトショップで補正してみた。
もうどうやったのか忘れた。それほどいろいろといじった。レベル補正とか色とか。
もう一度これを作れと言われたら断る。めんどくさい。ちなみに補正に関しては初めてやった、初心者。
スキャン画像は出た目が標準とも限らないし、いじったものが違うとも言い切れない。
結局は自分しか信じられない。全自動もかなりいいと思うし、トイラボはさすがプロといった感じ。
露出も3段ぐらいはオーバーなのに、よくぞ、こんなきれいに収めたなぁと思った。
スキャナー購入を考えている人はこういうお店のスキャン画像が好みならあえて買わないのも手だし、いやいや、スキャナーを買って、自分でやってこそ、自分の写真だと言うのもありだと思う。
あとはどれぐらいスキャンするのかというコストのこともある。私は楽しんでやっているので自分でスキャンするかな。
最終的にはプリントだけれど。ネット専用と割り切っているところもある。全自動でもいいかなって。
フィルムスキャン画像もアナログプリントと同じで好みの問題があると思う。ハイキーが好きな人もいれば、暗めが好みの人もいる。
コントラストも高いほうが好きな人もいれば、低いほうが好きな人もいる。それぞれの正解がある。
だから、写真は面白いし、絵画と同じように「芸術」と言えるジャンルなんだなと思った。
すごいとか、きれいという面の他に、「表現」とも言える。
最後に、自分の基準を持つということの重要性。人の真似をするのもいいし、我流の破天荒な方法でもいいと思う。
全て含めて写真なんだと思う。自分がいいと思ったものをアップしたり、プリントしたりして、みんなでワイワイするのが楽しい。
スキャナー
EPSON A4フラットベッドスキャナー GT-X830 6,400dpi CCDセンサー A4対応
- 出版社/メーカー: エプソン
- 発売日: 2014/10/09
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私は中判フィルムもスキャンしたいのでこちらにした。
EPSON A4フラットベッドスキャナー GT-F740 4800dpi CCDセンサ フィルム対応
- 出版社/メーカー: エプソン
- 発売日: 2012/10/11
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中判フィルムをスキャンしないのならこっちで全然問題ない。
複合プリンターにもスキャナーが付いている。それで十分。プリントでもできる。
中判フィルムの自家現像及び、スキャンを考えて選ぶで十分。
あと、スキャンするとしたら1200dpi(1600x1000=160万画素にはなる)ぐらいだし。これでL版プリントでも全く問題ない。時間も短縮できる。
ちなみにスキャンはこちらのブログを参考にした。
Xylocopalさんのこの記事は大変勉強になる。