ちょっと前にOLYMPUS PEN Wを手に入れた。(実はDfよりも前!)
使おう、使おうと思っているうちにプラベートでも忙しくなり、さらにコロナの追い討ち。
まだまだ撮影に出ることはできなさそうだけれど、買うことはできるぞ!
特に中古品は一期一会だからな!後で買おうというのは成り立たない!
とりあえずでいいから、買え!
目次
当時の価格
1964年の発売当時は定価10,000円。
ちなみにPEN Sは8,800円。
1965年の値段に4倍ぐらいかけると今の価格だから、おおよそ40,000円。
今回はかなり安く手に入った。
おそらくペイントが剥げているとかだと思う。
なんと整備済みで2万以下。相場が4万ぐらい〜だからかなり格安。
スペック
重さ |
372g(実測) |
レンズ |
E.Zuiko 25mm f2.8 3群5枚 |
ピント合わせ |
目測 |
ピント |
0.6m〜無限 |
発売年 |
1964年8月 発売当時10,000円 |
シャッター |
B,1/8~1/250 5枚羽コンパーシャッター |
ファインダー |
ブライトフレーム付きビューファインダー |
露出計 |
なし |
PENシリーズの中で広角専用機として発売された。
石川文洋さんのベトナム戦争の報道写真でも使われた。
かなりショッキングな内容で驚いた。
ぜひ、一読をお勧めする。
そもそも、PENの企画が"ライカのサブカメラに耐えうるもの"という物だっただけに、相当気合が入っている製品だと思う。
ライカのM2っぽい?
ハゲハゲ
この通りハゲハゲなのでとても安かった。
ただはげつ場所がかなり使い込んだ跡だとわかったので、納得している。
悪くないよね。
よく握るところと巻き上げの部分が特にハゲていて、かなり使い込まれた個体かと。
ゴリゴリだけれど、整備済みなので滑らか。
塗装はツブツブ
Wの刻印が誇らしげだろ?
レンズが広角
搭載レンズはE.ZUiko 25mm f2.8の3群5枚。
変形トリプレットなので結構シャープかも?
同じ25mmでもPEN F用のG.ZUiko Auto 25mm f2.8は5群7枚なので別物。
換算約36mm程度なのでスナップには最適。
PEN Sなどの3cmは約43mmぐらいでこれもなかなかいい感じの画角なのだが。
両方が正解かと。
ただ、露出の問題もあるのでネガフィルムなら、露出計の入っているPEN EEシリーズもいいんじゃない?
機能とサイズはPENと同じ
機能とサイズは普通のPEN Sとかと同じ。
ハーフサイズで24x18mmのサイズでシネ版とか言われてる。
35mmフィルムは映画用のフィルムを2コマ使って、1コマにした規格なので元々の規格を使っているような感覚。
ダーっと一気にその日のうちに72枚をリバーサルフィルムで撮って、ざっと並べてみると楽しいと思う。
全て「横構図」にして一気に流し見するのだ。
1日を映像のように楽しむ。
または1年単位も面白いかもしれない。
今、これを持っているので、これで撮るか!?
PEN W専用の純正フード
PEN Wのフードは専用品で、これまたない。ほとんど見かけない。
多分ボディ以上に見つからない。
でも、ちまちま探していたら、なんと破格の値段で見つけた。
しかもケース付きの美品。
ラッキー。
PEN S用と違って広角レンズなので、少し広め(浅め)に作られている。
PEN Wの刻印もある。
カッコ良すぎて濡れた。
他アクセサリー
ボディを買った時に一緒についてきたものとしてはボディキャップと純正フィルター。
PENシリーズのブラックペイント
このPEN Wを手に入れたことで、PEN FTのブラックペイントと合わせてPENシリーズのブラックペイント が揃ったかと思いきや、PEN Sにもオリジナルブラックがあると思い出し、軽い絶望感。
PEN Sのオリジナルブラックはないだろー、あれはない。
しかし、なんか落ち着くのはなぜ?好きなんだなあ〜、ブラックペイント。
ペイントは落ち着くわ〜。中毒性あるわ〜。
好き。
ちなみにPEN Wのストラップはみんな大好きA&Aの「パラコードストラップ Flynn Camera Strap(フリン・カメラ・ストラップ)ACAM-P12」な。
ショーン・フリンといえば「ベトナム戦争のブラックペイント M2とパラコード」だな!
かっこいいわ〜
あ、OM-1(OM-1"N"じゃないと剥げても真鍮が出てこないらしい)のブラックも欲しいわ〜。
M-1はシルバーだからな。
あとはLeicaflexのブラックペイント が欲しい!
これを筆頭にブラックペイントで揃えたい。
さー、いつになったら撮れるのかな!撮れるようになるまで買おうぜ!