NIKON FとNIKKOR-S Auto 50mm f1.4とモノクロフィルムで市川市の木内ギャラリーを撮ってきた

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市川市にある「木内ギャラリー」へ行ってきた。意外にも存在を知らなかった。

www.tekona.net

www.city.ichikawa.lg.jp

今回は何も催し物はなかったが、普段はコンサートや展示を行っているようだ。

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ここは旧木内別邸の洋館部を再築し2004年に開館。

明治から大正の政治家木内重四郎氏の別邸が和洋折衷様式として存在していたものを、老朽化から保存状態の良い洋館のみ再築したもののようだ。

ja.wikipedia.org

岩崎家(三菱)とも繋がりがあった。

敷地は当時1万坪ほどあったらしい。周辺の敷地跡はマンション(サンウッド市川真間グリーンヒルズ)として使われているが緑が多く残っている。

さてどんなところだったのか。

カメラは引き続き、NIKON FとNIKKOR-S Auto 50mm f1.4とモノクロフィルム、DELTA400で。露光値は200で。 

aremo-koremo.hatenablog.com

この時の残りのフィルム。

今回のもサイバーグラフィック社のアウトレットで購入したよ。

目次

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NIKON F NIKKOR-S 50mm f1.4 (DELTA400-EI200)

開放ばか。ちったぁ絞れ。f2ぐらいに。

木内ギャラリーは国府台の松戸街道沿いから少し中に入った閑静な住宅街にある。

再築された別邸もひっそりと静かに建っている。綺麗に整備されていた。

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庭へ出る扉

かなりモダンな作りに感じられた。

結構薄暗く、開放でも撮れた。感度200でf1.4の1/500とかだった。

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庭から玄関を望む

雰囲気のいいところだったぞ。どうして今まで見落としていたのか。

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和洋折衷か

玄関そばへ。涼しいかなと思ったが、結構湿度が高い日で蒸し蒸ししていた。

光加減がいいところだ。秋から冬も楽しそうだ。

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庭へ出るドア

小綺麗にされていて、過ごしやすい。

裏手はマンションなどがある、住宅街。

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三階建てだ

この日唯一絞った。f5.6と1/1000。

ここは3Fで見晴らしの良いテラスといったところ。

2Fと3Fは展示をしていなかった。

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玄関

モダンな感じね。f2ぐらいだったかな。

室内へ

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階段と手すり

入館すると職員さんが来て、万が一、感染が出た場合に備えての名簿への記入を求められた。

昨年の国立民族博物館もそうだったな。

早速、階段を拝見。f1.4と1/250。

反射、入射式でf1.4の1/125。窓に反射式でf1.4で1/5000とか。ではと、間をとって?1/500と1/250を撮っておいた。1/125はやっぱりオーバー。

1/250がいい塩梅だったのでこれ。露出は本当に難しいな。

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階段

f1.4と1/125で。

階段はあるもの、2Fの展示はしていないとのことだった。

旧書斎

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旧書斎

f1.4の1/60だったかな。いい塩梅の露出になった。これは入射光の露出。

その場の明るさで測ってくれるから正確だな。

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窓も洒落てる

当時は相当ハイカラだったんだろうなぁと。

サンルーム

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サンルームの椅子

ここは名前の通り、光がいっぱい入ってきていて気持ちの良い部屋。

夏は暑いか?当時はそんなに暑くなかったのかも。

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サンルームを引きで

廊下まで下がって撮ってみた。f1.4の1/125。

白い部屋だったので一段あけてもよかったかな。

面白いような立体感があるな。

と、室内は1Fのみの展示だったので少し少なめの感じだった。

しかし、職員さんの接遇はとても丁寧だったし、撮影もOKですと言ってくださったりと気持ちがよかった。

また、夏頃とか秋頃にも訪れたいと思う。

そういえば玄関側からは見たが、道路側からはあまり見ていなかったな。

今度はそちらを見てみよう。

この辺りで1本撮り切ったので、M3にスイッチし、移動した。

NIKON FとNIKKOR-S Auto 50mm f1.4

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ファインダーアタッチメントが外れそうだ!怖い!これ5000円もしたんだぞ!このプラ一枚で!

でも、これがないと視度補正がつけられないの。予備にもう一個欲しいぐらいだ。

で、このセット。NIKON Fには5cm f2の方が機動性も上がるし撮りやすいかなと思う。

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でも、f1.4が欲しい時は5.8cm f1.4かこの50mm f1.4ということになる。

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35mm f1.4は結構重くて扱いに苦しんだ。

35mm f2だと少し物足りない。良いレンズだが。

やはり、5.8cm f1.4が好み。しかし、50mmも捨てがたい。今のラインナップはNIKKOR-S Auto 5cm f2、NIKKOR-S 50mm f1.4、NIKKOR-S 5.8cm f1.4だけ。

これでどうにかなるかなと思っている。

今回のように滲みを楽しみたいときは50mm f1.4。真面目に撮りたい時は5cm f2。Hも欲しいな。

ロマンを追うなら5.8cm f1.4だな。

露出計

あと入射式露出計が役立っている。

最近使い始めた、入射、反射式露出計。これは入射式をメインに使っている。

明暗差があるところで、被写体に届かない時は反射式で測光して、勘で1段アンダーにしている。

反射式はモノに反射して露出を測るので経験からするとオーバー気味になると思う。

でも白い壁だとやはりアンダー気味に出してしまうので、その時は出た目より1段オーバーにしている。 

露出によって作画の意図が全く変わってくるよね。露出大事。

もっと勉強したいわ〜。

今回のもサイバーグラフィック社のアウトレットで購入した。

最近、FP4+が安く出ていたので、購入した。今度使ってみよう。f1.4のレンズなら室内でも使えそう。

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モノクロフィルム好きだな〜。