寒くて寒くて。
とても寒い日に外房、津々ヶ浦の夫婦岩を見に行った。
写ルンですで撮った記事
津々ヶ浦の夫婦岩
10月に期限が切れていたPRO400Hで撮ったが全く問題ないな。
最初、ネットで見つけたので「夫婦岩」で検索すると出るわ出るわいっぱい。
日本各地にあるようで山岳信仰などの日本の古くからある八百万の神的な存在だな。何でもかんでも神というのは都合がいいと言えばいいけれど、これで安心や安寧が得られるのなら安いかなと。
内陸部でランチをした後に到着するととんでもない強風でピント合わせで目を開けているのさえ辛い。涙がちょちょぎれるというあれ。ピント合わせしていると目から鼻から汁がすごい出て来てじっとしていられない。
波もかなり荒れていて、夏に日本海に行った時も「荒れているなぁ」と思ったけれど、それ以上。とにもかくも轟々と吹く風に完全に負けた。
私は絶対に風景写真は撮れないなと実感。寒さもダメ、暑さもダメ。根気もない。
あっと思ったらシャッターを切るそれだけ。
短気ですぐにレンズを買ってしまうのでカルシウムでも摂ろうかな。
スーパーカルシウムか。超カルシウム。
カルシウム摂ったってレンズを買うんだから軽し無題がレンズ代に上乗せだな。
じゃあ、素直にレンズ買ったほうがいいじゃんね。カルシウム代だけ安くなる。
秋元牧場
涙が止まらないので二次目標にしていた秋元牧場へ。
結構遠かった。
牛舎。
今は使っていないようだ。到着したのは夕方。
入り口はすぐに見つかったが、その後どこに向かえばいいのかわかりづらい。
奥にレストランがあるのでそこに止めるのが正解だ。
ここには牛がいると調べていたらわかったので向かってみると二頭だけいて、ずっと「もしゃ」「もしゃ」と音を立てて草を食べていた。
55mmで換算28mmなのでぐいっと寄ってみた。
もしゃ、もしゃと食べながら動くのでこの時間はすでに開放f3.5、1/60ぐらいになっていたので大変撮りずらかった。
流石にピントが浅い。ガシャコン!と音を立てシャッターを切るとその時だけ、大きな目玉でこちらをギョロッとみて来た。
私とカメラを確認するとすぐにまた草を食んでいた。
近くに盛ってあった草をあげてみると、顔をあげてもしゃもしゃと食べてくれた。
他に誰もいなかったので貸切状態。
おしり。牛も遠巻きに見るぶんには可愛らしいがこれほど寄ると結構怖い。
闘牛士ってこれぐらい大きな牛と対峙しているのか・・・。怖い。
あ、牛の目ってカラーで見えてないってどこかで読んだけれど本当かな。
偶蹄目(ウシ、イノシシなど)は色盲とされていたが、現在では2色型色覚を持つことが判明している。もっとも、2色型なので赤から緑にかけての色を見分けるのは難しいようである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/色#様々な生物の色覚
うん?二色は見分けられるが赤と緑が見分けにくいの?
じゃあ、闘牛士が闘牛の最後に振っている、あの赤いヒラヒラ(ムレータ)は牛にとって見分けられていないとすると、あの赤色に興奮しているのは人間か。
牛は単にヒラヒラしている状態に興奮しているだけか。
近くでは12月だいうのにもう蝋梅が咲いていて、いい香りだった。
梅ガム的な。15個って大人買いだなー。お菓子を箱で買うのってまだしたことないな。
ええ!?もうブルーベリーと梅しかないの!?コーヒーガムとかないの?クイッククエンチもなくなってる!「お口の恋人」って・・・なんかやらしいな。え!?
あったー。フィリックスガム!当たりくじつき。小さい頃買ったなー。一個10円ぐらいだったような。
PENTAX6x7とsmc Takumar 6x7 55mm f3.5
最近、PENTAX67を持ち出すときはこの55mm f3.5ばかり。すごく重いけれど、写りがとても気に入っている。
この後の55mm f4も軽くなって写りも良くなっているのかもしれないが、f3.5と言うスペックにロマンを感じている。
今回のように陽が暮れてきて、開放で撮ると結構周辺が落ちるけれどそれも好き。
ただ、今回のように夫婦岩などの動かないものを撮るのはとても向いていると思うが、牛などの動くものは難しい。慣れが必要だと思った。
アラーキーのポートレイトのようにほとんど動かないと言うのも向いているように思う。
ガッチリと三脚で固定してガツンとポートレイトを撮るのもしてみたい。
正月などに家族の集合写真を玄関前とかでセルフタイマーで撮れるとこれまたいいかもしれない。
家族の普段の様子はペンとかのハーフサイズでばちばち撮るとか。
何でもかんでもぼかせばいいってもんじゃないかな。家族写真は撮れていてなんぼだし。
レンズの変遷
PENTAX67レンズを調べてみたら、55mmはf3.5の8枚玉、920gからPENTAX6x7 55mm f4で9枚玉、615g(軽い!)に変わって" Better than the 3.5 lens (1979)"になった。
その後、PENTAX67 55mm f4になって725gになって最短が35cmになり"One of the best, optics changed (1986)"になった。
このベストと言う言葉に弱いなー。気になる。
これはボディもPENTAX67を増やしてSMC PENTAX67 55mm f4も揃えるしかない?
参照 ; http://antiquecameras.net/pentax6x7lenses.html
いいフィルムです。冬場はすぐに光量が落ちるからISO400は助かる。しかしもっと好感度が欲しいのだ。
そう、これだ。モノクロだがEI1600に減感して撮ってもよし、EI6400に増感して撮っても良しか?これでも撮ったので次回に。