2020年1月以来の益子へ。2020年の2月ぐらいからコロナになったのか。
最初は泊まりにしようかと思っていたんだけれど、年末が近づくにつれ、オミクロン感染増加が気になり・・・日帰りにした。結果的には訪れた年明けごろは爆発寸前で泊まりでなくてよかったかもしれない。
ただ、宿とかの経営とかを考えると・・・なぁ。
去年はコロナ真っ盛りだったし、毎年訪れていたのでちょっと残念。
年明け1週間ほどのあたりで行ったら、思いのほか人出は少なかったかな。
目指すは少しの観光と器と古道具屋巡り。
カメラはM7にHELIAR classic 50mm f1.5とリバーサルフィルムのプロビアで。余裕があったらISO400のモノクロ、ILFORD HP5+と旧エルマーにしようと思っていた。
ISO400あればなんでも撮れる!はず・・・。
今の所このセットが現代セット。
圓通寺
最初に訪れたのは「圓通寺」というお寺さん。到着が朝の8時ごろだったが、すでに開門されていた。
これはまたすごいな。私たちが訪れた時に比べると全然違う風景だ。
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インスタも。
なんというか端正なお寺さんといった風情だった。
きちんと手入れされている庭園とか見応えがすごくあった。
今まで結構、益子のお寺は巡ったつもりだったけれどここは穴場だった。
紅葉シーズンのライトアップも有名らしい。
池は凍っていた。完璧に。多分1日溶けない感じ。
手水かと思うんだが、これもまた完全に凍ってた。柄杓も凍ってとれないし、氷も叩いても割れなかった。
ここに甘露水と掘ってあったんだがなんだろう?
《(梵)amṛtaの訳。不死・天酒の意》天上の神々の飲む、にある甘い霊液。不死を得るという。転じて、仏の教え、仏の悟りにたとえる。
え?そんな意味があったのね。
本堂の中は上がっても良いとのことで拝見させていただいた。
木魚が並んでた。
言い訳?それとも大事なこと?
ここは光の当たり具合が良くて何枚も撮ってしまった。お坊さんのお墓。形が丸いのが印。
庭園の滝が凍っていた。すんごい寒かった。
横になっているお釈迦様。ここは書庫だったところらしい。
そもそも檀林で有名なところだったとのこと。だからか、境内に幼稚園があった。
真っ赤な観音堂。バエてたぞ。
観音堂から本堂を見る。紅葉の季節はいいのだろうなぁ。
明治5年に不慮の祝融氏に見舞われ全土焼土・・・?祝融氏?
え!?火事のことなの?知らなかった・・・・。
starnetヘ
とりあえず、益子ならここかなと。ランチを食べに行った。お店の前がカチカチに凍っていて怖かった。
駐車場が登りでこれは無理と思って、平地に停めたら満車になっていた。
入り口で並び始めたので11:00まで10分ほど並んだかな。
プレートランチだったかな。おしゃれですことー!
私もこれでおしゃれさん!美味しいコーヒーもいただいてご馳走様。
少し店内を見て、次の古道具屋さん巡りへ。
内町工場
益子駅方面にある内町工場。
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店主の仕入れのセンスが好き。
ここで買ったのがこれだ。
今回も古いフィルムなど仕入れがあったか尋ねたら、ちょっと前にあったんですけれどねえ〜とのこと。ちょくちょく入って入ると。保護したいというか、見てみたい。
古本の写真集もセンスがいいので益子に訪れたら是非。
この後に仁平古道家具店とモダンロフトに寄った。
少し周辺をカメラを持ってブラブラした。
城内坂へ
城内坂で少しお土産を買った。まだ謹賀新年。
よもぎ本店
まだ時間があったので急遽もえぎ本店も行ってみたところ、駐車場満車。びっくり。
城内坂にもあるけれど、こちらの方がゆったりと見られる。すこーしお高めだけれど、センスのいい器がいっぱいある。4000円ぐらいのデミタスカップよかったなー。ちょっと高い。1480円なら買ったかも。私の価値観、ひどいわ。
こちらはギャラリー。とても綺麗でおすすめ。無料だし、撮影も可。色々な作家さんの展示が見られる。
ここでリバーサルを1本撮り切ったので、近くの森も撮りたいと思い、旧エルマーとISO400のモノクロフィルム、ILFORD HP5+を入れた。
この何か足りない感じ。
エルマーが華奢に見える。
益子の森
もえぎ本店を出てすぐそばの森へ。あたりは少し陽が翳って来ていて、さらに谷間になっているので暗く感じた。そして何よりも寒い。しんしんと寒い。底冷えする感じ。
ここで10枚ほど撮って寒さに耐えきれず戻ってきた。雪が少し溶けてドロドロで森の中には入れなかった。
道の駅ましこ
いつもここで最後のお買い物。お土産のお菓子とか。自分用のコーヒー豆とか。真岡の珈琲店のも前は買ったりもしたが、今回は益子のお店。
益子焼ブレンド。MASHIKO COFFEE ROASTERSというお店のようだ。
"しっかりとした厚みのある苦味とキレのある酸味"、これ飲んだら本当にそうだった。
最初にしっかりとした苦味が来て、その後に酸味が来るんだけれど、口の中に残らない感じ。よくもまあこんなブレンドを作って"言語化"したもんだなーと感嘆している。
苦味酸味しか表現できないぞ・・・。あとはコクぐらいか。
こだわりか・・・。
リバーサルフィルムで撮ってきた