6月に修理に出したM7が9月下旬に戻ってきた。先日試写も兼ねて撮影したがまだ未現像。
1/1000でのシャッタームラが出る件で、購入店の保証で修理依頼出したところ、ライカジャパンにてシャッタームラを確認、そのままドイツ本国修理となった。そこで3ヶ月と言われ、まぁ、夏休みも入るしもっとかかるだろうと思っていたら、すんなり3ヶ月で戻ってきて驚いてる。
一応、戻された中身にはライカジャパンで試写したネガも同封されており、まぁ目立たないかなと思える感じ。
メモには「フォーカルプレーンシャッターゆえシャッタームラを完全に無くすことは困難」とのこと。「可能な限り調整しました」と。
了解。
ちなみにOHされた、バルナックライカIIIaでも1/1000では右側にシャッタームラが出る。ブレッソンよろしくトリミングするしかないかなとか思う。
修理の方に相談してもやはり調整がこれ以上は限界と。高速に合わせるとスローが合わなくなるとのこと。
1/100、1/250あたりをメインにした方が良いとのアドバイスを受けた。
と、言うわけでできるだけのことはしたと言うことなので、これでも1/1000でシャッタームラが出るのだったら、諦める。f1.4で1/1000でシャッタームラが出る個体なら、f2、1/500で撮ればいいじゃなーいと言うことで。
しかし、修理に出した時に驚いたのはシャッタームラの調整をライカジャパンではできないと言うこと。
2022年10月、今月に噂によると、M6の復刻版やら、何かM型フィルムライカが出るのではと言われているが、新品で買っても何か不具合があれば確実に本国送りということになる。
おそらく最低期間が3ヶ月なのかなと思う。
これってドイツの労働感覚もあるのかもしれないと今回は思った。労働者の権利意識の強い欧米では無駄な残業もしないだろうし、きちんと休みは取る。だから待ってねと。
それは消費者である方も労働者であるので理解できることなのだろう。
しかし日本はプライベートを投げ打ってでも消費者のためにと仕事をしたりすることも多くあるように思うので「サービス=無償」で早めに対応してくれることもあるかもしれない。
ただ、今回思ったのは何のための「ライカ直営店」なのかなという点。
別に本国方式で夏休み1ヶ月とって、結果3ヶ月かかってもいいから日本で直せないものかなと思った。
色々ネットではライカジャパンは「"ドイツ本国同様"専用機器で点検云々」も見かけるが、結果的に「調子が悪い」と認定だけして本国に送るだけなら、窓口サービスだけということになり、余計な人件費がかかるのかなーと。
無条件にドイツでやれば完璧とは思えない。
それがプレミアムなサービスなのかどうか。(無論、こちら個人でドイツの本国と英語やドイツ語で全てやりとりする手間はかなり負担となると思うが)
プレミアムである前に確実であるかどうかが重要なのかなとモノを買うことについては思うことも多い。
確実であり、更なる付加価値があるのがプレミアムかと。
まずはきちんと直ること。直せないのなら直せないと言ってほしいこと。
修理期間については何とも言えない。人が足りないのなら時間はかかると思うが、1年待ちはやりすぎな気もする。実は直せないんじゃないのかと邪推もしたくなる。
今まで「ライカの買い方」については新品を買えと言ってきたが、今回経験してみて色々と思うことはあった。
デジタルライカなら、部品を取り寄せて載せ替えるだけで何とかなる部分もあると思う。距離計調整なら流石にライカジャパンでできるのではないかと思う。
完全電子シャッターならユニット交換で済むと思う。
しかし、フィルムライカに至っては全て本国送りということになりそうだ。すると新品購入というのはすごくめんどくさいなと思わざるを得ない。
かつてのM6のように国内の修理屋さんが受け付けてくれて、露出計が壊れたら捨てるか、本国で直すかならいいのになと思う。
話は変わって、iPhoneを買い替えた。
iPhone14が発表された次の日にAmazonでiPhone13Proを買ってしまった。一番の高値掴みじゃないのか?
SE2で老眼の目が辛いと思い始めて、4月ぐらいから物色していたが、13Pro高いなーと思っていたら、7月にガンと値上がりして、諦めかけていたがやっぱり辛いと。
中古も考えたけれど、Amazonのポイントやら何やらを足し引きするとかなり高く、これは新品で在庫あるうちに買ってしまえとなった。
もう値段が下がることはないだろうといろいろなモノに関しては思う。
だったら早く買ってお金をモノに買えて楽しんだ方がいいやと思った。
今の時代、お金持っていても何もできないから。換金しないとね。貯金していると目減りする時代だぜ(マイナス金利)。
iPhone14の発表は夜中目を擦りながら見ていたが、気づいたら寝落ちしていたので、その程度の感覚なんだなと。
カメラの4500万画素というのも聞いて引いてしまった。そんなにいらないと。
買った後に、よーく考えて待てるのだったら"iPhone14Pro"にしておけばよかった?と思ったが、実際に持ち出してみたら、どうでも良くなった。十分だった。
何よりも大きいと思っていたボディもSE2を改めて持って見てみると、小さい!狭い!見づらい!と思った。やはり老眼には少しでも高画質な画面が必要なのかなと。
年取るとつれー。
昔ながらに年取るとお給料もバンバン上がって行く代わりに、こういう部分でお金がかかるけれど平気って時代だったらよかったのにね・・・。
ちなみに5Gの恩恵はあまり感じてない。実測を測ったら、家の光より速かったけれど。
カメラの画質はそのギトギトの色味驚いた。マッカッカって感じ。赤が飽和している感じ。
でも役に立つことが多い。超広角も使う。楽しいよ。
望遠モードはスマホで何かを撮る時に広角レンズなので寄るとスマホの影が映り込んでしまうのがなくなった。
あと、何気にマクロモードが楽。
おかげでDfを使う機会が滅多になくなった。わざわざDfを持ってきてマクロレンズで撮るとかがなくなった。
目的がSNSだけなのでわざわざ高画質のカメラで撮らなくてもいいかと。
9月は一度もDfを使っていない。コンデジどころか一眼レフデジカメでさえ使わなくなってしまうそうだ。ミラーレスはもちろん全然使っていない。
フィルムカメラは週に1回ぐらい使えている。
目次
バルナックIIIa
IIIbに関してはちょっと諦め気味。なかなかいいものが出てこない。IIIaで安めでそこそこのものでピストルをつけて遊びたいのだ。
ライカのMデジタル
いつもいいなー、いいなーと思いながら眺めてる。インスタとかTwitterでライカモノクローム初代とか使っている方を見るとほしいなーと思う。別にCCDにこだわっているわけじゃなくて、1800万画素というのがいい。2400万画素もいらない。
M9-Pとかもいいなーと思うんだけれど、高いよね。ほんと。お金に余裕があったらほしい。
NIKON Z 6
センサーがいいらしい。ミラーレスカメラとして、アダプター経由でライカレンズなどを使う時にガラスの薄さがいいらしい。
これもいつもいいなー、いいなーと思いながら眺めているが、まだ15万円とかするので本当に高いと思う。Z 6IIIとかの噂も聞いたけれど、どうなの・・・。そこまで高いの買えないよね。
NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
新品で25万円。あの写りで!
これもいつもいいなーいいなーと思いながら眺めてる。いいレンズだよね。写り最高。
Leica M5
これに関してはM7よりM5の方が優れているかもしれないと思ったり、修理もまだ国内で出せるとか考え始めてる。
気が楽。そういう感じ。使いやすいことは待ちがないし、露出計も入っている。いいカメラだぜ。
さー何買おうかなー。
まだ塗ってる。