Canon IVsbとCANON RAPID WINDER、Canon 50mm f1.8で撮ってきた。
このカメラは2018年末に買ったが1本目からシャッター幕がダメだった。
一度修理に出して直おせないということで戻ってきた。
修理屋さんもきちんと直せないと言ってくれた方が誠実だと思う。
それはそれで誠実な対応だと思う。
幕交換、ミラー交換でピントはスッキリ。
それでもスローは直らなかった。
2019年は諦め半分、直らないかなとあちこち聞いて、他の修理屋さんにやっと2020年の1月に出して3月に戻ってきた。
3月はすでにコロナの自粛ムードがあり外で撮れず。
また、CANON RAPID WINDERは単品では見つからず、CANON RAPID WINDERつきのIVsbをもう一個買った。
さらに黒色の棒がついていなかったのでWINDERをもう一個買うと言う、大変な思いをしてここまでこぎつけた。
レンズは最初のIVsbについてきたもの。
canon 50mm f1.8はいわゆるSマウント(Lマウント)で、ものすごく良いと読んでいたので楽しみではあった。
参照:郷愁のアンティークカメラIII P80
50mm f1.8はI型が欲しかった。すべてシルバークロームでかっこいい。ずっしりとしている。
フードとフィルターもセットで揃えた。フィルターはフードの中に入れる、シリーズ6フィルター。
今回修理上がりということで1本撮ってきた。
場所は千葉県立北総花の丘公園。
広々としていいところだ。
目次
- ランチはmax and son’s” coffee roasterで
- 公園を散歩しながら
- canon 50mm f1.8 Sマウント(Lマウント)
- Canon IVSbとラピッドワインダー
- やっぱり直ってなかった
ランチはmax and son’s” coffee roasterで
ランチは「max and son’s” coffee roaster~森の中の小さな自家焙煎珈琲店~」にした。ここは大変お気に入りのカフェだ。
ここに来るといつもピザのランチを食べてしまう。
天気の良い日で日差しも強いだった。お店に到着したのは午後1時過ぎだったと思うが、大変混んでいた。外で暫し待つことになったほどだ。
自粛ムードも和らいできて、久々の外食という感じだったが、現在の感染者数はその頃の活動が影響しているのかなとか考えてしまう。
まぁ、疫病を恨んでもどうにもならないので仕方あるまい。粛々とレンズとカメラを買うだけだ。
公園を散歩しながら
開放f1.8と1/125ぐらいだったと思う。初夏の光。
良い雰囲気で破綻のない写り。
少し絞った感じ。何も不満はない。キリッとしていると思う。
ボケは古臭さもあるが、ピント面はしっかりしている。いいレンズだ。
あれ?草にピントおいたのか。自分でも意外。
多分面白味のないレンズとして関心が少ない感じ。ほんと嫌な癖がない。
少しボケが回っているけれど、嫌味のない写りだ。
Rollei C35は軽くてよく写るいいカメラだ。
f1.8もあれば大口径としてもいいんじゃないかと思える大きなボケだ。
f1.5などは超大口径かと。
少しコントラストを上げて雰囲気を合わせてみた。こう言うのが好みだ。
クセのないボケと、少し古めかしい写り。いい塩梅の写りだと思う。いいレンズだ。
そんなにキリキリしなくていい写り。穏やかな写りだ。好ましい。
開放。バランスのいいレンズだな。
かなりの解像感がある。もしかしたらすごいレンズじゃないのか。これ。
canon 50mm f1.8 Sマウント(Lマウント)
前評判通り、かなり優等生なレンズだ。1951年の発売。
なんか、こういうレンズが1万ぐらいで売っているのかなと思うと、不思議な世界ではあるなと思う。
50mm f2のSummicronと遜色ない写りなのに。こちらは1万程度。
Summicronは10万コース。
Summicronじゃなくてもこっちでも満足できる写りを得られると思う。
しかし、Summicronを使わないと耐えられない悲しさな。
ほんと不人気レンズなのか。本数も多いのか。
造りもしっかりしているし、キヤノンにつきもののクモリの個体も少ない気がする。
Canon IVSbとラピッドワインダー
棒を軸にしてぐっと巻き上げると、がちょん!グルンとシャッターダイヤルも同時に回って、一枚巻き上げができる。
早いかというと、ノブで回すより早いという程度。
これは完全に趣味の世界だな。
この前、ライカMP、M2用ののVIT(これだけで250万コースだぞ!)を触らせてもらったが、ライカの方が滑らかだと思う。
あえて新品ライカのM-Aとライカビットをつけてどうなるのか試してみたい。
まぁ、それでも楽しみという感覚では負けず劣らずかと。
つい忘れてノブで巻き上げてしまうのはご愛嬌。
ボディはサビが出ているものが多い印象。スレというよりサビ。
スローダイヤルに出ていたりと結構出ている個体が多い。
クロームメッキの質の問題なんだろうか。NIKON Sで同じようにサビが出ている個体は少ない気がする。
総じてこのセットは楽しかったぞ。
でもワインダーをつけるなら、25mm f3.5の方がお似合いかなとか。
フルセットでも3万とか4万かなぁ。整備費用は別で。もしかしたらワインダーが一番高いかも。
やっぱり直ってなかった
残念ながら1/1000で撮ったものなどは幕が開いていないようだった。
高速シャッターに最近嫌われているようだな・・・。
こちらも修理に出して上がってきている。
残念!ちなみにこの機体の1/1000はシャッターダイヤルがきちんと収まらないが、それが正解だ。
写りがf2.8ですごくいいだけにもったいなかった。
この日はf2.8と1/1000が日陰でも最高に開けている状態だった。
右側に白っぽい傷が入っているが?
実は1コマ目だ。何が原因か全然理解できない。
何か幕の間に挟まっていたのだろうか。
これは真ん中に露光ムラ。なんでだろ?
ムラあり。
怒られる・・・。なんでちゃんと撮らないのよ!って。
渾身の万歳が・・・。
調子に乗ってワインダーで速写したら、次のはもっと被っている?
f8の1/1000。
今度の防湿庫点検が怖い。コロナで延期になってるが・・・。
と、まぁ、1/1000あたりで出ているなと。
再度修理店さんに出したところ、やはり高速側で幕が開いてないとのことで再調整になった。
保証期間を若干過ぎているが無償でやってくれるようで助かった。
ほんと中古カメラは良い修理屋さんとお店の出会いでもあるなと。
また、修理から上がってきたら撮ってみようと思う。今度は25mm f3.5かな。