晴れた日にいすみ鉄道の「月崎駅」近くにある、「浦白河のドンドン」へ行ってきた。
カメラはBronica S2とNikkor-H 5cm f3.5とモノクロフィルムで。
かなり有名なところだが、今回もパパゲーノさん推しで。
浦白川のドンドンは里山のパワースポットらしいが?
果たして?どんな所か。
目次
ランチは郷里(ふるさと)で
お魚のランチにした。これにコーヒーがついて1500円。
別のお店を予定していたのだけれど、突然のお休みで困って、近くには郷里しかないなと思い、電話で確認した所まだ入れるという。12時ちょうどに着いた。
注文した頃から、ドンドンお客さんが来てついに「相当待ちますよ、別のお店行った方がいいですよ」とまで言われていた。
そう、ここすごく混むんだ。コロナの前からずっと。だからしばらく行っていなかった。今回は運良く入れたけれど、12時までしか予約の受付はしていないし、飛び込みで来ても多分入れないほど混んでいると思う。
月崎周辺でランチできるところを探すとどこも混んでいて、入れないことが多い。ましてやファミレスなどもない。
コンビニも少ないので買って持っていくか、予約は必須かと。
お店を出たら、外で待つ方が大勢いて座って待てない状況だった。
コロナ禍でもこれだから、すごいわ。
月崎駅から徒歩6分
さて、食後にまずは"永昌寺トンネル"を目指す。
月崎駅から徒歩6分とのことだったが、結構な距離に感じた。
トンネル近くに月崎公民館兼公園があり、車を止めるところがあったのでそこに止めて徒歩で3~4分。
のんびりとした道を歩いていき、永昌寺トンネルへ。
見事な観音掘り。
どうやらここ数年の台風などの影響だと思われる。一応生活道路なのでは?と思うが、回り道などがあるのだろうか。
最初の予定としては、ここを車で通って「ドンドン」のそばに止める予定だった。
ここが入り口。右に先程の看板がある。
誰が作ったんだろう、この看板。
「里山のパワースポット 浦白川のドンドン」という名称らしいがなぜこの名称なのか不明。
このキーワードで検索しても、市原市役所などのHPにはヒットしない。
先程のところから入り、少し下ると開ける。ここに踏みならしたような跡があるので、そこを歩く。
結構、ぬかるんでいるところもあるので注意。
あと、木々がかなり倒壊していて、電線に絡んでいるのでそこのそばを通るときは早めに歩いた方がいいと思う。
突然、電線が切れて木が倒れてきそうな感じだった。
まぁまぁの道のりだった。
到着して少し下りないといけない場所があるんだけれど、そこでスニーカーで来た妻曰く「ここ"秘境"じゃん」と。「ブーツにしろって言ってよね」と。
すみません、夜、お詫びします。叩いてください。
浦白川のドンドンとは
ドーンと出た。これが浦白川のドンドン。何がドンドンなのか、わからないが。
圧倒される大きさだ。
f4と1/60ぐらいだったかな。ここは少し暗いのと引けない場所かと思って、広角レンズを持ち出した。
本当はライカの広角レンズがいいのかなと思ってた。
でも、もう21mm、28mmレンズはもうないし、35mmレンズはSummaron 3.5cm f3.5しかない。M3は35mm枠ないしということで、中判で広角にした。
撮影のために石の上を歩いていくんだけれど、そこでジャボン!と一度だけ足を水に落としたが「ゴアテックス」最強。滲みてこなかった。
メレルを愛用。2足持っていて、交互に履いている。
片手でBronica S2とNikkor-H 5cm f3.5という重量級カメラを持っていたのでバランスを崩しやすく、思わずシャッターを切ってしまった。
ああ、ブローニーは高いのに・・・。露出が合っていて笑える。
少し引きで。逆光でフレアとゴーストが出ている。
また、かなり石が流されて来ている。向こうに光が見えるので恐らく向こうから流れてきているのだろうと推測できる。
f4の1/125かな。ここへ流れている。
浦白川のドンドンは川廻しと思う。昔の農業用のものかと。
これを人が掘ったんだから、すごいわ。
左側からアプローチして行き、撮影。(ここに来るまで何度落ちそうになったことか)
f3.5の1/30。ギリギリの露出。三脚も立てるところないし、完全に機材選択を誤った。
でも、これしかないから撮るほかない。50mmでは到底撮れない。
35mmがあれば撮れたな。ライカの35mmレンズ欲しい。
換算28mmの画角でちょうど良いか、少し広いぐらい。
記念撮影だから、これぐらいで良いかな。
木漏れ日?がかなり綺麗で、涼しいかなと思えた。
妻はPENTAX645に45mm f2.8で撮影。中判カメラでもこれなら持てると。
視度補正もついているし、露出計もついているし、15枚とちょうど良い撮影枚数だそうだ。
またリバーサルで撮りたい。
f3.5の1/60かな。
人と比べるとこれぐらいでかい。かなりの高さで驚く。
しかし、このレンズの立体感すごいな・・・。良いレンズだ。
ゴースト?木漏れ日が出ている。逆光でコントラストが低下している。かなり深いフードだけれど、無理があるなと。
f4の1/125。
この先もどんなものかと、カメラをしまって歩いて行ってみたが、ちょうど曲がり角でそれ以上先には進めず。
そこそこの透明度の水が流れていた。現役の水源なのかな?
何かいる?
1本撮影して、周辺も見たので撤収しようかと足元見たら・・・足跡・・・ケモノ・・・。
怖い・・・。
なんだろ、キョン?イノシシ?鹿かな?
どれにしても目があったら負ける・・・。Bronicaを投げつければなんとかなるかな?
あー、そういえば熊などに襲われてもなんとか生き残る人は、皆、鉈とか持っていてそれで抵抗して生き残ったと聞く。
やっぱりナタとか必要かな・・・。この前も藪漕ぎが必要になって困ったし。
カッケェ!ハンドアックス?
あとグローブが欲しい 。冬は何かしら手袋かグローブをしているが、暖かくなると素手になるので、ほんと危ないと思った。
軍手ぐらいは持って行きたい。
Bronica S2とNikkor-H 5cm f3.5
うん、こう言うところなら、ミニマムに撮ることはないので広角バーンで正解だったかなと。しかし、機動性がかなり落ちたのでこれはダメ。
ライカで行くべきだったが、35mmレンズがSummaron 35m f3.5と心許ないので、f2のSummicronとかが欲しいが・・・。
M3しかボディがないので50mmでどうにかするか・・・。
M2でも買ってSummicron 35mmかSummaron 35mm?はー。
あ、NIKON Fのレンズも50mmと58mmしかないし。そう言えば広角レンズって持ってないな。
ま、良いか。
ともかく、このBronicaは使いやすく、大変おすすめ。私は広角の方が合うようだが、ZENZANON 100mm f2.8も素晴らしいレンズだと思う。
Nikkorの75mm f2.8あたりのレンズも使ってみたいかな。
Nikkor-H 5cm f3.5はNikkor-H Auto 28mm f3.5と同じレンズ構成らしく、大変良く写る。歪みとか私には感じられない。
このでかいフードでも逆光はどうしようもない。仕方ないか。重かったな。転ばなくてよかった。
でかい!真夏になる前にもう一度、行ってみたいところ。
多分、これからは虫、ヘビ、ヒルが出てきて大変だと思う。
B&Hでまとめ買いしてあったんだけれど、期限切れが2020年の9月でやっと使い切った。
保存をきちんとしていれば、これだけ期限切れでも問題ないようだ。
最近はJOBOタンクで2本巻いて現像している。少し慣れてきて500ccで2本現像できるので重宝している。
そろそろ買い足さないとな。
撮り切って、そのままLeica M3にスイッチしたので続く。
ZENZANON 100mm f2.8は東京光学製とか。