年末に手に入れた、Biogon 21mm f4,5をContax IIにつけて持ち出してみた。フィルムはリバーサルフィルムのベルビアで。
このベルビアが驚きの色を出した。この日は鋸南で水仙を見た帰り道の保田中央海岸で数枚撮っただけだけれど。
水仙郷をブロニカで撮った記事。
同じところを写ルンですで撮った記事。全然色が違う。
内房の夕陽
富士山。ひょー、すごい色。これスキャンは自宅でしたんだけれど、実際のポジフィルムの色に忠実になるようにスキャンして調整した。
ほんと紫色のフィルムの発色になっている。多分、実際の色はもっと赤からオレンジだったと思うけれど、これがベルビアの色なんだなーって。
デジタルで言うところのホワイトバランスなのかな?
同じ場所で一段アンダーで撮った。と、言っても、f4,5の開放で1/10。ジコッて音がした。1/5はジッて音がした
多分向こうに見える小さい山は大島。
大島と富士山をギリギリ入れてみた。
こちらは内陸部、東京方面。小さな白い点は外灯。完全に陽が暮れたけれど、なんか写ってた。これがISO400だったりしたらどんな感じだったのかな?
ポジってそんなに違いなんてないのかなって思っていたけれど、ここまで発色が不思議な色になると流石に驚いた。
Contax II Biogon 21mm f4,5
富士山と一緒に。外付けファインダーがかっこいい。撮影を終えた後に撮った。iPhoneでとるとこんなに明るい。この高感度って、デジタルがすごいと思う瞬間。
スマホ写真恐るべし
すっごい綺麗!これはすごいISO感度なんだろうなぁと思い、exifを覗くと・・・
がーん!ISO25!f2.2が開放値は知っていたが・・・。(なんで焦点距離が46mmなんだ?自動でズームするの?)
あ、じゃあさ、もっと暗くなってからのは!?
えー!ISO64で1/30!?手ぶれなし?おそるべし・・・。(こっちは29mmか。どうして?)
じゃあ、だいたいf2のレンズでISO50のベルビアでも1/30切ればこうやって写るってことか!?
実際のベルビア100の色
ね?ポジも結構変な色しているでしょう?(コマ間超狭い!)リバーサルはフィルターワークとかあるんだろうなぁ。リバーサルは露出一段で全然雰囲気が変わるから面白い。
次回は下に写っている、雪。
ベルビア100がこれなら、50はどうなんだろう。
少し高いだけあって、微粒子なのかな。三脚必須!?
プロビアだったらどんな色になったんだろうか。まだ生産しているうちに色々と試して見たい。
手に入れた時。