千葉県柏市藤ヶ谷の富士塚へ行ってきた。
白井市の富塚鳥見神社の後。
とりあえず、Googleマップの指示通り到着したのだが、地図を見ると近くにあるのだが見当たらない。
周辺を歩いても何か入口らしきものもない。
さらに歩いてみると、民家に50~60代の女性がいらして掃除をされていたので尋ねてみた。
この辺りに「富士塚」があると聞いたのですが・・・と。
富士・・・と考え込んでいる。
あ、この道の奥にね、富士山に登る前に参拝したり、七五三の時に参拝するところがあるわよと教えてくださった。富士山!それだ!
お礼を言い、向かおうとしたら、そこを登っていったらね、右に曲がってね。まっすぐ行くと畑だからと教えてくださった。
それがこの道だ。初見では絶対に見つからないと思われる。そもそも入っていいのかさえ分かりづらい。
日も暮れてきた。先を急ぐ。
途中、真っ黄色の紅葉に目を奪われる。
さらに歩を進める。いや、ここ本当にわからないよ。右側下が道なんだもん。
振り返ると綺麗に西陽が差し込んでいた。
さらに進んで上にあった綺麗な紅葉を見てみる。真っ黄色で綺麗だった。
今は無き、沼南町。
少し進んだ土手の上に何か石碑のようなものがあった。
木のような棒で作られた階段もあったので登ってみた。
うーむ、風化?して読み取れない。仕方ない降りようと足元に気をつけながらずりずりと降りていき、途中でよし飛び降りようとポンと降りた。
あ、これ着地に筋肉が負けた。負けてる。こける。右手にM10-P持ってる。やばい。1秒以下で計算。
こけるほうが安全。
こけた。
背中のリュックがエアバックみたいになった。結構痛くて左足がジンジンした。
全く気づかなかったが、家に帰ってお風呂に入ったら右足の膝に大きなあざがあってそっちの方が痛かった。
あー、筋力不足。頭と体が一致していない=老化。ああ〜。
しかし危なかった。一人だったのでここで大怪我負っていたら、人気もないので朝まで一人だったかもしれない。うんスマホで助けてって言えるけれど。
でも、今は一人行動なのでほんと無理しないようにしようと思う。
あ、M10-Pはハンドストラップで握っていたので、力んだ結果手を離すことができず、肘から落ちてカメラは無事。肘は痛い。カメラの方が高いので守れてよかったなー。
ああ、辛い。
これストラップで首とか肩だったらかなり危険だったと思う。カメラが壊れたり、体に当たって肋骨折るとか・・・。
転んだところ。猪が荒らしたような感じになってる。
ここ?ここを右?
先には何も見えないが・・・ちょっと行ってみるかと。
あった。一番奥にあった。富士塚って書いてある。
全体の感じ。一応階段が設置されている。
登っていくと途中に庚申塔。
後ろは烏帽子岩?え?検索したら、姥島って出たんだけれど。なんで?
いや!烏帽子が元服の時に成人男性が被った帽子なんだ!それであの民家の女性が七五三にお参りするって言ってたんだ!なるほど!ここにお参りするのか!
あー、すっきり!
これも庚申塔?下の台に三猿いるかな?いた。
えっちらおっちら登る。
秋葉・愛宕大権現だ。富士塚だから、山岳信仰かな?
秋葉大権現は秋葉神社で、秋葉原の語源でもあるんだ。何か繋がりあるのかなーと思ってたらそのまんまだった。
はい、富士塚の頂上。え?倒れてない?
いや、倒れてるね、これ。もう戻せないのかな。無理だろうなー。いつ倒れたんだろう。
手前に倒れたっぽいな。Googleマップの2020年の写真ではきちんと根元に立っているから、何かの拍子に倒れたのかなと。
仕方ないと降りつつ見たのは、小天狗?なんだろう?
塚を降りて右側に石碑。真ん中は小御嶽・・・と彫られている。
右は大天狗?なんだ?
転んだ時の足をいててと言いながら、再度iPhoneのポートレイトモードで撮ったら不思議な写真が撮れた。AIのボケ?滲んでハロみたいなのが出てる?オールドレンズみたーい。
これってゆず?いやなんだろう?みかん?んー
ふと道端で見つけた、タービン!?ターボの形してない?なんかおおって思った。
陽が沈む。寒い〜、帰ろう〜
とりあえず、M10-PとSummaron 3.5cm f3.5でも撮ったので続く