α7とNIKKOR-S Auto 50mm f1.4にNIKON Soft2フィルターをつけて結縁寺を撮ってみた。
本当は真っ黄色の銀杏の葉っぱを撮るつもりだった・・・。
NIKON Soft2 フィルターはニコン純正のソフトフィルターで、Soft1とSoft2があった。あったと書いたのは、エコガラスの関係で今は1,2ではなく、NIKON NEW ソフトフォーカスフィルターとして販売されているから。
Soft1と2では2の方が効き目が強い。そしてニューソフトフォーカスフィルターはおおよそ1ぐらいのようだ。
まずフィルター無しでf4。すっきり。
はい、フィルターあり。すごくボケボケではないが、効果は出てる。
開放だったかも。このレンズ自体、開放で滲むのでEVFの拡大使っても見づらいが解像はしているので助かる。
紅葉をモノクロ、ソフトフィルターで。ハイライトがいいよなー。
古いレンズだけに余計にモノクロの方が合う感じもする。
ちょっと狙ってハイキーで。そうかソフトフィルター、レンズってハイキーの方が相性いいのかな?
モノクロアンダー気味だとおどろおどろしくなるな。
あー、これはいいね、ハマった。南天の実に当たっている光がいい感じに滲んだ。
ただ、ボケはソフトレンズのようなボケにはならないんだなと。
ソフトフィルタープラス開放で滲むレンズ。ドリーミー。
これもフィルターのおかげか複雑な感じになった。
こういうの好きだね。-1ぐらい補正して撮るやつ。
すごいな、ハイライトのところ。葉っぱも滲んじゃってるし。
これは結構レンズの性能の加味されていると思う。開放で滲む、さらにソフトフィルターで滲む感じ。
プラス一段露出をかけてみたら、やっぱりハイキーの方がドリーミーになって相性がいいのかもしれない。
でも、これはこれでいいかもね〜。
これもハイキー気味に撮った方が好みだった。
紅葉が燃えちゃってる。
アンダーなところでも、意図的に少しプラス補正した方が、このフィルターにはいいのかもしれないと思った・
こういう感じね。
こういうところは輝度差があるのであえてアンダーでも面白いなと。逆に映える。
いい感じに紅葉が燃えた。
これなんかオーバーでちょうどよかった。
銀杏の紅葉を利用してソフトフィルターを生かす感じ?
いやー、いいね。ポートレイト撮りたくなるわ。
こういうハイライトの滲みもモノクロ映えする。
きらっ、きらっしてるな。
これは少し抑え気味に。
東山魁夷っぽい?千葉だしな!
光は爆発だ!
さて、NIKON純正のSoft 2フィルター。当時は52mmしかなかったのかな?
久々に使ってみて思ったのは、まぁまぁ面白かった。でもやっぱりソフトフォーカスレンズ使ってみたいと思った。
ソフトフォーカスレンズだと絞り値で変化があるが、このソフトフォーカスフィルターは震度が変わるだけでソフト量の変化はない。
ライカだとThambar 9cm f2.2があるし、ペンタックスに85mm f2.2の2枚玉というソフトフォーカスレンズもある。
一度は使ってみたい、Thambar 9cm f2.2だなー。復刻版でも発売されたけれど、オリジナルで使ってみたい。
しかし、お値段がかなり張る。50万ぐらいするか?
その数十万をソフトフォーカスレンズに払えるかというと、ノーなんだよ。使ってみたい気がするという感じで、常用レンズにはならない。特別感がありすぎる。ノクチの方がまだ使うかもしれないという感じではある。
あと、今回使ったレンズ自体、開放では滲み傾向だったので使ってみて開放では滲むなーという感覚がそっくり。
どの辺の絞り値で撮るかが問題になるのかなと。
これが新しいレンズとかになると、開放からビシビシ写るのでどういう使い方になるのかと。これまた悩ましい。
ソフトフォーカスレンズ、フィルターは一発、飛び道具としてポートレイトに使うとかならわかるかもしれない。
後、モノクロの方が扱いやすい気もした。
時と場所を選ぶフィルターレンズなんだろうなと思った。
現行のニューソフトフォーカスフィルターは他のサイズもある。ソフト量は以前のSoft 1ぐらいとのこと。お試しで一枚どう?
過去にフィルムで使った時の記事