修理を終えたM2を持って船橋市の神社巡りをしてきた。
レンズはまだフィルムで撮ったことのなかった、Topcor-S 5cm f2の中期。
フィルムはILFORD FP4+
うん、まぁ修理って「シャッター幕を焼いちゃった」んだよね。
この時ね。
で、修理に出して1ヶ月で戻ってきた。幕交換を含む、OH。
戻ってきたM2を触ると快調快調。試しに1本撮る必要もあるので持っていった。
八千代市の「二式複座戦闘機キ-45屠龍墜落の地」へ行った後に、船橋市の「車方」という地名にある「車方神明神社」へ向かった。
車方の読みは「クルマガタ」そのまんまだった。由来が気になる地名だな。
「法井寺」のそばにある。階段がお出迎え。いきなり雰囲気抜群でワクワクした。
階段を登っていくと鳥居と拝殿が見えてきた。おおっと思わず声が出た。
とても大きい神社ではないが、雰囲気は静かでとても良い。参拝者は誰もいなかった。
西陽が差し込んだ足元には苔とどんぐり。
拝殿への階段も良い。
階段を登っていくと倒れてしまった常夜灯。
「常」の文字でわかった。
左の常夜灯は一部崩壊し、傾いているものの健在。
文政年間(1818年から1830年)のものだった。文政は13年までなので見た感じ6年か?
1824年。あ、200年前だ。六「未」?六「夫」?なんだ?「年」か?七の文字も見える。7月?うーむ。
本宮?
拝殿側から振り返って鳥居を見る。かっこいい・・・。
拝殿向かって左側に細い道があった。
小さな石祠が見える。
ひっそり佇む稲荷神社。
稲荷神社側から見た、拝殿。これまた雰囲気が良い。
さらに左側を向くと摂社があった。
子安観音だった。
文化年代(1804〜1818年)のものだった。先ほどの常夜灯より古い。文化七年とあるので1810年。ナポレオンとかの時代だ。
隣には二つ社があったが、一つは何もない。
もう一つは天満宮だった。
全体の様子。鬱蒼としているが落ち葉で覆われていて、これは好きな雰囲気。
南天の実が赤く色づいていた。すごいね、この写り。
道祖神の石祠が近くにあるようなので歩いて向かってみた。