NIKKOR-T 10.5cm f4 Fマウントだ。やっと買った。まぁいっちょ試してみようかと。
トリプレットレンズにすごく惹かれるものがあるのだ。最小枚数というのにロマンを感じる。
レンズ枚数を増やせばそれは高性能になるのだろうけれど、少ないレンズでどれだけ性能を引き出せるのかという、設計者、メーカーの努力とかが気になる。
こちらも必見だな。
重さ |
277g(実測) |
フィルター径 |
34.5mm |
焦点距離 |
105mm |
開放値 |
f4~f22 |
最短撮影距離 |
0.8m |
マウント |
NIKON Fマウント |
フード |
純正専用フード |
レンズ構成 |
3群3枚 |
絞り羽根 |
9枚 |
発売 |
1960年 |
いわゆる、3枚玉。トリプレット。別名「マウンテンニッコール」。これはマウンテンエルマー10.5cm f6.3からだろうね。
Sマウントもある。もともとはSマウントだったか。
Sマウントは4409本
http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/serialno.html#RF_Tele
Fマウントは5908本
http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/serialno.html#105
結構コンパクトでいいよ。
キャップ、フードもセットじゃないと後で探すと高い。
あとフィルターな!34.5mmの純正。これも本当はセットで欲しかった。
レンズ買ってから探しているが、レンズより高くなってしまうので困ってる。
コーティングは紫、青でこの時代のニッコールに多いタイプかな。シリアルは"406357"だ。
前期はmとftのW表記。後期はmかftのみ。
LENS MADE IN JAPANの刻印。
最短は80cm。Sマウントは1.2mだった!これは大きいと思う。
ちょっとした曲者の?プリセット絞り。オート絞りの前だ。
4の下のリングを下げながら任意の絞り値まで回す。そして、ピントを合わせる(開放状態)。
撮影時に白い点のあるリングを上のリングのところまで回すと止まる。するとその絞り値に絞り込まれて、撮影するというもの。
忘れるとずっと開放。
9枚絞り。
NIKON Fに装着。長い、細い、軽い。ちょっとトリプレットエルマーっぽさあるな。
まぁ、不恰好かなと。それでもこのレンズの魅力はトリプレットにある。
f4でピント合わせが辛いかと思ったらそうでもない。特に問題ない感じ。
フードとキャップは逆付けできるのでコンパクトになる。
さて写りの方は?試写してきたので次の記事で。
なんだか、トリプレットレンズに惹かれるものがある。
去年買った、TRINOL ANASTIGMAT 105mm f3.5もトリプレットレンズ。
今回も105mmを買ってしまった。
次はTriotar 8.5cm f4にするか!旧コンタックスマウント・・・。
これを使ってだな・・・。
50mmのトリプレットも欲しいんだよな。
いいレンズだ