BRONICA S2とNIKON Dfを持って白井市の天神社(天満宮)と厳島神社へ行ってきた

BRONICA S2とNIKON Dfを持って白井市の天神社と厳島神社へ行ってきた。天神社とその周辺は特に良かった。

Bronica S2にはNIKKOR-H 5cm f3.5とモノクロフィルムのILFORD HP5+。

Bronica S2

開放値f3.5だとISO400あるとありがたい。

NIKON DfにはNIKKOR-S Auto 50mm f1.4で。

古くならないカメラって感じ。

開放の写りが好き。

目次

ランチはOVENで

ランチは鎌ヶ谷市にある「OVEN」で。ここのオーブン料理が大変おいしかった。コーヒーもハンドドリップでしっかりした味でかなり良かった。

鎌ヶ谷市から白井市、印西市はほんと変わって行ってる。

天神社

天神社へ到着したのは午後2時過ぎていたか。着くや否や、ここは!?素晴らしいのでは!?と思えた。

鳥居には「天満宮」と彫ってある。天神社=天満宮なのか?あ!天満宮なら道真さん!?

あれー!?

住所は千葉県白井市河原子274。かわらしって読むんだろうか?"かわらご"だった。

これ、頭文字が読めないとナビに入れられないよね。

周辺は誰もいない。時々車が通る程度。

場所としては神々廻地域。これで"ししば"と読むのであった。これでかがりさんという名前の方もいるとか。

神々廻の地名の由来の説としては江戸時代将軍の鹿馬、鹿狩りの場所から来ているという説もあるとか。でもなぜ神なのかとか。

他に白井市には「根」、「復」、「木」という地名もある。多分江戸時代からの開拓とかと関係があるのかなとか。

印西の草深(そうぶけ)の森の中にも江戸時代の開拓の碑があったりするし。

aremo-koremo.hatenablog.com

もう35mmか50mmしか使ってないな。というか、持ってないんだよ・・・。もうないんだよ。

この石段いいだろ〜。鳥居右側には石碑が多くあって、なんと「大東亜戦争」の記念碑があった。昭和十七年四月二十五日竣工と彫ってあった。80年前。1942年。バルナックIIIcの時代か。

開戦の翌年。その頃にはここに住民がいたという。周囲を見渡すとにわかに信じられんが、江戸時代にはいたはずなんだよな。

 

1歩境内に足を踏み入れるとこんな雰囲気。素晴らしい。シーンとしているかと思えば、時々鳥の囀りが聞こえる。キジだったりして。

奥の方に拝殿が見える。ワクワクするぞ。冬に来て良かったかも。

拝殿が見えてきた。予想以上に背が高い。なんでだ?

狛犬と拝殿。拝殿は屋根がつけられていた。つまり風雨避けかと。そこまで手入れされているとはすごいと思った。

この雰囲気。いい。

三山信仰の石碑。江戸時代の頃からのもあった。

これなんか古そう。

拝殿。素晴らしい。紙垂もきちんとある方だと思う。

この彫刻。誰が彫ったんだろうか。カラーだ。

この立体的な彫り物もすごい。なかなか見られないんじゃないか?

左右の彫刻も素晴らしいのだ。

背面の彫刻。これは誰なんだろうか。すごいな。あ!菅原道真か!?でも牛がいないぞ?

拝殿から鳥居を見る。いい雰囲気だー。

ついフィルムの枚数が進んでしまう。

鳥居にあった紙垂をポートレイトモードで撮ってみた。

エモいだろ?なぁ?

神社入り口にあった庚申塔。青面金剛像か。覚えたぞ。あれ?これって何に乗っかってるの?

下に三猿、お立ち台になってるのも猿?あれ?

あれ?これよく見ると手を合わせてないな?これも青面金剛像でいいのか?

明和元年十一月、1764年。258年前。ここに人がいたんだなー!

ここにブロニカがいたんだなー!ポートレイトモードすごい。

鎮守の森の中で紅葉している葉っぱを撮ってみた。ボケがすごいな。

これはゴンズイ。

天神社の摂社

周辺を散策して戻ってきて奥の方に何かあることに気づいた。

道路側に回り込んだら入り口らしきものがあったので登ってみた。

振り返るとこんな感じ。ここだけ異世界。

地面いっぱいの紅葉。光っている感じだった。

三峯神社があった。そして寄り添うような木。

さらに木の脇にも。浅間神社だった。なんともこの地域の信心深さというか。すごいな。

さらに奥には古峰神社。古峰神社って調べると栃木県の古峰神社が出てきて、天狗の話も出てきた。古峰信仰というのもあるのか!知らなかった。

この"中講"ってなんの講なんだろう?とおもったら"講中"だった!信仰する仲間たちという意味だった。知らなかった。

道路側には庚申塔。

神社に墓石

さらに小さな階段を登ると、何か石碑のようなものがいっぱいある。

これらは?一体?

社のそばにいっぱい。

これは?上に梵字が彫ってあるよね?仏教?横のは転がって放置されてる。

なんとお墓だった。墓石。戒名が彫ってあるものがあった。

これは法師なのでお坊さん?

信女とか信士という戒名が多かった。

戒名は院、居士(こじ)と言うのもあるか。そして信士(しんし)、信女(しんにょ)か。あー祖父、祖母の戒名覚えてないな。父はどれもついてないな。だって死んでからお願いしたんだもん。戒名もお値段次第よね。

死んでも金かかるのかよ。

いや、三途の川の駄賃ぐらいは渡すけれどさー。奪衣婆に襲われないように。ライカ持たせるか?奪衣婆どころか閻魔様も喜ぶかもしれんぞ。

なんか父が死んでから、死ぬということは悲しいが、その後の供養とかについてはなんか覚めた目で見ている自分がいる。

しかし・・・なんで神社に墓石が?

他には馬頭観音。

三界萬霊?

欲界(淫欲・貪欲の世界)、色界(淫欲・貪欲から離れた生き物の世界)、無色界(びっしつを超越した精神だけの世界)の三つ世界を指し、生まれ死ぬこの世のすべての生き物の霊をこの塔に宿していると。

なんだか万能の霊塔みたいな。なんでもござれだ。

この傾きがいい味出してると思ってよくみたら根っこに押されているんだ。木も三界萬霊だな。

さっきの三峯神社。隙間から。

さて一通り見て陽も暮れそう何なったので、近くの厳島神社へ。

厳島神社

ここも神々廻にある。神々廻市民の森の入り口あたり。弁天池とともにある。

お、雰囲気いいんじゃない?

鳥居をくぐると、先ほどの天神社と同じように祠が囲われていた。

祠自体は古そうだ。

結構最近にこの屋根とかをつけたのだろうか。無機質なパイプに囲まれている感じ。

後ろが弁天池。1人カメラを三脚に立てて何かを狙っている方がいた。カメラを水面に向けていたのだが・・・。

弁天池を渡って、階段を上がるとこの先に「神々廻市民の森」がありそうな感じ。が、かなり陽も傾いてきたのでまた今度ということにした。

短時間の神々廻周辺だったが大変面白かった。もう一度来たい。

白井市、印西市は面白いなー。

こちらではNIKON Dfでパチパチと撮ってみた。

ちょっと重いけれど楽しい。

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