目白にある、自由学園明日館へ行って来た。
ここは過去に何度も訪れたことがありとても好きなところ。ロケ地としても有名なのでみたことがあるかもしれない。最近だと、桑田佳祐の「君への手紙」のショートバージョンのPVでも使われた。
ここでお茶をするといい雰囲気。
1921年に建てられた学校
朝の光。こんなところで朝食を摂ってみたい。
窓からの採光も良く、さらに格子のデザインの良さが目を引く。
午前中だったので光がとても綺麗だった。同じ傾き加減でも朝と夕方では全く質が違う。朝は澄んでいて、夕方は柔らかい。
何枚も撮ってしまう。
柔らかい光を古いレンズで拾うのが好き。
先ほどのPVのホール。今は喫茶店として使われている。見学料は喫茶利用込みで600円。なしで400円なら喫茶込みをお勧め。貸切などで見学ができない時もあるので事前に調べておいた方がいい。
ドアの隙間から光が差し込む。元々は校舎として建てられたのだけれど、フランク・ロイドライトの設計は現代でも相当洗練されている。
教室に使われていた部屋も公開されていてゆっくり見ることもできる。
ショップ近くにあった植物。ショップでは様々なものが販売されている。クッキーなどは人気のようで品切れだった。
工事中の講堂のそばにあった柏の葉アジサイ。 妖艶な色に紅葉していた。
この日のカメラとレンズ。バルナックライカのDIIIとSummar 5cm f2にRPX400で。でかいフードがカッコ悪いと思いながら、フードを付けてはえへへとニヤついている。レンズの設計などから1930年代当時はこんな大げさなフードが必要ということだったのだろう。ノンコートのレンズなのでこんなフードをしていても逆光などではフレアが強く出る。それをコントロールできると楽しい。ズマールは少し絞るとほどよくなるように感じる。f2.8~f4が美味しいかな。
現在の自由学園は東久留米にある。
明日館の隣に立っている講堂もとても雰囲気があるのだけれど、29年7月まで修繕工事中。
目白駅からも行けるし、池袋駅から散策しながら目白駅に向かう途中にお茶するのもいいと思う。
過去に訪れた時の記事。
売店では積み木も売っていた。
桜の季節はとてもいいと思う。
少し柔らかめのフィルムかな。
気になる一冊。エイ出版頑張れ!