ハーフサイズカメラは物語り

PEN SがOHから帰ってきたので早速持ち出して撮ってみた。フィルムは業務用フィルム100。先日、新宿寄ったついでにキタムラで3本ほど買ってきた。

バラで売っていないからかなり探した。1本、184円!店員さん、「まだこの値段で頑張ります!」と言っていた。

松戸にある、21世紀の森と公園へ。

21世紀の森と広場|松戸市

21世紀って、そう、あの梨の21世紀梨の生まれたところ・・・と思ったら、20世紀梨か!

ナシ - Wikipedia

ちなみに松戸市には「二十世紀ヶ丘」という地名がある。もちろん梨から。もう、ここではほとんど作られていないとか・・・。

二十世紀が丘 - Wikipedia

21世紀の森と公園

この公園は驚くほど広かった。とても一日では十分に回りきれないほどだった。天気はド・ピーカンですごく暑く、ISO100だと露出はf11の1/250。(PENは1/250が最速シャッタースピード)PENの撮り方としては絞ってパン!だと思うのでf16で1/125でもよかったけれど、風があったので動きをなんとか止めるために1/250にした。

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あ!いきなり絞り設定を忘れた!f2.8の開放、1/250で撮ってしまった。

フォトショップでなんとか、真っ白から見えるぐらいまで・・・。

まぁ、この日は暑いって感じがでて・・・いいじゃん・・・。

管理・清掃されていた方々も熱中症対策に休憩を取っていた。ほんとこの日は暑かったので、どんどん休んでほしい。

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公園を進んでいくと出てきたのがこんな風景。左は蕎麦の花。右はポピー。どちらも満開だった。ポピーも最近はオレンジとかあんまり見なくなったな。赤が多い。しかし、この業務用フィルムいいな。きめ細かくて好き。

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思わず、連写。最短ピント60cmに挑戦。f8ぐらいに絞っているから外すことは無いと思ったが、なんとか合っていて良かった。

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こじんまりとしたポピー畑だったけれど、撮りやすい、撮りたくなる。

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ポピーの隣には小川。原風景という感じ。子供たちが川に覗き込んで何かを取っていた。

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緑がいっぱい。ちょうどいい季節かなと思ったけれど、暑い!最近、春から夏になるのが短い気がする。秋から冬も短いような。

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奥へ、奥へ。やっと日陰が。緑の紅葉。木陰。左は開放でおおよそ2mを撮ってみた。ピントピッタリ。

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少しづつアジサイも咲いてきていた。こんな広いところを歩いてきたのか。戻れるのか?

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運動をされている人も多かった。暑さのあまり、日陰に逃げたくなる。

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濃厚な緑と降り注ぐ緑色の光。過ごすやすいかと思ったら・・・湿度が高いので空気がまとわりついてくる。

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涼しいことは涼しいのだが、蒸し暑くて汗が止まらない。

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どうやら、私は日陰が好きなようで。この辺りでいっぱい撮ってる。

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木々は光の方に伸びている。写真が傾いているのかと思った。

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公園全体の1/3ほど回って戻ってきた。

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夕方4時半頃。のんびりと過ごされている方も多くいた。このあと、薬草園も回ったが全てを見るには半日では全然足りない。公園全体の半分も回れなかったのでもう一度行きたい。

冬だとすでに暗くなる時間だけれど、閉園時間に近い、5時頃になっても陽が高くて、暑い!水分補給必須。

カラーネガならデジタルカメラとほぼ変わらないスピード

PENで撮ったフィルムは、帰り道に見つけた、キタムラへ現像に出したら、30分で出来ると言われたので、コーヒーを飲んで待ち、フィルムを受け取って、(現像代は650円ぐらいだったかな。)帰宅後、スキャンする。ほぼデジタルと変わらないスピード。

私はデジタルでもよっぽどのことが無い限り、その場で確認しないので、このスピードはデジタルとほぼ同じ。

ハーフサイズカメラなら、メモ代わりに撮るのにはすごく向いているように思う。

そのあと、少しレタッチしてこんな風にアップできる。この中でいいなと思えるものがあったらプリントをお願いしてみようかと思っている。

24枚撮りのフィルムでおおよそ50枚撮れる。デジタルとは違うけれど、十分な枚数。

これが36枚撮りになると72枚になるが、果たして一日で撮りきれるかどうか。

それでもポジだとすでに24枚撮りが無いので必然的に72枚になるが。

ハーフサイズカメラは物語り

ハーフサイズカメラの真ん中の線はプリントでしか見られなかった時代にはわからなかったものだと思うけれど、スキャンしてこの黒い線を挟んで2枚のコマを見ていると、「物語」だなぁと思う。

どこに行って、どんな風に感じたか伝えやすい、伝わりやすいと思う。撮ったネガのコンタクトを見るのに近いのかもしれない。

PENで一日、一枚、日常を撮り続けるのも面白いかなと思った。

しかし、一度装填すると72日間そのカメラはそれ以外に使えないのか。写ルンですで一ヶ月というのもいいか?

OHから戻ってきて

PENがOHから戻ってきて、一番驚いたのはファインダー。こんなにすっきりくっきりしているのか!と声をあげた。

早くOHに出せばよかった。

肝心の写りも全く問題なく、よりきれいになったように感じるぐらい。

操作感も滑らかでクリックした感じも節度があって満足。撮る気にさせる。

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フィルム装填の練習も兼ねて、コンタックス1とゾナー5cm f1,5も持って行った。

こちらは撮りきれず。フードはライカの12504フードを利用してシリーズ7のフィルターをかましている。

このフードをはめてみたら奇跡的にひっかっかったという。純正でも無色が無いそうで・・・。

FUJIFILM フジフイルム 業務用フィルム ISO100 24枚 (10本セット)

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現像されたネガを見たらフジの100とこの業務用100が同じものだった。ならばこっちのほうがいい。10本セット、PEN用に買ってしまおうか。

PENのおかげでどんどんデジタルの出番が減りそうだ。

気合い入れて72枚!

楽しいよ、ハーフサイズカメラ。今は露出計入りのリコーオートハーフとかどうなの?って思ってる。かわいいよね。

120%オートハーフを楽しむ本 : RICOH AUTO HALF (エイ文庫)

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