モノクロプリントをしてたら誤解された

突然思い立ってモノクロプリントをやった。

MONOQLO (モノクロ) 2015年 01月号 [雑誌]

MONOQLO (モノクロ) 2015年 01月号 [雑誌]

 

 モノクロベストバイオブザイヤー。

 出会いは突然に

のそのそとのんびりペースで片付けてテーブルを出して、引き伸ばし機、バットなどを用意し、

プリントしたいネガをセレクトする。探しずらい。

あー、コンタクト作っておけばよかった。

で、目標3コマを2時間で。バライタ、キャビネで。

それ以上はいくらやっても終わらないので時間を決めている。

いつだったか、22時から朝の5時までプリントしてたこともあったっけ。

趣味だからキリがないんだよね。ほんと。

で、シャッターも閉めて部屋を暗くする。

赤ランプ=セイフティライトをつける。

ぼうっと、部屋が赤色になる。

何もつけずにしずかーな部屋で一人引き伸ばし機と向かい合う。

ゆらゆらとバットの中に印画紙を入れてプリントしていると、

すうっと画像が浮かんでくる。

たまらない。

このために写真撮っていると言っても過言ではないとさえ思う。

順調に進んでネガを見れば大体何秒かなとかおおよそ見当がつくようになった。

プリントはほんと経験だなと思う。

で、最後のコマの本当に最後のプリント中に、

ピンポーン。

インターフォンの画面見ると郵便局の人。

あ、そうかフィルム現像用品を買ったんだ。

はいはい。

ガチャと開けて迎えると、私の姿を見てえ?って顔してた。

あ。

室内真っ暗。というかぼうっと赤いライトが遠くに見える。

しかも服装は汚れてもいいような汚い服。

薬品で"赤茶けたシミ"も付いている。

し、しまった。

"バラバラ殺人でもしている"のかと思われてる!?

郵便:これ・・・で・・・す。

私:は・・い・・・。シャチハタを押す。

じゃ!とすぐに踵を返して立ち去ろうとする。

え?待って!誤解だ、誤解なんだ。

ボク、誰も殺してないから。

いやややややぁぁぁあと叫びながら郵便局の人が逃げていった。

というわけないが、立ち去る足取りは速かった。

笑顔も引きつってた。

まぁね、昼間からシャッター下ろして何してんだって思ったろうな。

いいじゃんね、買ったのはフィルム現像薬品なんだから。

関係ないか・・・。

あの人とまた会うのかな・・・。

出会いは突然すぎる。

今回、プリントしたコマ。

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モノクロの桜

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笠森観音の切り通し

aremo-koremo.hatenablog.com

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このレンズは焼いたことがなかったので試しに。

どれか飾れるようなものができるかな。

乾燥中。

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プリント楽しい〜!