先週に引き続き、野鳥を見に行ってきた。
また、アレモコレモ野鳥を見てきた。
今回はラムサール条約に登録されている谷津干潟へ。
正式題名は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(英:Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)
昼食後のこと
出発したのがのんびりだったので外で昼食。
お店を出るとき私の眼の前に、足元が不自由で杖をついている初老の男性と同じ歳ぐらいの奥様らしき人がいた。
ちょうどタイミングが一緒になり、私の前で懸命に早く歩こうとしているのだけれど、
なかなか足が進まない。奥様はあえて手を貸していない感じ。
ご夫婦がこちらに気づいた時、ご主人は「ああ、すみません」と端に寄ろうとするのだけれど、それもままならない感じ。
私は「いえいえ、ごゆっくり、お怪我のないようにしてください」と伝えた。
ご夫婦、特にご主人は「すんません、すんません」と恐縮していた。
その時の私は「いえいえ、本当にごゆっくりどうぞ、どうぞ。」と答えるのが精一杯だった。
本当に悩んだ。「大変ですね」と言うのは失礼だと思った。誰でもなりうることだと思うから。
奥様は手を貸そうとしていなかったのとご主人も自尊心の高そうな方だったので、手を貸す必要はないかなと判断していたが、私に気づいた時にお二人がどういう反応をして、その反応に対して私はどういう風に声をかけるべきかということ。
その後、ゆっくりと追い越して、振り返るとさらにゆっくりとご夫婦は歩いていた。
何が正解だったんだろう。今でも考えている。
のんびりと干潟へ
そんな昼食後、谷津干潟に到着。
早速、観察センターに向かう。入場料を支払って一階の観察フロアへ。望遠鏡がずらり。地下のも含めて合計20本はあったんじゃないか?
FOVEONほんと良く写るなー。5万切ってこの写り。デジイチ買うよりいいよ!
双眼鏡も無料で貸し出し。Kowa製の望遠鏡と双眼鏡だった。東京港野鳥公園はニコン製だったな。
望遠鏡で早速覗いてみる。おお、すごいよく見える!!対岸まで数キロあるが対岸も見える!!こりゃ驚いた。1kmは先にいるであろう、カワウの目も見える!
私はこの日のために、実家から持ってきた、父の双眼鏡を取り出す。どん!
戦闘モード。作戦会議系。
シュワちゃんのコマンドーか!と自分で突っ込んでみる。これを覗いている姿はさながら前線の司令官。
私これでも物欲戦線の最前線で戦ってますから!!
さて、これで見てみる。あれ?少しクモってる?コントラストが低いね。
置いてある、Kowa製の双眼鏡を覗いてみる。
!!
なんじゃこりゃー。みやすい。うう、隔世の感を感じる。コーティングとか違うんだろうな。それに小さい、軽い。ちょっと欲しい。
ま、父の双眼鏡は形見だし、これはこれで使うか。
野鳥はサギ、マガモ、カワウ・・・他いっぱい。情けない・・・。でもやっぱりかなり楽しめた。外周も歩けるので出てみる。
スタート位置から。
向こうの端まで行けてさらにぐるっと一周回れるのでした。果てしない。
歩いていると目の前にサギやらカモやらいっぱい。
ところどころに観察小屋見たいのなのがあって覗ける。
熱心な人。
散歩している人、ウォーキング、ランニングしている人様々だった。
夕陽。
以前、室内スキー場のSSAWS("S"pring,"S"ummer,"A"utum,"W"inter,"S"kiって知ってた?)があった方角。
考えているかどうかわからない葦。
陽が落ちるのが早くなった。冬も目の前。この日はフィルムでも一本撮った。現像がちょっと楽しみな撮影だった。
足元には秋。秋も終わりに近づいている。
モミジバフウ。可愛い実が付いている。
足元の紅。
暗くなったから帰りましょー。
2週に渡ってお届けしました野鳥の会、いかがでしたでしょうか。あなたの入会を待っております。
望遠レンズ・・・。
双眼鏡・・・
欲しい・・・。
カメラ、レンズ、双眼鏡・・・本当にアレモコレモだな・・・。
200mmぐらいのレンズでいいんだろうか。nikkor 200mm f4なら3000円ぐらいで売っているから探してみるかな?
これもおもしろうそうだよなー。