私が写真を趣味にし始めた時は本当に寄ってた。マクロが楽しくて楽しくて。GRDの1cmマクロ。寄りまくり。でもすぐに行き詰まった。
近寄るでない!
段々撮れなくなる
こんなに寄れるのかと、
今じゃ考えられないものばかり撮ってた。
多分1~2ヶ月ぐらいでなんか撮るものがなくなって行き詰まってきた。
ついつい寄って行っては、
こんなのばっかり。懐かしい。
で、つまんないなーって思っていた頃、「引けよ、寄り過ぎ」って指摘された。ガーンってなった。
他人から指摘されると自分でも分かっていることだけに衝撃。ああ、そうかと思った。ストンと腑に落ちた。
マクロ禁止令
で、探すんですよ、寄らずに撮るものを。でもGRDというカメラ28mmで全然撮れないんですよ。撮ってもなんだ?この写真って。見た感じと全然違うって。
それでも撮れないから機材を変える
そこでカメラを変えればいいんだって勘違いしたわけです。Nikon FM3aと45mm f2.8。
フィルムですよ。なぜか。
父の形見のPENTAX ME Superもあったけれど買った。最後の在庫品だからという言い訳で新品で買ってしまった。わけわかんないですよ。フィルム写真なんて。
で、一眼レフ。これでもやっぱり最短40cmとかなのね。
普通に。寄れちゃう。少しは引くようになったけれど寄って行っちゃう。
プラナー50mm1.4が出たのね。もうねすぐに飛びついたね。
Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ブラック ZF.2 (ニコンCPU内蔵マウント対応)PLANART1.4/50BKZF2
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で、開放バカと最短バカが合わさるとこんな感じ。
ひどい。
多分、ISO100でf1.4、最短45cm付近。FM3aは高性能で1/4000なんて切れるから、積極的に開放。結果がこれ。
また行き詰まるのね。適切な絞りと距離感さえつかめれば良かったのに、これは一眼レフがいけないと決めつけるのね。
結果、ライカ。
なんで?
いやツァイスイコンを買いに行ったらたまたま棚に置いてあったの。中古のM6が新品のツァイスイコンと同じ値段だったのね。
買っちゃった。
でもズミクロン50mmと合わせたら大変な値段になった。レンズの方が高いという。落とし穴。
ニコン関係すべて売っぱらった。勿体無かったなー。プラナー。最近ニコンFを買っちゃったんだけど。
ライカで撮り始めたら
最短70cmなのね。下手すると1m。寄れなくなった。
だから引いて撮るしかない。
しかもシャッタースピードが1/1000までしかないから、日中開放も無理。絞ることを覚えた。
そしたら楽しくなっちゃって。その後は「あのレンズはどうなの」とか。
しっかりはまって、そしてライカから引けなくなった・・・。
ライカ危険。
一歩引いてみるのもいいかもよ?