PENTAX6x7とSMC Takumar 105mm f2.4で撮ってきた。
逆光が神々しいな。どうだ。俺のでかいだろ?
フィルムは以前アメリカのB&Hから買ったHP5+。
日本で買うより半額ぐらいになった。
現像は自家現像でLPLタンクでT-MAX液1:4 20度 6:30 最初の60秒を6回連続撹拌の後、60秒ごとに6回撹拌した。
液体は楽チンだ。
現像したネガを見てびっくり。すごい・・・。
スキャンしてからLightroomに取り込んでフラットにしてから自動調整してPhotoshopでさらに微調整とサイズ変更。
とてつもない立体感に驚いた
f8ぐらいだったと思う。いきなり1枚目からこの立体感に驚いた。
ネガを見てもすんごいシャープでコントラストも高いし解像感もすごい。
これもf5.6ぐらい。このネガもすごいくっきり写っていた。
f8の1/1000で。この距離感でもこのボケ。
f4ぐらい。なんていうの?この木の皮の「メリメリ感」がすごい。
前ボケも穏やかかなぁと思うけれど、それもピントがいいからボケも引き立つ。
透明な水の感じがモノクロでも出ている。
f2.8ぐらいだったかな。かなり日差しが強い日だったので少しフレアが出ている。
まぁ、これぐらい写れば充分。
f8ぐらい。雪柳が満開だった。ホワホワじゃなくてくっきり。
こういう被写体はレンジファインダー泣かせだけれど一眼レフならバッチリ。
なんとか開放で撮りたくて雪柳の中にカメラを突っ込んで見る。
うっすいピントだった。ボケもそんなに回らない。
90mm f2.8は回るらしい・・・欲しい・・・。
水辺が好き。少しでも暗がりに入りたい。
ポジフィルムでも撮ってみたいと思わせる感じ。
冬の西日。かったーい光。充分シャープで不満が見当たらない。
中判67は10枚撮りだけれど撮りやすくてあっという間だった
中判67は10枚撮りだがあっという間だった。
これはバケペンの使い勝手の良さが出たんだと思う。
「撮りたくなる」カメラだった。
重さもあるが操作性はいい。大きめの一眼レフカメラと思っていい。
重すぎて持てないということはない。
撮ってみての感想
届いてから早速撮りに行ったのだが、ファーストインプレッションは首がいてー。
重さは2kg越えということで覚悟していたのでそれほど気にならないのだが、ストラップが重さの割に細いので首に食い込むのだ。これは盲点だった。
ちょっとこれは太めのストラップを買おうと思っている。
ペンタックス純正でいい。
純正は645Dのしかないか。
この金具がないとダメなのよね。
まさか新品で売っているとは!
これ一個ずつのようだから一対の場合、二個買わないといけないみたいだ。
あとは中古で「ペンタックス純正67/645 ワイドストラップ」を買うかどうか。
ファインダーを覗いた感想
すっとのぞいてピントを合わせていくと、おおっ!ゾクゾクする!ピントを送っていくとぐわっと被写体が浮かび上がってくるのだ。
これは同じ一眼レフでも35mmフィルム一眼レフとは全く違う。
さすが67中判一眼レフ。すばらしい!フォーマットのデカさは偉大だ。
さすが5.55x7cm、2.4x3.6cmとは端から勝負にならんね。
フォーマットの違い。普通のフィルムが真ん中ぐらいなら67はこれぐらいでかい!
くっくっく。圧倒的じゃないか。我が軍は。
6x8、6x9はもっとでかいぞ。大判はもっとでかいのか・・・。欲しい!
少し暗めと言われているファインダーだが実際に撮影してみるとピントがとても合わせやすい。
「ピントの山が見えやすい」という表現を聞くがこういうことなのではないだろうかと。
露出計もばっちり。正確に動いているようだ。露出計も数字じゃなくて追伸式の針なのでアンダーなのかオーバーなのかわかりやすい。
露出とピントを合わせて、シャッターを切ると「バシャン!」と高音と乾いたような音が混ざったようなシャッター音が響く。
耳元で聞いた私は思わず、「か・い・か・ん」と呟く。
気分が高揚してくる。うう、よかった、買ってよかった。
いや、今までなんで買わなかったんだと後悔の念さえ浮かんだ。
ずっしりとした感触とともに持って、ファインダー覗いて、シャッター切っただけで存分に楽しめた。
アラーキーも使っている、このPENTAX67だが、氏も「このシャッター音がいいんだよ」と言っていたことを思い出した。
そうだよなーと感心しながら撮っていたら、あっという間に10枚撮り切ってしまった。
6x9のSuper Ikonta方が8枚撮りなのにもっと時間がかかるぞ。恐るべしPENTAX67。いや、バケペン。
使いやすいから、重さなんかカンケーないね!
そうだ筋トレしよう。筋トレ。スクワット30回x3セット。全ては足腰からだ。
正しいスクワット。
これはスワット。おウチ間違えた・・・。正しくないスワット。