フードは付けた方が画質が良くなる

2018.8.26 更新

デジタル一眼のレンズセットを買えばほとんどのレンズにフードが付いて来る。中古レンズで買うと付いてこない事もあるがフードは必須。

特に古いレンズは無いと悲惨。レンズ性能が上がった今のレンズでもフードは必要、絶対。

フード有りと無し

フードを逆さまにしてレンズに付けている人を見かけるが本当にもったいない。

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ 12-40mm F2.8用 花形レンズフード LH-66
 

レンズフード(ブラック) LH-66

こう言うのが付属で付いて来る。オリンパスは付属で付いて来ない・・・。

フードは無いより有った方が絶対にいい。下の写真はフードの有り無し比較画像。

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SIGMAのDP2で撮ったもの。フード無し。右上からフレアとゴーストが出ている。そのためコントラストが低下している。

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フード有り。先ほど出ていたフレア、ゴーストが消えている。これが普通の写り。

これほどの違いがあるのにフードを付けない理由はゆるふわ写真(ハイキーとは違う)を意図的に撮りたいとき以外見当たらない。

オリンパスはフードをキットレンズでも付けないのは相当コストダウンを迫られているのか、フードの必要性を感じていないのか。(それは信じたくはない。) 

OLYMPUS レンズフード M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II用 LH-40

OLYMPUS レンズフード M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II用 LH-40

 

 

OLYMPUS レンズフード LH-40 互換品 シルバー

OLYMPUS レンズフード LH-40 互換品 シルバー

 

 絶対こっち。純正たけー。

だいたい、フード付けているとかっこいいじゃんね。

フード付けていないとなぜ?と思ってしまう 

室内でもフードは必要。天井からの光、窓からの光は余計な光になる事もある。試しに撮り比べをしてみるといい。

なんか締まらない画質だなと思ったらPhotoshopとかでいじる前にフードを付けてみるべき。

万が一のためのフード

個人的にはグチャッと「潰れる」フードがいい。理由はカメラを落とした時にクッションになるから。硬すぎない、柔らかすぎないもの。

自動車の「クラッシャブルゾーン」みたいな感じ。

私はカメラを落とした事がある。

棚からストラップを引っ掛けて1m程の高さから床に落下させた。 

ゴンって。

こう言う時、スローモーションになるって言うけれど、本当にそうだった。血の気が引くって初めて経験したね。

すぐに拾って見た所、何ともなかったように見えた。しかしレンズに付けてあった金属製のフードが歪んでいた。

レンズから落ちてフードで着地して緩衝剤代わりになった。ボディは問題なかった。

フード付けててよかったと思ったがフード買い直したら高かった・・・。

金属レンズフード(ブラック) LH-48

フードは中古でもいいと思う。中古カメラ屋さんにワゴンどころか、かごに入っている物で100円とかで売っているやつで充分。径が合ってケラレなければいい。 

手をフードの代わりに使う

フードなんかイラネー。格好ワルー。画質なんて気にシネー。それなら要らない。

でもフード無しで画質は良くしたいと言う人はレンズの前を手でかざそう。

それだけで十分遮光できる。フードを付けていてもフレアが出るなーと思ったら手をかざそう。

液晶やファインダーを見ながら手をかざせば写真に手が入り込むのが防げる。フィルムでも一眼レフなら見えるから問題ない。レンジファインダーは注意な。

これだけでも充分。

結論、なんでもいいからフード

 こういうのかっこいい。

MARUMI ラバーレンズフード 55mm 型番 : 910088
 

 ラバーフードは軽くて鞄の中でも邪魔にならない。

私は金属フードが好きだが安いフードで充分。レンズの口径にあえばある程度の深さがあればいい。

プラスチックフードでもいい。ゴムフードでもいい。曲がっていてもいい。

わんぱくでもいい。大きくなれよぉー。はいりはいりふれはいりほー。